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【絶対服従プログラムⅢ】実験記録Ⅱ

◆管理室 ―――――――――――――――――――――――――― 「……………ちょっと、リーファ先輩、なんでここまでするんですか?」 「ん?“ここまで”って、なにが?」 「だって、意識レベルを固定したままもう170時間ですよ?いくら何でも壊れちゃうんじゃないですか?」 「大丈夫よこれくらい。HCMに縛られてるか限り、不眠不休で虐め続けても死なないわ」 「……………でもほら、呼吸制限もギリギリですし、思考検知レベルも最大にしたままじゃないですか。絶頂している間以外は1秒以内に即強制アクメ。窒息しながらイキっぱなしでひたすら快楽レーザーの的にするなんて、可哀想ですよ」 「いいのよ別に。そうでもしないとお披露目に間に合わないし、そもそもこれくらいで壊れちゃうんじゃ、それこそ“使い物”にならないの。一人の女の子を人形に作り変えるんだから、人として耐えられないくらいが丁度いいんだって」 「はぁ………そうですか。もう実験目標は達成してるみたいですけど、まだ続けるんですか?」 「感度が目標値に達するまで予定より時間掛かったからね。すこーしお仕置きしてるだけ。予定を超過した時間分だけイキ散らかしてれば、次からは死ぬ気で時間を守るようになるでしょ?」 「うへぇ………だといいですけど……………じゃああと、40時間ぐらいこのままなんですね。私は何をすればいいんですか?」 「気絶したら絶頂箇所を追加して、絶頂深度を強化してあげて。今はクリトリスとGスポットと子宮口の三重絶頂だけだけど、気絶する度に絶頂固定の数が増えたら、もっと頑張れるようになると思うの」 「何も考えられないように思考矯正しながらアクメ教育するんですね。むしろ非効率なんじゃないですか?」 「こうすれば、イキっぱなしで頭真っ白になってるのが基本で、命令に逆らったらもっとキツいお仕置きが待ってるっていうのを深層心理に刻み込めるのよ。無理だろうが限界だろうが、命令されたら絶対服従しないといけないんだから、早く覚えた方がこの子の為でしょ?」 「まあ、それが何十時間も続いたら嫌でも覚えますよね……………いやでも、気絶しないように耐えるなんて、自分の意志で出来ますか?」 「別にニコちゃんが調教メニュー考えてもいいのよ?なんならこの子の管理権限あげよっか?」 「別にいらないです。私は“一匹”育成するだけで精一杯なので。《7番》も、ちゃんとこのまま管理しますし、気を失ったらご命令通りお仕置きします」 「は~い。優秀で素直な部下に恵まれて嬉しいわ。後はよろしくね。今日の晩御飯は何にしようかしら~」 「お疲れ様でしたー……………(リーファさんの言う通りにしてたら、この子も廃棄処分だな)………」 ―――――――――――――――――――――――――― 《リーファ研究員》 Aクラス主席管理官。 HCS被検体01、02、05、07の主任管理官。 その内、被検体01、03(シオン管理官担当)、05を廃棄処分にしている。 被検体に、HCSの耐久限界を大幅に超過する負荷を与える事が多いが、その分有益な研究成果を数多く残している。 寝ているところを誰も見たことが無い。 複数の場所で同時に目撃されている事などから、アンドロイドなのではないかと噂されている。 《ニコ研究員》 Bクラス管理官。 HCS被検体06の管理官。 1秒単位の厳格な調教スケジュールを設定し、被検体の人格から人間性を剥奪する調教を行っている。 被検体06は、完全な感覚遮断状態で一か月間の隔離放置と、三日間の絶頂固定を11周(約一年)繰り返す人格洗浄を、定期的に施されている。 脳機能を掌握する体感時間調整システムにより、年単位の人格洗浄も数分間に圧縮される。 被検体06は、現在18回目の人格洗浄を施され、元の人格は完全に削り取られて失われている。 刺激に反応せず、思考力も無くなり、HCSを介した命令を入力しなければ一切の自発的行動を行えない生体コンピューターだと揶揄されているが、ニコは満足している。 《シオン研究員》 Bクラス管理官。 HCS被検体03、04の管理官。 絶頂管理による服従調教が得意。 服従レベルの定期試験では、シオン管理官の担当した被検体の成績が最も高い(最下位はニコ担当の被検体06)。 被検体03は、リーファ管理官の【くすぐり寄生蟲移植実験】の結果、廃棄処分済み。 そのことでリーファを恨んでいるが、一度復讐しようとして返り討ちにあってから、リーファには逆らえない体にされてしまった。 《アイリ研究員》 Aクラス管理官。 全HCS被検体の耐久テストや性能試験を担当。 リーファの行う過度な改造実験や処刑方法にドン引きしているが、自分も他の管理官にドン引きされている事を自覚していない。 適正のある被検体の調達係でもあるので、アイリの選定した実験体がHCS被検体として正式に登録される。 《公開実験》 HCS第9研究所では、定期的にHCSの開発、研究成果の報告会を行わなければならない。 天文学的な額に上る研究資金の出資者であるスポンサーやクライアントには、実際にHCSの有用性を目で見て確認し、体感してもらう必要がある。 その為、被検体07は公開実験までに要求性能を満たせるよう、過酷な調教スケジュールが組まれている。 今後も百を超える数の人体実験を施され、数千時間に及ぶ調教の末に、被検体07は公開実験の名の下でその肢体を晒し者にされるのだ。 ―――――――――――――――――――――――――― 次回更新10月5日(土) 絶対服従プログラムⅢ 音声サンプル28 絶頂未遂

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