こんにちは。今回は色鉛筆でちょっとえっちな絵を描きます。
使用する色はこの24色
ほとんどカリスマカラー、たまにペリシアとルミナンス、足りない繊細な色はアーチスト色鉛筆で補います。イラスト1枚に使う色は大体15~25色で、これ以上増えると頭がこんらんしちゃうので避けます。今回肌を魅力的に塗りたいのでいつもより色が多め。
読むのが面倒くさい人はこのタイムラプス動画を見るとはやいかも。
■下書き
B4サイズの紙に鉛筆とシャーペンで下書きします。
今回は仕事絵なので、調整しやすいようにだいたいのラフはデジタルで書いちゃった。担当さんからGOサインでたので、お仕事の合間に線を整えたり陰をつけたりします。
光がどのように入ってくるかはこの段階で考えておきます。
■トレース
下書きの上にケント紙を重ねてトレース作業に入ります。後ろから照らしてます。
さっきから作業していたこの机はアクリル板なので、トレース台の機能も兼ねてます。
■白を塗る
線のトレース作業が完了したので、塗りはじめます。
一発勝負だし色に関しては正直よくわからないので、とりあえず白から塗ります。この絵でいう白はセーラー服の布地ですが、本来白であるはずのモノに何色の影がつくかによって他の場所をスイスイ塗ることができるようになります。使った色はオーカー系の色ですね。
この一色だけバチッと決まってしまえば他はなんとかなる。相対的にこんな色になりそうだな、と考えて完成図を想像しながら塗ります。
融通が利かない分、悩まなくていいのでこの点はデジタル絵よりも楽です。
■肌を塗る
この絵で一番魅力的に描かなくてはならない肌。本当はもっと暗くなるはずだから濁った色をおきたくて仕方ないけれど、エロ雑誌の読者の方に見てもらう絵なので今回は明るく塗ります。
周りがくすんでて肌だけ明るいのは映えるしいっか。肌だけは周りの色からの干渉を無視します。
■各パーツを塗っていく
ゴリゴリ塗ります。だんだん形が見えてきました。
最初に肌を塗る予定だったけど飽きたので別の作業に取り掛かる。動画を見ているとやはり飽きっぽいのか先送りにして様子を見るためか塗っていく場所がちょいちょい変わってて見辛くなってるな・・・。完成イメージは頭の中にできあがっているので、ぽつぽつと塗りたい箇所から出力していくおえかきスタイル。
地味な作業ですが、デジタルで一瞬でできるグラデーションやベタ、ぼかしなどにめちゃくちゃ時間をかけるのもいいものです。デジタルだと作業になりがちだけど、アナログではお絵描きになります。たのしい。
油性色鉛筆は、ほっそい線を重ねて重ねて重ねていくことでしか面を塗ることができないドM画材ですので、同じくドMの絵描きにはおすすめするようにしています。
右利きの人が右から描いちゃうと下画像のように後半の難易度が上がるので注意してね(戒め)
オラオラオラオラオラオラ!!!!!!!
背景も忘れずオラオラオラオラオラ!!!!!
複数の色を薄く塗り重ねて混色していますが、白の陰に使ったオーカー系の色を乳首から背景まで全体に含ませておけば、色がバラつかず多分なんとかなります。
■微調整して完成
ねりけしで濃くなりすぎた部分の調整したり、木目や畳のエッジを削ったりして終わりです。
絵のアレコレにおいて、白飛びする部分にも色があるんだから色を置けと言う人が教える側には多いけど、色鉛筆は引き算ができない&濃い色がでにくいのでキャラクターを引き立たせるために私は白を抜いていくぜ・・・
(あと省略せず正直に塗っちゃうと全体のデフォルメがちぐはぐできもちわるくなっちゃうので試行錯誤しているところ)
完成した絵は3月2日発売のCOMIC X-EROS#83 付録イラスト冊子に掲載されてます。
(いろんなエロ漫画家さん達が「お姉さん」を描いてるみたい。欲しい・・・)
出版社の力で高画質スキャンしてもらえたので、細かいトコまで見て欲しいよ・・・興味ある人はぜひ・・・。
少しだけど冊子にはコメントも載ってます。
この記事のはじめにあるタイムラプス動画、低画質でごめんね(そのうちちゃんとしたWEBカメラ買う)
冬野カモメ
2020-03-02 07:35:38 +0000 UTCオニQ
2020-03-02 00:51:25 +0000 UTC