こんにちは!いつもご支援の程ありがとうございます!
以前逃亡ELFの表紙のキャラクターデータの方は出したかと思うのですが、今回は表紙の背景データになります。
この背景に関しましては主に、コンセプトアートに使われる手法を真似て制作しました。
【コンセプトアートとは】
映画やアニメ、ゲーム等を制作するプロジェクトがあったとして、制作チームが制作に着手する前に、世界観やイメージを共有するために作られるデザイン画のことです。
例えばプリコネRで話しますと、「アストライア大陸最大の国家でランドソルって街があって、そこは首都で城塞都市で、王家が管理しているファンタジックな街で、様々な機関があって~」って説明するわけですが言葉じゃ全然わからん!!!ってなりますよね。
デザイナもグラフィッカーもそれぞれ想像している風景や町並みはあるでしょうがチームで作るわけですから、イメージがバラバラではどうしようもないです。
そこでチームに共有のイメージを持たせ作るものに統一性を持たせるために、ランドソルという街のイメージ画を用意します。この用意された画がコンセプトアートというものです。
上記通りコンセプトアートは制作に着手する前に用意しないといけないものです。つまり早さが求められます。
さて、前置きが長くなりましたが、コンセプトアート制作に使われる手法を取入れて制作しました(再)
(逃亡ELFの表紙ですが、コンセプトアートであるなら風景や世界観を魅せるのでキャラは画面に人だとわかるくらいのサイズであれば良いんですが、本誌はエロ漫画なのでキャラを大きくしてます。)
コンセプトアートは早さが求められる、つまり言ってしまえば楽してそれっぽい背景を描く!ということです。
どうすればいいか?
ズバリ、風景写真やテクスチャを重ねてレイヤの属性を変更しアレコレ加筆加工をしていく
これです。とりあえずベースの背景を見てください。下記です。ブラシでがっっと大雑把に描いたものです。
パッとしないですね。ここに枯れ草を燃やしている写真を、カラーバランスを弄ってオーバーレイで重ねます。
(枯れ草を燃やしている写真がどんなものかはファイル内のレイヤ属性を通常にして見てみてください。)
ちょっと森が良い感じに!そして湖に、海で人が遊んでいる写真を人は消して彩度や色相を弄って重ねます。ちなみにテクスチャに加筆する場合はコピースタンプツールがおすすめです。
テクスチャ2枚使っただけでなんかっぽい!そして湖に後ろの森の映り込みを足します。
ここにライティングや反射光を足したり、前に見えてるものの主線をハッキリさせたり、遠景をボカしたりしたものが下記になります。
これで完成!!と言った感じで、背景を制作したわけですが、レイヤ数をみてもキャラデータよりも大分少なく済んでますね。この時は悩み悩みやっていたので結構時間はかかりましたが、下記のプリコネRのサレン本の背景などは2~3時間ほど見れる所までできた記憶です。
テクスチャ、非常に便利です。
最近では、商用可のものだけではなく、自身で木の幹を撮ったり芝生を撮ったり、きれいな風景を撮ったりしてテクスチャに使ったりもしています。知り合いの作家さんには、飲み屋で頼んだカクテルの水面をテクスチャとして使える!と一眼レフで撮ってる方もいました。
表紙で使ったテクスチャ収録の技法書:Photoshopテクスチャデザイン プロが教える実用テクニック
(2002年初版で解説もphotoshop6.0なので技法書としてはあまり役に立たないかも…)
コンセプトアートに関しましてもっと知りたい場合はよー清水さんの著書を読むとより詳しくわかるかと思います。
本日はこのへんで!
それでは!