お蔵入り事件続き。
Added 2018-08-31 20:54:29 +0000 UTC明日辺りと言いながら色々別件が入って遅れましたが、続き行きます。てへ。 乾貴士選手の紹介漫画を執筆し、完成も間際の時、突然届いた一通のメール。その驚愕の内容とはーー。 なんとそれは、日本代表の大迫選手のマネジメント会社からのメールでした。 内容は簡単に言うとこうです。 「アンタの描いた大迫の漫画読んだわ。うちの大迫のええ所をうまく描いてくれてはるし、読者の評判ええのも知っとるけど、アレ肖像権の侵害やねん。認めてまうとキリがあらへんから、消してくれへん?あ、うちが管理してる他の選手についても頼むで。」 なんという事でしょう!! そうなのです。実は私の日本代表紹介漫画のように、実名をそのまま使って勝手に漫画にするのは、実は肖像権の侵害なのです。 まあ別に私はあの漫画を使って金を儲けたわけではないのですが。厳密に言えば一応ダメです。 まあ要するに、同人誌と似たようなものですね。 特定の作品を使った同人誌を作って売りさばくという、コミケで日々行われている事は、厳密に言えば著作権違反なわけです。 しかし、そのグレーゾーンを権利者が黙認することによって、同人文化は成り立っています。 権利者側にとっても、黙っておいて同人界隈で盛り上げてくれた方が、最終的には自コンテンツにとって有利になる場合が多いので、大抵何も言いません。 しかし、我々は権利者が「ダメです」と言ってきた場合には、直ちにやめなければならないのです。 特に芸能人やサッカー選手等の有名人は、その肖像そのものに大きな商業的価値があります。ですので、それらを管理するマネジメント会社が成立し、権利の扱いも慎重になります。 さらにサッカー界隈には同人誌といった文化が存在する訳でもなく、私のような事をする人間も滅多にいません。 「こういうのはほっといた方がメリットがデカい」という匙加減も、彼らには分からないでしょう。 向こう側の経営戦略的な観点から言えば、個人的にはどーなのそれと思う判断だと思いますが、とりあえず彼らの主張は正当なものです。 私としては漫画を消せと言われたら、消すしかありません。 まあ、大迫の漫画を消すことに関しては、私にとって大した問題ではありませんでした。あの漫画は既に大きく話題になり、多くの人に読んで頂きましたから。 問題はそこではありませんでした。 「あ、うちが管理してる他の選手についても頼むで。」 大迫選手の権利を管理しているその会社は、他にも多くのサッカー選手の権利を扱っています。ホームページを見に行ったところ… その中に、乾貴士選手の名前があったのです!! 今ちょうど私が漫画を描いていた乾選手が!! あと1コマで完成する所だった、たった今描いている乾選手が!!!! 私はブチ切れそうになりました。せめてこのメールをあと3日後に出してくれればまだ良かったのに!!なんで今来るねん!!! というのは私の身勝手な怒りですが、「うちの選手はダメです」と言われた以上、もうこの乾選手の漫画をネットにあげる訳にはいきません。何という悲劇。 こうして、「初心者にも分かるサッカー日本代表・乾貴士編」は、人知れずお蔵入りとなったのでした。私の作業時間返せ!! その後私は、「いいもん!!お前んとこの会社の選手はもう描いてやらんもん!!」と逆ギレしながら長谷部選手の漫画を描きました。 乾漫画は、そのうち支援者の方だけにひっそりとお見せしようかとか思ってます。そんでは今日はこれで。