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満丸みかん🍊
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チルノ絵レタッチ大解説

こんにちは~

秋例感想からもうすぐひと月経ちますが予想どおり、あれから原稿を全然触れていない女、満丸みかんです。やれーーーーーーーッ!!

さてさて今回は、直近で描いたかっこよめのチルノちゃんについて語ります。

実はこちらには元絵がありまして。

今回はレタッチの工程中に反転したので、今回は元絵の方を反転して比較していきます。手順解説風に番号を振ってみました。


①レタッチ元絵のテーマを見直し、今回のテーマを考える

・・・え?!

「考えるって・・・描く解説じゃないのかよ~」とスクロールしようとする指の速度を少し落としてください。これが最重要です。

元絵は「泣いてないからぁ💢💢❗」とコメントを付けたとおり、ムキになっているチルノちゃん。ツリ眉、涙目、顔の汗に頬の紅潮。思わず涙目になっちゃったということは、何かビビっちゃったか焦っちゃったかしたところを目の前の人物に指摘されたのでしょうか。そして、これだけ逆光の影が差し込んでいて且つ上目遣いということは、目の前の人のほうが背が高く迫っている感じ?右手も自分を守ろうと構えているところがいじらしいです。

さて、このテーマのままいくか・・・?う~ん。それもいいのですが、今回はこのポーズを元にして違うテーマを考えていくことにしました。「構え」や「涙目」はそのままに、趣向を変えてカッコいいチルノなんてどうだろうか?

私は原作の好戦的で猪突猛進なチルノちゃんに加えて、手描き二次創作動画"古明地こいしのドキドキ大冒険"や"東方異形郷"における、ボロボロなのに最後まで戦い抜こうとするカッコいいチルノがだいすき過ぎるので、今回は強い決意の表れを描いていくことにしました。

そうなると、元絵の右手は自分を守るものではなく、相手に放つものになります。また、汗や頬の紅潮も焦りから来るものではなくなりますね。このように、自然と構図の文脈が書き換わり決まっていくのです。


②ラフを描く

正直な感想を。「え、完成よりこっちのほうが良くね?」

あはは。口が大きく開き、汗も目立つ動きのあるイラストは素敵です。この時点では結構元絵に寄っていたんですね。このまま仕上げろよ~と思った皆さん。今後の満丸みかんの新しい絵やレタッチ活動にご期待ください。

この時点で大幅修正したポイントは三つ。「手を小さくして、幼い少女キャラらしさを増す」「頭を大きめに&ワンピースのウエストをしぼり、やや俯瞰めの構図に」「髪やリボンのたれに動きをつけ、アクション性のある絵に

それと、最近のマイブームで、前髪を長めにしてちょっと目にかかる演出にハマっています。最近の絵はだいたいそんな感じだから、あとで見てみてね。現実だと鬱陶しいだけの前髪も、絵だときゃわいくなる不思議。あと、胸元のおリボンは原作っぽく細めに。


③色ラフをつける

さて、今回はクリスタの機能「自動彩色」より、「ヒント画像(元絵)を使って彩色」を使いました。ちなみにこれでも同じことしていますが、この二つでかなり久々に使いました。

※依頼絵では、部位別にレイヤー分けして下塗りしているので使いません。psd納品で下絵のファイルも全て納品するため、すべて手塗りしていることはクライアント様に伝わっています。(今後も趣味絵の範疇で使用していきたい)

この画像では、既に結構手で色味を調整しています。目や肌あたりは特に、思いと違う色合いになりがちなため、便利機能を使ったとしても自分の感覚で直していく力は必要です。

自動選択ツールで部位別に大まかに囲んで配色していきます。この時点ではあんまりしつこく塗り込んでも汚くなるだけなので、あんまりズームせずに、むしろ縮小してスマホのサムネサイズにして作業する方が思いどおりになります。この時点では、作業者に必要なのは、ズームアップして描きこみたい気持ちを我慢して引きで見る力だと考えています。鑑賞者は0.2秒で判断すると思っていた方が良いでしょう。このわずかな時間で惹きつける絵を描ける人は、自然と感動を我々に届けてくれていると思います。


④レイヤー統合&塗り込み

さあ時が飛びました。直感でお分かりのとおり、この工程に一番時間をかけています。今回は、下絵までの粗っぽさをだいぶ消しにかかりました。そして、先ほどちょっと語ったマイブーム、「ちょっと目にかかった前髪の透かし」には命懸けで取り組んでいます。ここへのこだわりは、2023年下半期で一番の気付きですね。今後また変わっていくかもしれないけど・・・笑

瞳もキラキラのパチパチです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

描き込めばそれだけ鑑賞者の焦点を定めるので、それもこの絵の印象がラフから変わっている一因となっています。目元に気合を入れると、最初の漫画的なダイナミックな動きは弱まり、イラストっぽい一瞬のハイライトを切り取る印象になるのです。そして1時間以上悩み、最終的にお口は小さくなりました。はぁ~本当に悩んだのですがね・・・

ブラシは大好きな「濃い水彩」に加えて、最近絵描きに教えてもらった「怠けものブラシ」も使っています。いつもの趣味絵の荒々しすぎる線がちょっとおさまって、良い感じになったような。今後もリピート使用決定です。


⑤エフェクトをつけるなど

実のところ、この工程は④と同時並行です。④であえて解説しなかった大幅変更点は「光源の調整」です。これはミクロな描き込みより絵の印象をグッと変えるマクロ作業ですが、かなーり緻密な工程だと考えています。私含む、絵を描きたいすべての人はここを極めていくと、細部の描き込み以上に人を一瞬で惹きつける力を手にすることでしょう。2024年の挑戦テーマの一つです。どうしても、テクスチャが素敵な絵にグッときてしまうので、やりがいがありますね。

散った氷はクリスタの素材を使っています。

ほぼ完成なので、工程の解説はこれで終わりにします。(これに羽根をつけて投稿したのが完成チルノです)



思ったより長~い解説になってしまいました。

こういう記事、どこまで需要があるか分からず自己満で更新していますが、支援者様に楽しんでもらえるとうれしいです。FANBOXの1いいねはXにおける1000いいねに相当するくらい嬉しい(まじだよ!)ので、気に入ったらいいね❤お願いします。

お読みいただきありがとうございました🍊

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