突然ですけど”侍戦隊シンケンジャー”の話をします!
2周目以降の11・12話の話をするので履修済みの方だけ読んで下さい。
具体的に言うと44話以降の重大なネタバレを含むので、今現在進行形で視聴している、もしくは今後視聴する予定がある方は絶対にブラウザバック…!
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まず11話にて初めて登場する概念として"封印の文字"があります。
志葉家当主のみが使える能力でラスボスを封印することができる切り札です。
これがあるためにレッドが"殿"で他のメンバーが"家臣"というスタンスができたという訳ですね。
この回で封印の文字の存在を初めて知った家臣たちは、強力なアヤカシ(敵怪人)の
猛攻から身を挺して殿をかばった結果、負傷してしまいます。
その後のストーリーの流れとしては、自分のために仲間たちが傷つくことに思い悩むも亡き父の言葉を思い出し、"殿"としての覚悟を決めて家臣たちと共に戦う…
…となりますが、2周目になると見え方が変わってきます。
44〜45話にて丈瑠が志葉家当主ではなく、その影武者であることが判明するからです。つまり丈瑠はただ家臣たちが傷つくことを恐れていたのではなく、
影武者にしか過ぎない自分を守った結果無駄に傷ついたり、場合によっては命を散らしてしまうことを恐れていたのです。
…この丈瑠側の事情を知った上で、初見とは違う角度から物語を楽しむことができるのがシンケンジャーという作品の面白さ・懐の深さのひとつだと思っています。
そして最後に6周くらいしてる僕の12話の激熱ポイントの話を聞いて下さい…!
12話、屋敷を飛び出した丈瑠は道に迷ってしまい、泣いている子供と出会います。
その子を元気づけるため紙飛行機を作ってあげるのですが、
それがきっかけになったのか、自分が子供の頃同じように紙飛行機を作ってくれた父親のことを思い出します。
記憶の中の父親は紙飛行機を飛ばしながら言います。
「志葉家18代目当主、どんなに重くても背負い続けろ…落ちずに飛び続けろ…」
"紙飛行機"は言ってみれば、紙切れで飛行機を模しただけの物です。
どうやっても本物の飛行機にはなれないし、どんなに出来が良くてもいつかは地面に墜落してしまいます。
…これは影武者である丈瑠自身のことではないでしょうか。
偽物として生きることを背負わせてしまった父親が口にする、1秒でも長く、高く飛び続けてくれることを祈るような、あるいはある種の呪いのような言葉がとても印象的なシーンだと感じました。
そしてエピソード後半、そんな"紙飛行機"の丈瑠と家臣たちの覚悟を経て手にした新たな力が"折神"で構成された"空を飛ぶシンケンオー"とか、ちょっと出来すぎだと思うのですwこれ考えた人天才かよw(※脚本はもちろん小林靖子さんです)
…という訳で、
シンケンジャー1周しかしてない皆さん、2周目是非観てください!w(強引)
ちなみに10/5現在、今回お話させていただいた11・12話は東映公式のyoutubeチャンネルにて期間限定で無料配信中ですのでこちらだけでも是非…!