◆ 研究所では、数日間かけて徹底的な身体検査が行われた。 その間、キサキには一切の自由が与えられず、プライバシーなんてものは全く無かった。 むしろ、乙女として隠すべき場所、秘めるべき部位から順に記録され、数値化され、詳らかにされた。 不特定多数の研究員のその裸体を観察され、その姿を共有される。 逆らう事は出来なかった。 洗脳催眠の服従命令に加え、常に拘束、もしくは小さなケージに閉じ込められ、キサキは実験動物のように取り扱われていた。 例え正常な状態だったとしても、脱出する機会は無かった。 衣服の着用は認められず、体の隅から隅まで調べ上げられた。 身体的なパラメーターを数値化するだけでなく、意図的にキサキを辱めたり、精神的なストレスを与えて耐久力を測るような検査も多かった。 排泄行為は監視下でしか許されず、呼吸量や思考内容まで記録された。 研究所内を不必要に引きずり回され、待機している間もキサキが休むことができないように、辛い姿勢の維持が命じられたり、厳しい拘束状態で放置された。 まともな休憩や食事は決して与えられない。 十数時間かけて様々な機器でテストや検査が行われ、その日のノルマが終わると、狭いアクリルガラスケースに閉じ込められた。 上下左右、360度からキサキの裸体を監視できる檻。 その間は休息時間の筈だが、キサキは足の裏以外を床に付けることが許されなかった。 不必要にキサキを苦しめる為の拘束と、意地悪な命令が与えられた。 《寝るな》《休むな》《動くな》 微動だにできず、監視されながらの数時間を無為に過ごす。 一日目は耐えられても、それが二日、三日と容赦なく続く。 ほぼ不眠不休での身体操作の負荷で、体が震え、脂汗が滲み出る。 それでも、支配の首輪や、洗脳催眠の強制力には逆らえなかった。 気を失いそうになっても、声を上げることはおろか、表情を変える事さえできない。 自分の体に何をされているのか、何を調べられているのかさえ分からないまま、キサキは研究施設で耐え難い恥辱に晒され続けた。 ◆