俺は先程受注したクエストをキャンセルする為にカウンター迄急いでやっと辿り着いた!この程度の距離走っただけなのに息がキレるし汗が吹き出す…
いつもなら何十キロ走っても息なんかキレない のに…
「おい頼む!受付嬢ちゃん!さっき出したクエストをキャンセルさせてくれ!」ハアハア
受付嬢:「新米受付嬢ちゃんのクエスト?
いやー、受けてないと思うけど?ここ上級クエストカウンターだよ?何か勘違いしてない?」
う…やっぱり傍から見ると俺の事新米ちゃんに見えるのか…すれ違う男共が揺れるオッパイをガン見してたもんな〜…
「違う!俺は竜騎士だ!って言っても見た目は新米ちゃんだからなー!
んー!この際仕方ない!新米受付嬢ちゃんの一人前の試験の方でも良い!兎に角頼むよ!」
受付嬢:「落ち着いて新米ちゃん!
取り敢えずお姉さんに何があったのか説明して?」
「実は竜騎士である俺と新米ちゃんのクエスト依頼書が入れ替わって受理された結果…
身体も入れ替わっちまったんだよ!」
受付嬢:「ええ!?どういう事!?じゃあアナタ新米ちゃんじゃなくて竜騎士さんなの!?
詳しく知りたいから最初から説明して下さいますか!?」
「そ、そうだね…実はさっき…」
(回想)
俺は頼まれた依頼を受注しに来たんだが、そこで新米ちゃんとぶつかったのが全ての始まりだった…
「大丈夫かい?初めて見る顔だけど新人さんかな?
ほら手を貸すよ。立てるかい?」
新米:「ありがとうございます〜!そうなんです〜、今迄は見習いクエストの受付嬢やってたんですが
今から一人前の受付嬢の検定を受けて初級クエストの受付も出来るようにステップアップしに来たんですー!」
「初級の…なるほど、それで初めましてか…コレからは世話になるかもだな。武運を祈ってるよ?」
新米:「はい!ありがとうございます!
竜騎士さんに、そう言って貰えるなんて光栄です〜!
では申し込み行ってきますね!」
お辞儀をすると、そのまま駆け出して行ってしまった。
元気があるのは良い事だと思うけどあんな格好で走り回るのは年頃の少女としてどうなんだ?
暴れ回る彼女のオッパイを遠目で見ながら苦笑してしまう。
しかし、この時俺は気付いてなかった。ぶつかった時に彼女の申込用紙と俺のクエスト用紙が入れ替わってしまっている事に。
俺はそのままクエストカウンターにそれを出してしまった。
すると俺の意識は突然ブラックアウトしてしまうという…
(医務室)
「何だったんだ今の…?イキナリ意識が飛んでしまった…最近クエスト受け過ぎてたからな疲れが出たか…?ん?
俺の声何か高くなってないか?あーあー」
明らかに高くなっている。こんなソプラノボイスが俺から出ている?
しかし異変はそれだけじゃなかった…
「な、なんじゃこりゃー!?俺に特盛オッパイがくっ付いてる!?(モミモミ モミュン!!)
いや!それよりも無くなっちまってるものが大切だー!!?」
俺の体から大切な愛棒が消えて代わりに、こんな物が…(モミモミ)
柔らかくてスゲー気持ち良い…♡じゃなくてー!!
「と言うか、このオッパイさっき見たぞ!それに、この格好まさか…まさか今の俺って…!」
俺は今フリフリの袖に胸元を強調するような、ドレス生地の服を着ていた。
このメリハリボディを強調する服を着るジョブは限られている。
俺は急いで鏡を見に行くど胸がボインボインと揺れる…この光景さっき見たぞ!?
「や、やっぱりオレが新米ちゃんになって!?
髪も手も体もぜんぶ彼女のものになってしまっているのか!?」
こうなってしまった原因は何だ…あ!そう言えば彼女はが持って行ったクエスト申し込み色紙はモンスター討伐用の用紙で赤色だった。
今思うと俺があの時カウンターに出した受け付け用紙は緑色だった…クエスト用紙が入れ替わって受理されたから体が入れ替わってしまったのか…?
という事はクエストキャンセルしたらと元に戻れる筈!
そう思って、ここ迄走ってきた訳だよ…
(現在)
「そんな訳で頼むよー!クエストを取り消させてくれー!
このまんまじゃ俺、新米ちゃんとして生きて行かなきゃならなくなっちゃうんだよー!」
受付嬢:「んー、実はですね?
竜騎士さん…いや新米ちゃんも入れ替わりが起こった時にココに居たんですけどね?
目を丸くして体のあちこち触って驚いてて、どうしたんですか竜騎士さんと声を掛けると何か納得した顔で、そのまま依頼に行っちゃったんです…」
「ええ!?俺の体で!?ヤバいよ!?
情報だと敵結構強いらしいから早く助けに行かないと!」
受付嬢:「それがその…入れ替わってるとは知りませんでしたしクエストに出てから何時間も経ってしまってるんです…」
「え!?もうこんな時間!?俺はそんな長い時間眠ってしまってたのか!?
受付嬢ちゃん頼む!クエスト破棄してくれ!そしたら元に戻るから!」
受付嬢:「は、はい!あ、あれ!?クエスト達成してる…?」
「え…?」
クエストの依頼書には魔法が施されていてクエストが達成されると自動でクエストクリアとスタンプが浮かび上がる事になっている。
つまりは俺の体で新米ちゃんが倒したって事か!?
竜騎士:「ただいま戻りましたー!いやー、強いですねー、この体!
大技で無双する感じ癖になりそうですー!あれ?私?」
「俺ー!?君新米ちゃんかい!?ってか、俺の体で何勝手にクエスト行ってるんだい!?」
竜騎士:「良いじゃないですかー、クリア出来た訳ですし♡
感謝されても良い位だと思いますよ!ぷんぷん!」
「うげー!止めろ俺の体でぶりっ子は!
ってか、クエストが入れ替わって体が入れ替わったんだぞ!?
クリアしてどうする!?まあ良い!こっちのクエストをリタイヤしたら大丈夫だろ?」
竜騎士:「えー!?ダメですよ!試験これ逃すと来年何ですよ!
私の代わりに頑張って下さいよ!」
「馬鹿野郎!何で俺が代わりにそんな事をしないと行けないんだよ!
受付嬢ちゃん頼むよ、クエスト破棄してくれ」
受付嬢:「そ、それがぁ…受付嬢が受けれるクエストって言うのは、この昇級試験しかないんですけど…このクエスト特別でキャンセル出来ないんです…
ですから戻る戻らないにしても、これからの事を考えると試験を受けて頂いくしかないかと…」
「えー!?俺が試験を受けないと行けないの!?
試験っていつ!?」
受付嬢:「3ヶ月後です…大丈夫ですよ!今から勉強すれば間に合うと…(思います) 私もサポートしますから一緒に頑張りましょう!」
竜騎士:「その間は私が竜騎士の仕事しときますかは安心して下さい♡
って言うか一年間私が竜騎士何ですねー!ヤッター!」
「お前がクエスト取り間違えたせいで、こうなったんだろー!?
って言うか、俺が試験落ちたら来年も試験受けれないんだぞー!?クッソー!お前もちゃんと手伝えよ!?」
竜騎士:「え!?私まだ勉強してないから無理ですよ?
3ヶ月後だから大丈夫かなーと思って受けようと思っただけですし?」
「き、記念受験…そんなのの為に俺は受付嬢になっちまったのか…ガクッ
って言うか俺、受付嬢の勉強なんか全然した事ないぞ…今から冒険者に転職して良いか?」
竜騎士:「あー、止めといた方が良いですよ?
私運動苦手ですし、スキルは全部こっちの体にあるから苦労すると思いますよ?」
「ええええ!?ってか俺クエスト嬢として生活するしかないのかー!?
こんなデカ乳受付嬢として1年間も…」
竜騎士:「まあまあ、受付嬢の仕事楽しいですよ?
皆と仲良く話したり、色々と皆の為に頑張れるの凄くやりがい感じます♡」
「ます♡って言われてもな…ってさっきから思ってたんだが…良いのか?俺が1年間も君の体使っても?
男に自分の体使われるの嫌じゃないのか?」
竜騎士:「まあ私も好きに出来る訳ですから、お相子ですよ?
それに冒険者憧れてたんですよね〜♡昔から運動苦手だったから諦めてたからラッキーってかんじです♡」
「はあ…君が良いなら良いけどな…受付嬢ちゃん、暫くは色々教えて貰う事になるけど、お願いできるかな?」
受付嬢:「分かりました。クエストの取り違いに気づかなかったコチラにもミスがありますから何なり手伝える事は言ってください?
それに試験もそうですが他にも学ぶ事がありますよ?」
「え!?そうなの!?」
竜騎士:「あー、そうですよね?私も気になってました。
竜騎士さん…いえ?新米ちゃん?今は女の子何ですから、ちゃん女の子らしさを身に付けないとダメですよ!」
「え!?え!?いやいや俺、男だし!?
って言うか女の子らしさってなんだ!?」
竜騎士:「そうですねー、口調ですとか化粧とかもそうですけど…まずは仕草ですとか大事ですよ!大股開きやめてください!」
受付嬢:「そうですよ!今は女の子なんですから!あとお風呂とか着替えの面倒は私が見ますから、そのつもりで!」
「ちょっとちょっと!?一日中ついて回られる訳!?
他所粗暴でも、ご愛嬌じゃない?」
「「駄目です!」」
受付嬢:「仮に今の竜騎士さんは受付嬢ですからね!
その辺の事はギルドの沽券に関わります!」
竜騎士:「それに私が粗暴と思われるんですからね!
さあ!女の子言葉の練習しますよー!」
「ひええええ!勘弁してくれー!」
こうして俺の新米受付嬢ライフが始まろうとしていた…竜騎士として冒険者生活極めてたのに…トホホ
続く