僕がいつも描いてる大峠さんというキャラがいまして、その子をイメージして制作したオリジナルジャージがあるのです。そしてそれが以下のサイトで現在予約販売中なのです!(6月30日まで受付中)
https://peraichi.com/landing_pages/view/otoge668
…というここにいらっしゃるリテラシーの高い方にはすでにご存知であろう情報はいいとしてですね、Champion System Japanさんとのやり取りで使用した画像と完成したデザイン画を記録としてアップします。ご興味があるか分からないのですが担当氏に宛てた指示画もあります。
まずはこちらが完成したデザイン画です。イラストレーター(というアプリ)でデザインしたデータをChampion System Japanさんに送るとそれが現地のデザイナーさんに送られて現地のデザイナーさんが清書してくれます…なかなか思ったように清書してくれないんですが。
パネルを横切るパターンやロゴは完璧には合いませんと書かれていますが、出来上がってきたものを見て1~3ミリ程度に収まっていたのは凄いと思いました。前面パネルの絵柄が左右パネルと繋がっていて、さらに肩パネルにも繋がっているので縫製される方はとても気を使うはずです。僕もこんなことは2度としないと思います。
上のデザイン画は今回初めて発注することになった女性用カットのものです。サイドパネルが幅広でウエストが絞られています。夏コミをお楽しみに(伏線)
サコッシュは担当した方にジャージで使用した素材を流用して頂きデザインをお願いしました。というのもジャージの完成までに2ヶ月かかっているのですがその間担当の方と150通を超えるメールのやり取りがありましてものすごく疲弊していたので自分でやる気力が残ってなかったからです…!あの頃の僕はすごいモチベーションで案件に向かっておりました。
次は色指定の指示画です。メインパネルの地の色がK95(95%のブラック)で襟にK85のOの字があります。これは1次受注分で出来てきたジャージを見るとちょっと判別しにくかったので2次受注分はK80に変更しました。(微妙なバージョンアップ)
これから下は初期の指示画です。CMYKで色を指定していますがこれはユニバーサルな規格が無く保証が出来ないとのことでしたので上の図でご覧の通り後にPANTONEで指定することになります。
たぬ耳が文字にかかるの嫌がるマン。
現地のデザイナーさんに頑なに線画を乗算で重ねるのを拒否された結果お送りした画像。乗算だと色が重なる部分の色指定が出来ないから嫌がられたのかなぁ…k100の線画だから他の色と重なっても真っ黒だから良いのに。(…というざっくりした感じでデータを作っています)線画にアンチエイリアスがかかる以上乗算にしないとフリンジが目立ってしまうのですが、厳密にはパス化…少なくとも2値化した方が良いのかもしれません。そうしたら通常モードでも問題無くなるので。
判別しにくいかもしれませんが上下の図でサイドパネルのグラフィックの線画の鮮明度が違うのがお分かりになると思います。
これは僕の誤字。みのお…箕面シティ!
現地のデザイナーさん向けに送った指示図です。どうやっても色指定した色で返ってこなくて苛立ちが感じられます。これは後にイラストレーターの特色の変換方式(LabとCMYK)を相互で違う設定をしていたことが分かり解決しました。
ビブショーツのイラストとピンクのラインの位置関係についての指示画。細かいけど大事なところで、キャラクターのたぬ耳がピンクのラインにかかるのがめっちゃダサい!と思ったのでした。(たぬ耳がラインにかかるの嫌がるマン)今となってはまぁどっちでもええんちゃうみたいな気持ちになっております。
PANTONEと実際の生地に印刷した色も厳密にはすこーし違いました。グレーと茶色系の色合わせは特に難しいみたいですね。ギリギリのタイミングでAPEXの右袖部分とビブショーツのシリコンバンド部のピンクグレーの色を変更して貰いました。これは変更出来て本当に良かった…
なぜかというと当初指定していたPANTONE 7632Cが思ったより肌色に近くて肌との境目になる部分に肌色に近い色が来ると下着っぽいというかすごいカッコ悪いので。彩度を落としたグレーに変更して出来上がりを見るとそれが綺麗だったのでホッとしました。色は大きさや隣り合う色の関係で印象が変わるので完成するまで(さらに言えば着用した姿を見るまで)正確にイメージすることは困難ですね。(服飾の人は凄い!)
結果的にオプションの色校正サービスを利用して正解でした。やはり生地に印刷された色を見ないと分かりませんね…と、だいたいこんな感じでおわりです。
これから夏コミに向けて原稿に入ります。進捗をのっけて行きますのでチェックしてくださいね!