【???】
ここは宇宙に浮かぶ巨大な施設・・
そこに・・全宇宙の王とならんとする野望を秘めた1人の存在がいた・・
その者の名は・・
ガーディアン男A{マスター!準備が整いました!
マスター{ほーーっほっほっほ、ご苦労様です
マスター{ついに・・皆さんをここへお呼びする時が来たのですねー
マスター{・・おや?クリムゾンさんは?
ガーディアン男A{クリムゾン様は一足先に向かわれ現地へ!
マスター{そうですか、では私達は待つとしましょうー
【とある星】
クリムゾン{・・ここがファース星・・
男A{よぉ!兄ちゃん!見ない顔だな!旅の者か?
クリムゾン{思った通りだ・・ここの者たちなら申し分ない・・ふっふっふ・・
男A{おーい!聞こえないのかー?
クリムゾン{おい、そこの男
男A{なんだ聞こえてるじゃないか、なんだい?
クリムゾン{この世界で最も女が集まる場所は?
男A{女?・・はっはっは!なんだ兄ちゃん好き者かい!カッコイイ顔してるのにモテないのかい?
クリムゾン{答えろ
男A{女ならやっぱ大国レディだ!
クリムゾン{大国レディ?
男A{ここから東に行った所にある!世界全土からとびっきりの良い女たちが集まる場所さ!一目見ればわかるくらい煌びやかな国さ!
クリムゾン{そこに女がいるんだな?
男A{そういうこった!でも気を付けな!大国レディの女たちは~って兄ちゃん!?
男A{行っちまった・・変わった兄ちゃんだ・・
クリムゾン{大国レディか・・・
この世界で最も女が集まるという大国レディへ向かう・・
【船場】
店員{レディ行きの船がもうすぐ出航だー!これを逃すと当分は船がないぞ急いだ急いだー!
男B{急げ急げ!
男C{ふぅーギリギリだったぜ・・全く!お前が寝坊するから!
男B{悪かったって!
店員{ほら乗った乗ったー!
船長{満員だ!そこの2人で最後だ!
店員{あいよー!
クリムゾン{・・・・・・・
店員{あっ!ちょっと待ちな!悪いな!もう満員なんだ!
クリムゾン{それがどうした・・
店員{悪いが次の船にしてくれ!
クリムゾン{次はいつだ・・
店員{2日後だな!
クリムゾン{・・・・・・
店員{おい!だから駄目だって!
男B{なんだ?騒ぎか?
店員{この兄ちゃんが無理やり乗ろうとするんだ
男C{おうおう兄ちゃん!怪我したくなかったら帰んな!
男B{それとも痛い目みたいか?ああん!
クリムゾン{・・・・・
男B{けっ!こいつビビって声も出ないか!ほら!さっさと帰ってママのおっぱいでも飲んでな!はっはっは!・・おげ!!?
首を捕まれ、そのまま両足が宙に浮く男
男C{お、おいこらぁ!なにしやがる!!
ビキキキ・・
男B{おご!おごごご!
クリムゾン{・・・・・・
ボキィ!!!
男B{ご!!!!
バタッ・・
店員{ひぃ!?
男C{う、嘘だろ・・
クリムゾン{1人分空いたようだが?
店員{ど・・どうぞ・・
【船の上】
クリムゾン{・・・・・・・・
女A{ねぇ、あの人良い男じゃない?
女B{え?・・あっ、本当・・好み・・
女A{話しかけてみようか?
女B{うん!
クリムゾン{・・・・・・・・
女A{こんばんは~♪
女B{1人旅ですか~?
クリムゾン{・・・そうだ
女A{そうなんだー!良かったらすこしお話しませんか?
女B{船の上何もなくて暇なんですもの!ね?良いでしょ?
クリムゾン{・・良いだろう
女A{やったぁ!
女B{それじゃあここじゃなんだしぃ~・・私達の予約してある部屋でなんてどうかしら?
クリムゾン{・・・・・・
女A{嫌かしら?
クリムゾン{・・良いだろう
女B{話わかるー!それじゃあこっちよ!うふふ
【女の部屋】
ガチャ・・
女A{入って入ってー
女B{どうぞー
クリムゾン{・・・・・・
女A{適当に座ってね
女B{ねぇねぇ、レディ行きの船に乗ってるってことはレディに用事?
クリムゾン{そうだ
女A{何しに?
クリムゾン{多くの女が集まる場所を探している
女A{多くの女って・・うふふ、やっぱりあなたもそっちなのね?
女B{私達は良い男を求めてレディに行くつもりだったの・・でも、まさかこんな所で出会えるなんてラッキーだったわ
女A{ねぇ、もうわかってるでしょ?ここに呼んだのがただお話だけじゃないって
女B{今度は・・うふふ、ここでお話しましょ?ベットの上で・・
2人の女が服を脱ぎ始める
クリムゾンが立ち上がる
女A{その気になってくれた?嬉しいわ
女B{どっちからにする?・・2人一緒にでも構わないわよ?
クリムゾン{ならお前からだ
女A{うふふ、良いわよ・・悪いわね
女B{ぶーーー
クリムゾン{・・・・・・・
女B{良いもん、ここで見させてもらおっかな
女A{うぶっ!!
女B{え?
口を片手で塞がれている女
女B{え?・・え?
女A{んーーーー!
暴れている女
クリムゾン{丁度いい・・試させてもらおう・・
女B{た、試すって・・何を・・
ブォン!っと女を掴む手から黒いオーラが・・そして
女A{むごぉ!!
ぷくぅぅぅぅっと女のお腹がどんどん膨らんでいく
女B{ひっ!ひぃぃぃぃ!
その場に腰を抜かして倒れる
女A{んぐううぅぅ!!
必死に抵抗するが掴まれた手は一切離れない・・
その間もどんどんお腹は風船の様に膨らんでいく・・
まるで妊婦のようなお腹になっていく・・
女A{んんんんんんーーー!!ん゛んんん!
ミチミチミチ・・
女B{だ、誰か!誰かーーー!!あっ!!
逃げようとした女の身体が止まる
女B{な、なんで・・身体が・・動かな・・
ミチミチミチ・・
女A{んごおおおおおお!!!んぐぅぅおおおお!!
ミヂィ・・
女A{ん゛っ!ん゛!ん゛ん゛!!
パァン!!!!
女A{ん゛っ!!!!!!
ついに膨れ上がったお腹が無残に弾け飛んでしまう
女B{きゃあああああ!!
クリムゾン{そうか・・この世界の女はこれくらいが限界か・・
女B{いやぁぁ!何なの!何なのよーーー!
クリムゾン{またせたな
女B{ひっ!?こ、来ないで!いやぁーー!
クリムゾン{・・・・・
ブゥン・・っと手から黒い玉が出てくる
そして・・
女B{た、助け・・おご!
女の口の中にその黒い玉が入り込む
女B{げほ!げほ!・・はっ、身体が動く!
クリムゾン{・・・・・
女B{ひぃぃぃ!誰か助けてーー!!
ガチャ!!!
【船の上】
船長{風向き良好ー!良い船日和だぜ
女B{誰かーーー!!誰か助けてーー!
船長{ど、どうした!?
女B{助けてください!友達が男に殺されて!お、お腹を膨らまされて!それで!
船長{落ち着きな姉ちゃん!お腹がなんだって?
女B{お腹が破裂して!それで・・はがっ!!?
船長{な、なんだ!?どうした姉ちゃん!しっかりしな!
女B{うぐああ!お腹が痛いーーー!!
船長{お腹?・・さっきからお腹がなんだってんだ!どうしたんだ!
クリムゾン{・・・・・・・
女B{ぎゃあああ!痛い!痛い痛い!痛いーーー!!
のたうち回る女
慌てる船長
船長{おい!誰か来てくれ!
船員A{なんの騒ぎですか!?
女B{うぎぃぃぃ!!助けてーー!!助けてーーー!!!
ボン!!!!!
女B{あ゛っ!!!!!
船長{うわ!!!
女のお腹が一瞬にして丸く膨れ上がった
女B{ぐえ!ぐええええ!
船員A{な、なんだこれ!どうしたんだ!
女B{た・・・たす・・け・・
ボンッ!!!
女B{があ゛!!!!!
更に大きく膨らむ女のお腹
それは既に先ほどの女のお腹の大きさの2倍はあった・・
船長{何が起きてるんだ!
周囲は大騒ぎだった
クリムゾン{・・ふむ、あの大きさまで膨らませても意識はあるか・・
ボンッ!!!!
女B{ぎや゛あ゛!!!!
さらにお腹が膨れ上がる
まるで大きな丸いボールに頭手足がくっついた物がそこにあるかのよう・・
女B{うぶぶ・・・ぶ・・ぶぶぶ・・
泡を吹いてもはや意識が飛んでいた・・
ビクビクビクと全身を震わせながら・・
船長{とりあえず運ぶぞ!
船員{運ぶって・・触ったら破裂するんじゃ・・
クリムゾン{限界か・・まあいい、十分だ・・
パチンっと指を鳴らす
女B{・・・だ・・・だず・・げ・・・おぶぶ・・
ドパァァァァァァン!!!!
船長{うわぁぁぁ!!
船員{ひええええ!
爆音と共に辺りに身体が飛び散った
男D{な、なんかあったのか!?
クリムゾン{・・・さあな
船上は大騒ぎのまま・・船が大国レディへ到着した・・
逃げるように客が船から降りていく
【レディの都】
クリムゾン{ここがレディか・・・女が集まる場所・・
周囲には沢山の人込みで溢れていた
クリムゾン{確かに女が多いようだ・・ここで問題あるまい・・
クリムゾン{どれ・・中も確認するとしよう・・
店員{お!クイナ様!これはこれは今日もお美しい
クイナ{世辞は良い・・通してもらえるな?
店員{勿論でございます!ささっ!
クリムゾン{ここが入口か・・
店員{ん?お客さん見ない顔だね、通行許可は持ってるかい?
クリムゾン{通行許可だと?
店員{なんだ、やっぱり持っていないのかい?ここから先はレディ王に認められた者しか入れない決まりなんだ!そんなことも知らずにここへ来たのか?
クリムゾン{・・むっ・・
ある事に気づく
クリムゾン{・・中にいる者達のほとんどが武装している・・しかもなかなかの力を感じる・・
クリムゾン{なるほどな・・ただの色恋場では無いということか・・
クリムゾン{益々好都合だ・・
店員{何ぶつぶつ言ってるんだ?とにかく駄目なもんは駄目だ!おっと!無理やり入ろうなんて考えるなよ?無断で侵入した者即処刑してもよいというルールだ
店員{しかもどの方も百戦錬磨の強者たちで有られる!無駄な事は考えるもんじゃないぞ?
クリムゾン{・・・・・・・
その場を離れるクリムゾン
クリムゾン{・・あの場を突破するなど容易いが、我らの目的のために面倒事を起こすわけにはいかん・・
クリムゾン{どうにか入る方法は・・・
女A{きゃあああああ!
クリムゾン{むっ?
男A{クラーケンだ!クラーケンが出たぞーー!
男B{しかもあんなに群れて!?ひぃぃぃーー!
店員{あわわわわ!なんで!?今まで大人しかったのに!?
男C{逃げるのじゃ!・・おわっ!
クリムゾンに首根っこを捕まれひょいっと持ち上げられるオジサン
クリムゾン{・・おい、あの生物はなんだ?
男C{何じゃお前さん!そんな事より早く逃げるんじゃ!
クリムゾン{あの生物はここを襲おうとしているのか?
男C{そうじゃ!見ればわかるじゃろ!
クリムゾン{そうか・・
パッっと首根っこを離す
男C{お、おいお前さん!どこへ行くんじゃ!逃げ道はこっちじゃ!おい!
クイナ{何の騒ぎだ!?はっ!?あれはクラーケンか!?
店員{おおお!そうだ!クイナ様が居られた!クイナ様どうかまたそのお力で!
クイナ{民の避難を!クラーケンは私が倒す!
店員{はいいぃ!
???{私も戦う!
???{クイナ!抜け駆けは許さないわよ!
クイナ{マーヤ!ソフィナ!来てくれたか!
マーヤ{当たり前でしょ!いつも一緒に戦ってきたじゃない!それに私達だけじゃないわ!
中央の施設の内から多くの戦士たちが武器を構えてクラーケンに向かっていく
ソフィナ{話はあと!クラーケンを倒すのが先よ!
クイナ{ああ!行くぞ!
マーヤ{待って!海岸に誰かいる!!
ソフィナ{逃げ遅れか!?
マーヤ{違うわ!もしかしてクラーケンと戦うつもりじゃ!
クイナ{なに!?
クリムゾン{・・・5・・6・・7・・数えるのが面倒だな
クイナ{おい君!武器も持たずにどうするつもりだ!
クリムゾン{・・・・ふん!
チュン!!!
指先から黒いビームが放たれる
クイナ{なっ!?・・み、皆!伏せろーー!!
とてつもない爆音が鳴り響き、クラーケンの群れがいる海が大爆発を起こす
クリムゾン{・・・・・・
マーヤ{・・すっごい・・クラーケンの群れが・・消えちゃった・・
ソフィナ{なんだ・・あいつ・・
クイナ{あの男・・なんて強さだ・・そして群れを成すクラーケンを前に堂々と・・
マーヤ{クイナ?
クリムゾン{まだここを壊されるわけにはいかんからな・・
男C{す、すごいじゃないかお前さん!!いやーー驚いた!
男B{うおおおおお!クラーケンが全滅だーー!ありがとうーーー!
女A{バンザーーイ!バンザーーイ!
クイナ{感謝する、私はクイナ・・大国レディに仕える戦士長だ・・名は?
クリムゾン{・・・クリムゾン
クイナ{そうか、クリムゾン・・戦士長として・・そして、1人の民として、助力に感謝する・・よくぞ皆を救ってくれた!
マーヤ{あなたすごいのね!感動しちゃった!
クイナ{皆の者!称えろ!!新たな勇士が現れたぞ!
周囲の人たちが一斉に歓喜の声をあげた
クリムゾン{・・・・・・・
クイナ{クリムゾン、王に是非会わせたい、共に来てくれるか?
クリムゾン{王だと?・・
ニヤッ・・
クリムゾン{・・良いだろう
【レディ城】
クイナと名乗る戦士長に連れられ・・クリムゾンは城の中へ・・
そして、王の間へ・・
クイナ{我らが王よ!新たな勇士を連れて参りました!
王{うむ、話は聞いておる・・この者がクラーケンの群れを一瞬の内に殲滅したと聞くが誠か?
クイナ{はい!誠です!この目でしかと!
王{そうか!感謝するぞ旅の者よ!名を何と申す
クリムゾン{クリムゾン・・
王{クリムゾンか・・良い名だ・・良かろう!大国レディの王としてお主に褒美を取らす、望む物はあるか?
クリムゾン{通行許可がほしい
王{通行許可?・・おお!中央広場のイブの間の事じゃな!良かろう!お主ならその資格があろう!許す!すぐ手配いたせ
兵士{はっ!
クイナ{そうか・・お前イブの間に・・
クリムゾン{イブの間とはなんだ?
クイナ{何!?知らないで通ろうとしたのか!?
クイナ{はははは、変わったやつだ、説明してやるイブの間とは名が世に知れ渡る程の勇士たちが集まり、後世に勇士の子を残すための出会いの場だ
クリムゾン{ほう・・
マーヤ{要するに!お見合いの場所ってこと!
クイナ{マーヤいつのまに!王の間に入ってくるなとあれほど!
王{はっはっはっは!よいよい!
マーヤ{ふーーん、あなたも良い女目当てなんだーー・・強いし、イケメンだし・・えへへ!私なんてどう?
クイナ{マッ、マーヤ!!
マーヤ{あ、もしかして狙ってた?
クイナ{ば、馬鹿を言うな!そ、そそそ、そんな事は!
マーヤ{あははわかりやすーーい!
王{通行許可証を用意させている間、城の中でゆっくりしていると良い、これからもその力、頼りにさせてもらうぞ?
クリムゾン(・・・ここは大人しく従っていた方が良いか・・)
クリムゾン{・・感謝致します王よ
胸に手を当て、頭を下げるクリムゾン
王{忠臣だ・・・新たな忠臣であるぞ!
パチパチパチと拍手が周囲から鳴り響く
クイナ{・・・・・・・
マーヤ{顔・・赤いよ?
クイナ{うるさい!
そして通行証を手に入れたクリムゾン
王{今日はもう夜が近い、また明日にでもイブの間へ行くが良かろう、どうだ?
クリムゾン{そうさせて頂きます
王{イブの間内の案内はー
クイナ{私にお任せを!!私に全てお任せを!
マーヤ{くふふふ
王{そうか、ではクイナに任せる
クイナ{はっ!!
王{部屋を用意させておいた、今日はそこで休むがよい
クリムゾン{感謝致します
クイナ{こっちだ、ついてくるといい
その夜・・・
クリムゾン{・・・忠臣か・・ふっ、ふっふっふ
【???】
マスター{クリムゾンさんからの連絡は?
ガーディアン男A{先ほど全て順調に運んでいると連絡がありました!
マスター{そうですか、さすがはクリムゾンさんです・・皆さんは?
ガーディアン男A{おそらく3日後には皆さまがご到着と思われます!
マスター{ほーーっほっほ!待ち遠しいですねぇー!ほーーーーほっほっほ!
そして・・翌朝
【レディの都】
クイナ{そして昨日お主がクラーケンを殲滅してくれたあの場所にあるここが、イブの間に入れる唯一の入り口だ
店員{お!これはこれはクイナ様!・・おお!これはこれは昨日は大変失礼な態度を!
クリムゾン{・・・・・・
クイナ{この者も通してくれるな?
店員{通行許可の方は?
クリムゾン{これで問題あるまい?
店員{・・はい!結構です!ようこそ!大国レディ、イブの間へ!
マーヤ{行こ行こ!
クイナ{こら!クリムゾンを引っ張るな!
クリムゾン{ここが・・イブの間・・
見渡す限り腕に覚えがありそうな男女が集っていた
クリムゾン(この者達なら申し分ないか・・マスターもお喜びになりそうだ)
クリムゾン{世話になった、後は十分だ
クイナ{えっ・・・
マーヤ{そんなこと言わないでさ!私達と色々お話しようよ!
ソフィナ{おーーい!
マーヤ{あっ!ソフィナ!
ソフィナ{あっちに大村アソドの戦士長様がいらっしゃるみたいだぞ!すっごい男前なんだ!見に来いよーー!
マーヤ{えっ!?本当に!?行く行く!・・えっと、クイナ!頑張って!
クイナ{ちょ!マーヤ!?
クリムゾン{・・・・・・
クイナ{・・その・・クリムゾン?
クリムゾン{・・・なんだ
クイナ{この先におすすめの店があるんだ、良かったら共に行かないか?奢るぞ
クリムゾン{・・・・良いだろう
クイナ{そうか!そうかそうか!では行こう!
クリムゾン(こいつはここの戦士長と言ったな・・ならばまだ利用価値はありそうだ・・)
クイナ{ここの名物、桃のジュースだ!
クリムゾン{桃?・・
クイナ{なんだ、飲んだ事ないか?美味いぞ!
ゴクッゴクッゴク・・
クリムゾン{・・・・・
クイナ{どうだ!
クリムゾン{・・美味い
クイナ{そうだろう!そうだろう!
そして・・なんだかんだ理由をつけてクリムゾンから離れようとしないクイナに振り回されたクリムゾン
???{おい兄ちゃん!
クイナ{あっ!
クリムゾン{・・なんだ?
クイナ{付き合うことはないぞ、こいつがオルゲ・・私に付きまとう迷惑な男だ
オルゲ{おうおう!見ねぇ顔だな!俺の女に手を出すとはいい度胸だ!
クイナ{いつ私がお前の女になった!
オルゲ{ちっ!好かねぇ顔だ!おい!俺と勝負しな!
クイナ{オルゲ!!貴様!
クリムゾン{くだらん・・断る
オルゲ{おっと!ここでのルールは知らないのか?もし決闘を申し込まれたらどんな理由があろうと応じなければならない!
クリムゾン{そうなのか?
クイナ{あ、ああ・・
クリムゾン{ちっ・・
オルゲ{もし断れば許可証は没収となる・・ぐへへ!どうする色男!
クリムゾン{・・良いだろう、さっさと済ませろ
オルゲ{よっしゃあああ!
戦士男A{なんだ?決闘か?
戦士女A{そうみたいね、しかも相手はオルゲよ
戦士男B{不運だったな、あの新人
オルゲ{うおおおおお!
クイナ{クリムゾン・・信じてるからな
そういうとその場を離れるクイナ
クリムゾン{・・・・・
オルゲ{安心しな!殺しはしない!そういうルールだからな!だから・・半殺しだぁあ!!
クリムゾンに突進していくオルゲ
クイナ{クリムゾン!やつの突進は象以上だ!避けろーー!
クリムゾン{・・・・・・
ズドォォン!
クイナ{!?
オルゲ{ぐへっへっへ・・んなぁ!?
クリムゾン{どうした?半殺しにするのだろう?
指一本で巨体を受けとめるクリムゾン
オルゲ{ば、馬鹿な!?そんなことがあるわけねぇー!ぐおおおお!
クリムゾン{・・・・・・
クイナ{クリムゾン・・
頬を赤めるクイナ
クリムゾン{気は済んだか?
オルゲ{そんな!嘘だろ!?
クリムゾン{では終わらせてもらう・・
ズブッ!!
オルゲ{ぎゃあ!
受け止めていた指がオルゲの肩にそのまま突き刺さる
そしてそのままオルゲの身体が持ち上がる
オルゲ{うわぁぁぁーー!!
クリムゾン{・・くだらん・・
オルゲ{ぐわぁぁぁ!!
投げ飛ばし、地面にたたきつけられるオルゲ
クイナ{勝負ありだ!
周囲から歓声が上がる
クリムゾン{・・・・・・・
そして・・この件がきっかけで周囲のクリムゾンの顔と名が広まり、注目の的となった
【イブの酒場】
クイナ{乾杯!
クリムゾン{・・・頂こう
ゴクッゴクッゴク・・
クイナ{・・・・・・
クリムゾン{まさかこれは・・桃の酒か?
クイナ{そうだ!よくわかったな!どうだ!なかなかだろう!
クリムゾン{・・ああ・・
クイナ{・・どうだ?イブの間は・・すごい場所だろ?
クリムゾン{・・・・・・
クイナ{あれを見て見ろ
そこには仲良さそうな男女が数組いた
クイナ{おそらく今日結ばれた恋仲だろう・・ああやって毎日勇士たちが結ばれていくんだ・・
クイナ{そして、この先に巨大なホテルがある・・そこで愛し合い子を成すんだ
クイナ{私は・・今まで戦いばかりだった・・今年で22になる・・今まで男と交わった事すらない・・
クイナ{だが・・そろそろ私も・・と思っているんだ
クイナ{だから・・共に旅をしてきたマーヤとソファナに誘われ・・イブの間に通い始めたのだ・・
クイナ{結果はご覧の通りだ、この性格が原因なのか・・なかなか親密になれる男がいなくてな・・勿論誰でも良いわけではない・
クイナ{・・だが・・その・・あの・・
クリムゾン{・・・・・・・
クイナ{クリムゾン・・私の事・・どう思う?
クリムゾン{・・・・・・
クイナ{昨日出会ったばかりだったな・・忘れてくれ・・
クリムゾン{美しい女だ
クイナ{!?
クリムゾン{この酒と同じだ・・男を酔わせる・・
クイナ{お前は?・・お前はどうなんだ!?・・酔ったのか?
クリムゾン{・・ああ、そうかもしれない
クイナ{クリムゾン・・私は・・お前の子を産みたい・・
クリムゾン{・・・・・・
クイナ{・・私では駄目か?
クリムゾン{・・・まだやらねばならないことがある
クイナ{えっ?
クリムゾン{もし、その時が来たら、必ず迎えに来る
クイナ{本当か?・・
クリムゾン{ああ、必ずまた来る
クイナ{・・わかった、待っている!だが・・あまり待たせないでくれ・・私はもう、既にお前を欲している・・
クリムゾン{わかった、待っていろ
クイナ{ああ!信じているからな!
そして・・クイナと別れたクリムゾンは・・
クリムゾン{・・ああ、迎えにいく・・そして招こう・・ふっふっふ・・
ピピピ・・茂みに何かを設置する
クリムゾン{よし、これでいい・・
【???】
ガーディアン女A{マスター!クリムゾン様がお戻りになられました!
マスター{おーーそうですか!
クリムゾン{マスター、ただいま戻りました
マスター{ご苦労様ですー!どうでした?
クリムゾン{はい・・全てはマスターのため、全ての準備は整いました・・
クリムゾン{そして・・最初の生贄たちの目途も・・
マスター{そうですかそうですか!さすがはクリムゾンさんです!
マスター{我が野望のために!これからも期待していますよ!クリムゾンさん!
クリムゾン{はっ!全てはマスターの御心のままに
ピ―――・・ピ――――・・ピ―――――・・
マスター{おや?
ガーディアンA{メンテナンスが完了した模様です!
マスター{そうですか!では迎えに行きましょう!クリムゾンさん、共に行きましょう!
クリムゾン{はっ!
ピ―――・・ピーーーー・・ピーーーー
大きなカプセルが徐々に開いていく・・
ウイイィィィン・・ガチャン・・
マスター{おはようございます、お気分は?
???{・・・・キャハァ!!
次回・Alive or Explosion0第2話【液体金属特殊生命体】