「先輩!またこんなおなかになるまで食べて〜!!太っちゃいますよ!!」
後輩ちゃんが私のぽっこりおなかを見て指摘する。
「あはは…私、胃下垂だからさ…ちょっと食べ過ぎたらぽっこりしちゃうんだよね!太りにくい体質だから大丈夫だよ!」
「そうなんですか…?いっつも下腹苦しそうだから…。あんまり食べたら午後の仕事に支障出ますよ!」
「あはは、私結構効率いいの知ってるでしょ。」
「知ってますよー!あー私も胃下垂になりたかった〜!それならいっぱい食べても太らないのにぃ…」
「馬鹿言ってないで仕事するわよ!」
「は〜い…」
「でも先輩が会社でご飯食べてるの見たことないんだよなぁ…。。
いつ食べてるんだろ?」
う…も、もう限界…!!
帰宅した私は、すぐに仕事ではいているズボンをおろす。
ぶるんっ!!
スカートの中にぎゅうぎゅうに押し込まれていた腹肉をかきだす。
「ふう…」
鏡を見る。そこには、下腹にとんでもない量の贅肉をつけた私が立っていた。押し込まれていた分、昼間までのシルエットより一回り大きい気がする。ズボンから溢れでた脂肪は背中まで1周ズボンに乗って、特におなかは垂れ下がって、完全にズボンを飲み込んでしまっている。
「うう…こんなに太るなんて…」
胃下垂でぽっこりなんていうのは嘘だ。
どんどん大きくなっていくおなかを隠すために、軽い気持ちで嘘をついた。それを免罪符に好きなだけ食べ続け、気づけばもう後戻りできない体型になってしまった。
会社では昼食はとっていない。もしこの状態で食べればとんでもないおなかになってすぐバレてしまうだろう。
「はあ…なんでこんな事に…」
グウウウ…!
おなかが大きな鳴き声を上げている。それもそうだ、朝から何も食べていないんだから。
「おなかすいた…早く何か食べよ…」
夜は、昼を抜いていた分かなりの量を食べる。更に、元々お酒が大好きなので、それも体重増加に拍車をかけている。
「このままじゃいつかバレちゃうよなぁ…どうしよ…」
そんなことを考えながら、今日も私は空腹を満たすのだった。
OLさん 58kg→86kg(おなか中心肥満)
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