【HCS特殊実験室・隔離実験房(通称:匣)】 《HCS被検体の取り扱いについて》 HCS研究所及び、HCS実験体用の隔離実験房は、特殊な設計に基づいて構築されています。 一部の例外を除いて、ほとんどの実験体は、その生涯を4m四方の隔離実験房の中で終えることになります。 投薬、給気、給餌、監視、拘束、命令。 全ての操作を外部から行う事が可能で、実験体を外に出す理由が無いからです。 特殊な実験で必要とされない限り、一度閉じられたその結晶金属製の匣が開かれることはありません。 《廃棄処分時》 特に、実験体番号が二桁以下の実験体は、人体に有毒なレベルの濃縮媚薬が、長期間、大量に投与されている為、その体液、呼気、体臭までもが有害です。 日常生活が不可能になるレベルの媚薬成分を生成し、自分自身で再吸収して、感度上昇と限界発情が永続的に続くアクメ中毒の体に作り変えられています。 廃棄処分時には、硬化ベークライトで実験房ごと固められた上で、扱いやすいサイズに削り出され、生体サンプルとして保管されます。 《観察方法》 外部からの観察は可能ですが、内部から外を見る事はできません。 通常の開閉扉は設けられておらず、天井中央にある直径1m、厚さ30㎝の点検ハッチが唯一の経路で、厳重に施錠されています。 実験体はハッチを開けるどころか、触れる事すら叶いません。 ハッチの他、換気口、多目的アーム、情報収集機器、各種実験装置全てが高さ4mの天井部に格納されています。 自由な行動が許可されたとしても、研究所の設備に損害を与えられる可能性は限りなくゼロです。 《実験例:被検体03》 被検体03は、体感時間調整システムの耐用実験に使用されています。 体感時間を、理論最大値《31,536,000倍》に延長。 1秒間で約1年が経過する感覚の中で、多重絶頂状態で固定されたまま、超高密度の異常絶頂データを記録されています。 実験は現在も継続中です。 《実験例:被検体578》 被検体578は、感覚共有実験に使用されています。 複数の実験データ(3種~27種)がリアルタイムで共有され、その認識誤差や遅延を記録されています。 また、本人の感覚データを瞬間的に再体験させる重複感覚再生(ラグ0.003秒)により、一回の絶頂感覚を強制的に多重絶頂にする実験も行われています。 実験は現在も継続中です。 《実験例:被検体2291》 被検体2291は、淫蟲寄生実験に用いられています。 実験開始時、1匹だった淫蟲は被検体に寄生、増殖、進化を繰り返し、現在1,823匹が確認されています。 隔離実験房の内容量が限界に達しつつある為、対応を立案中です。 ※淫蟲は極めて強力な淫液を分泌しており、有害な大気汚染が発生する可能性が極めて高い為、気密性を保った隔離方法が必要です。 苗床化した被検体2291は、生体サンプルとして保管、もしくは継続して淫蟲増殖用の触媒として使用予定です。 《実験例:被検体4098》 被検体4098は、触手服型管理装置の開発実験に使用されています。 生体細胞とHCS管理端末が複合された、通称触手スーツによる全身管理により、被検体4098の生命活動は制御されています。 被検体の耐久力を超える極めて高負荷な実験や、被検体の生命維持に著しい問題が生じる命令も、触手スーツの制御により実行可能な事が確認されています。 次回の公開実験候補に挙げられており、その従順性、耐久性、人格等が審査中です。 実験は現在も継続中です。
なのらぶ
2025-03-30 07:29:02 +0000 UTCなのらぶ
2025-03-30 07:23:12 +0000 UTCmrsaporito
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