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冬野カモメ
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星を追いかけた話【制作日記】

そういえば星空描いていないな、と気付いて

先日 丁度ペルセウス座流星群の時期に知り合いが星を撮りに行くというので同行させてもらった。


“満天の星空”という表現はよくされるけれども「盛ってるんじゃねえの」と半信半疑でした。


星空を描くことをずっと避けていた理由は考えてみたら一応あって

・はじめてネットでバズった絵が星空の絵だったから(当時高1とかだから察すると思うけどとにかく下品な絵だった)

・その後からピクシブのランキングに載るような絵を見るのも嫌いになった

・そもそも本物のきれいな星空をこの目で見たことがない

など。


星を見に行った日、天気予報はだいたい曇り。

11日は霧がめちゃめちゃ濃かった。12日は夕方が雷で全体的に曇っていた。13日も下界は曇っていた。雲が晴れていそうな場所を目指して車を走らせた。

結果運がよかったのと 車に乗せてくれた人がこの辺りを走り慣れていたのもあり三日間きれいな星をみることができましたよ…。

深夜0時 山の上の車を停められる場所で流れ星を待つ。

暗闇に目が慣れてくると 今まで写真でしか存在を知らなかったものが見え出した。

天の川ってちゃんと目視できるんだね。

流れ星もしっかり見れた。11日~13日、毎晩山で雲の切れ目を探し 朝まで黙々と30秒おきにシャッターを押し、その間空を眺めた。

めちゃめちゃ美しい。

ただきれいな星空はネットを見ればたくさん写真があって、何より美しいと思ったのは落ちた星の残したつめたい青が温度のない黒にじんわり滲んでいったことや やさしく撫でるような山頂の風や 雑音のない澄んだ夏の虫の声でした。

あんなに星がきれいだったのにどちらかというと風の印象が強いのは、オープンカーで星の流れる空の下を走ったからだろうな。でも山の夜風のきもちよさを語れる言葉を私は持っていないな。

ので、風の絵を描くことにした。

星空じゃなく 星のある風景はこれからたくさん描いていきたいと思った…。


下地に白を塗って後から消すいつもの手法を取ろうとして手元にある白い色鉛筆でいろいろ試していると、一本あたりの値段がクソ安い色鉛筆は芯も硬いのでエンボスみたいに塗り残せることが判明。

これなら簡単に星が描けるし 消しゴムで消して描いた星と奥行き的な違いが出るかもしれない。実験も兼ねてどうなるか楽しみだな~

問題はブラックで、線にも使ったホルベイン アーチスト色鉛筆のLamp Black

ペリシアと真逆でキメは細かくないし少しだけ温度を持ってる黒色なのだけど、それがよい。

今回は紙の白を完全につぶさないように 気を遣いながら塗る。

ここまで描いておきながら 空と地どちらを暗くするか考えていなかったことに気づく。

夜は空の方が明るいし普通空を明るくするのだろうけど地球の温度だとか やさしく吹く風を描きたいので地面を明るくする方向で今更定めて描いていこう。



制作日記の続き→よる【制作日記】



もう一度あんな最高の風に当たることができたら幸せだな。歩き慣れた近所の山を夜に登ったら多少は星が見えるだろうか。見えなくても山の夜風は感じられるかな。そのうちナイトハイクしよう…。

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Comments

写真にも写っていて生で見るともっとすごいんですが、大きい流れ星は通り道が色付いて少し恐怖を抱くくらいの美しさがありました…(流星痕というらしい)。

冬野カモメ

先生は感性が素敵ですね…自分が小さい頃流星群見たときは流れた!くらいしか思わなかったと思います…今見たらまた違うのかな…


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