What makes our life happy 何が人生を幸せにするか
Added 2023-12-14 02:00:01 +0000 UTCVocabulary
人生(じんせい) Life
人間関係(にんげんかんけい) Relationship
弁護士(べんごし) Lawyer
成功(せいこう) Success
故郷(こきょう) Hometown
幸福度(こうふくど) The level of happiness
孤独(こどく) Lonely
尊敬(そんけい) Respect
悩(なや)み Worry
Script
[1] The good life 0:27~
さいきんは、The Good Lifeという本を読んでいます。これは、Life、人生についての本です。この本では、ハーバードの研究でとても多くの人たちを80年以上調べてきたものをまとめています。人の人生について、とても長いあいだ調べたんですね。
みんなそれぞれちがう人生を生きています。ふつうの生活をする人もいれば、お金持ちになったり、成功したりする人、パートナーに恵まれる人もいれば、友達に恵まれる人、親がいる人やいない人、本当にいろいろな人生があります。
わたしたちにとって、幸せな人生とはどんなものでしょうか?何がわたしたちを幸せにしてくれるのでしょうか?
80年もの長い時間をかけて人の人生を調べてわかったことがあります。わたしたちの人生を幸せにするためにとても大切なことがあります。それは人間関係(にんげんかんけい)Relationshipです。
[2] ジョンとレオ 2:30~
人生を幸せにするためには、お金や成功が必要なんじゃないの?と思う人もいるかもしれません。じっさいに、社会はそう言っています。もっとお金をかせいで、もっと良いものをたくさん買いましょう、と言ってきます。だから、人生で一番大切なのはそれなんだと、たくさん買うことなんだ、たくさん持つことなんだと思ってしまいますよね。でも、この研究によると、どうやらそうではないようです。
たとえば、ジョンという人と、レオという人がいます。ジョンはとても成功した、Successした人です。彼は弁護士(べんごし) Lawyerで、とてもたくさん勉強しました。たくさんの仕事もして、コンサルティングや、大学での授業もしました。多くの人が、ジョンのような成功者になりたいと思うでしょう。
レオは、ふつうの人です。高校の先生で、生徒たちのためにがんばっています。彼の夢は、作家(さっか) Authorやジャーナリストでしたが、病気(びょうき)の親のために故郷(こきょう)Hometownに戻って、先生になりました。ジョンもレオも、どちらも結婚しましたから、家族がいます。
この2人が55歳になったとき、質問をしました。「人生には、喜びよりも苦しみのほうが多いですか?」弁護士のジョンは「はい、苦しみの方が多い」と答えました。先生のレオは「いいえ、喜びの方が多い」と答えました。
「愛(あい)Loveがもっとほしいと思いますか?」という質問に、ジョンは「はい、もっと愛がほしい」と答えました。レオは「いいえ、大丈夫」と答えました。
ジョンは「自分のしたいことをするときに気分がよくなる」と言いました。レオは「どんなときでも家族から愛されているときに気分が良くなる」と言いました。
[3] 孤独(こどく)とさびしさ 6:02~
このように、弁護士のジョンは、あまり幸せではありませんでした。幸福度(こうふくど)、かれがどれだけ幸せかのレベルは、とても低かったです。彼には家族がいましたし、愛していましたが、それでもさびしいと思っていました。人と繋(つなが)がりたいと思っていました。周りには人がいたのに孤独(こどく)、Lonelyでした。かれはいつも「自分が欲しいこと、したいこと」について考えていたようです。
どれだけ成功しても、お金があっても、周りに人がいても、彼の心はいつも1人だったんですね。だから、幸せを感じることができていませんでした。
では、高校の先生のレオはどうだったでしょうか?彼を調べた人によると、彼は本当に普通の人だったそうです。でも、彼の人生はとても幸せでした。彼の家族は彼のことを愛していて、尊敬(そんけい)していました。友達や生徒たちからも尊敬されていました。彼は教えることを楽しんでいて、人の役に立つこと、Contributeすることをうれしいと思っていました。
人から見たらふつう人生でも、まわりの人のことを考えていたレオは幸せだったんですね。
みんな幸せになりたいと思っています。そのためにがんばっています。そのために成功したり、お金をかせいだりします。たしかに、それも大切なことです。お金がなければ、ごはんを食べることができないかもしれません。成功することで、いろいろな人とかかわることができるかもしれません。
でも、それでも、ジョンの人生を見ていると、それはわたしたちを幸せにはしないようです。それでもさびしいと思ってしまうことがあるようです。だれか大切な人との人間関係がないと、孤独(こどく)、Lonelyになってしまうようです。良い人間関係がないと、わたしたちは1人だと感じてしまうんですね。
家族、友達、あるいは仕事や趣味(しゅみ)の仲間、そういった人たちとの心のつながりがないと、わたしたちはさびしいと感じます。
[4] 人間関係のたいせつさ 10:11~
でも、大変なことがあっても、つらいことがあっても、大切な人との人間関係があると、わたしたちはがんばることができます。大変でも、さびしくありません。遠くにいても一緒にいるような気がします。
もし自分が病気になっても、家族が自分のことを愛してくれたらどう思うでしょうか?病気は大変かもしれませんが、それでも安心できるかもしれません。そんな関係があるだけで、わたしたちはもっとがんばることができます。大変なことは同じようにあります。でも、その感じ方が同じではありません。
ふつうの人生でも、いろいろなことがあるでしょう。でも、良い人間関係があれば、大変なときも安心できます。そして楽しいときはもっと楽しくなります。
成功していても、そうですね。自分が成功していて、それを心から喜んでくれる人たちがいたらどうでしょうか?きっと幸せです。あなたの周りの人は、あなたのことを心から思っていますから。
つまり、人間関係、Relationshipはとても大切ということです。あたりまえのように聞こえますね。たしかにみんな同じことを言います。でも、たぶんですけど、ほとんどの人はちゃんと考えていません。言うだけで、信じていません。
他のすべてのものが良くても、人間関係がわるいだけで、わたしたちの気分もわるくなります。ドイツの精神科医(せいしんかい)Alfred Adlerはこのように言いました。「すべての悩みは人間関係の悩みです」。
もしわたしたちが、人との関係をもっと大切にすることができれば、きっともっと気分よく生きることができるでしょう。人生ももっと良くなるかもしれません。そして、大変な時にも、もっとがんばれるかもしれません。