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炎帝竹輪太郎
炎帝竹輪太郎

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100円プラン:幼児化勇者と勇者になった幼女

俺はキヨト。勇者として魔王を倒す為の旅に15の時に出て。早1年…力を付ける為に武者修行を行っている。

それなりに力を付けたつもりだが上には上がいる…魔王軍四天王…これ迄の敵とはレベルが違うと前の戦いで思い知った。早く強くならなければ…


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俺は村の依頼を受けて近くの森を調べに来てた。

魔王の復活が近いのか魔物が活性化しているらしく、危険な魔物が居ないか?もしも居たならば討伐して欲しいとの事だ。

調査をした所、確かに周りの魔物はこの辺の平均よりも強くなっている…原因はどうやら力を与える魔物が居るみたいだ…そいつさえ倒せば異常は無くなる。

俺は注意しながら森の奥の方まで進んで行く…しかし、俺は気付かなった。

その時、俺の動向を監視する者が付いてきてる事に…この時俺が気付いたら結果は変わっていたかも知れない…


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俺は暫くの探索の末に強い魔力を感知する…間違いないソイツが森の魔物が活性化した原因だな?

魔物はオークのようなパワータイプの見た目をしているが、この感じだと魔力も絡めて戦うオールラウンダーか?

色々と種はありそうどな?厄介なタイプみたいだ…

こういう手合いはかんがえさせたら厄介になる。一気に倒すのが1番良い…俺は剣に手を掛け…


スカッスカッ…


アレ?腰に付けていた剣が無い!?俺は驚いて後ろを振り向くと女の子が俺の剣で遊んでいた。

格好からして村の女の子…年は3歳とか4歳位のオカッパ。そんな子が俺に気付かれずに尾行して来てたのか!?


「お嬢ちゃん、こんな所で何してるんだい!?

森は危ないから遊んじゃ駄目だって知らないのかい!?」


フタバ:「えー?だって、お兄ちゃんだって入ってるんだから良いじゃない?

ソレに、昔っからここで遊んでたからヘーキだよ〜」


「お嬢ちゃん?今は魔物が活性化して危険なんだ。

その剣は勇者の剣で大事なものなんだ返してくれるかい?」


ソレにしても妙だな…何で勇者の剣を軽々と持てるんだ、この子は?

真の持ち手以外は重くて持てない筈なのに…


フタバ:「えー?でも剣のオジちゃんがいーよって言ってくれたよー?

ねー?へーお兄ちゃん、おじちゃんと話してないんだ〜?」


「剣の…おじちゃん…まさか!?本当に選ばれたものは聖剣の声が聞こえるという伝承は知ってるけど…」


フタバ:「えー?私がほんとーの持ち手ー?でも、私帰らないとママが心配しちゃうよー?

え!?問題ない?代わりがいるー?ならダイジョウブかなー?」


何を言ってるんだ?代わり?まさか俺の事か!?いや、無理が有るだろ!?

聖剣の気まぐれに付き合ってる場合じゃない。敵を倒さないと…俺は聖剣を取り返そうと手を伸ばすと剣は光を放ち始めた!?何だ!?何が起こってるんだ!?


フタバ:「えー?コレで私がゆーしゃになるのー?よく分からないけどガンバるー!

ソレにお兄ちゃんは…になるんだって〜」


何になるだって…?クソっ…光に吸い込まれて意識が…こんな場所で気を失うのは不味い…俺は転移魔法でお嬢ちゃんとその場から何とか離した。

しかし俺の中から何かが、お嬢ちゃんの中に入っていき、それが終わると意識が途切れる…


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どうなったんだ…俺は体を起こして周りを確認する。どうやら村の近くのようだ…取り敢えず近くに魔物は居ない…

それは一安心だが、さっきの子はどうなった…?俺は視線を彼女の方に向ける。


「くっ…スゴい しょーげきだったな…きみ!だいじょーぶかい?」


キヨト:「アタシは大丈夫だよ…アレ?何で私が目の前に居るんだろう?

それにスッゴクちっちゃい?アレ?私が大きくなっちゃったの!?」


「???オレと 同じそうびのオトコだと〜?それにスゴい大男だな〜」


俺は身を離して牽制しようとするが、バックステップすると、バランスを崩してしまった。

な、何だ!?手足の感覚が全然違う!?手も足も小さい!?

キヨト:「ちょっと!?無理しないで!?

大丈夫!?もう!ちっちゃいのに無理しちゃ駄目でしょ!?」


「ちっちゃい〜!?そっちが大きいだけだろ〜!?」


差し伸べられたても余裕で俺の手の何倍もあるし、本当にコイツは何者何だ…?

三メートルは余裕であるぞ…?まさか別の勇者が派遣されて来たのか?

キヨト:「よいしょっと…それで貴方、私にソックリだけど何者なの?

私はフタバって言うんだけど、お名前教えてくれるかしら?」


「オレは…ユーシャ キヨトだー」


それにしても、さっきから妙に語尾が伸びる。まるで舌っ足らずの子供みたいな話し方になる。

さっきの聖剣の影響か…?一体どうなってるんだ?


キヨト:「えー?勇者様?私、知ってるよ?勇者様って鋼の鎧を着た凄い人なんでしょ?貴方…どうみても村の子供でしょ?」


???俺が村の子供?何を見たら、そう思うんだ!?

俺は取り敢えず立ち上がって落ちている俺の剣を拾おうとするけど…


「ぐぬぬぬ…はあはあ…お、おもい…なんで、オレのケンなのに、こんな大きいんだ?

あれ!?剣がオレの しんちょーと同じ位までのびてる?」


そんな筈は無い!剣が伸びるなんて聞いた事が無い!

なのに、今は重くて持てない位の大きさに変わってしまっている!?


キヨト:「あ、危ないよ?アタシ…?ほら?剣ならアタシが預かってあげるね?(ひょい)

この剣、何だろう凄い手に馴染む…あれ?アタシ鞘装備してる?(シャキン!)収納出来ちゃった…」

!!?こ、コイツ…俺の剣を勝手に!!

その時、俺は初めてコイツの顔をシッカリと見た。


…え?あの顔…間違いない…どうみたって…俺?俺だ…!?


「お前…何でオレとおなじ顔を…いや、それだけじゃない!そーびも…オレと同じだし!

オマエは何ものなんだー!?」


苦労して揃えたオリハルコン装備…2つと同じ物は無いと言われてたのに何で…?


キヨト:「んーとねー、ひょっとしてなんだけど〜あ!やっぱり〜!

こっち来て?ほら?ここ覗き込んで見て?」


俺は男に言われるままに、水溜まりを覗き込む。

そこには信じられない事に俺の代わりに小さい女の子が映し出されていた。

しかも、これ…俺は視線を下げると…目に映る服と同じものを身に付けている…つまり、これは…


「…?…!!?どーなってなんだ!これー!

手もカオも…(ぷにぷに♡)オレが…オレが…女の子になってるー!!?」

キヨト:「私はお兄ちゃんになっちゃってるよ〜

皆ビックリするだろうな〜、何せ勇者だもんね〜!」


俺が…俺の体が嬉しそうなにスキップしている…まさか、アイツの中身は…

先程の聖剣の言葉…お嬢ちゃんの代わりは俺がするって、こういう事なのか!?

「もしかして…キミは、この体の女の子なのかい!?

オレと君が入れ替わってしまってるとでも言うのかい〜!?」


嘘だろ!?苦楽を共にした俺を切り捨てて一瞬でお嬢ちゃんに乗り換えやがったのか!?

幾ら何でも非常過ぎやしないか!?俺は文句を言ってやるために剣を抜こうとするが…


キヨト:「ダメだよ?お兄ちゃん。

今は私なんだから剣なんか持ったら危ないよ?後ね?聖剣のおじいちゃんが、まだしなきゃイケナイ事があるって言ってるよ?」


「しなきゃイケナイこと?」


キヨト:「うん…分かったよ、おじいちゃん。(スチャッ)

はい、お兄ちゃん。おじいちゃんが一緒に触れろってさ?」


何だ…?分からないけど今は言われた通りにやってみるしかないか…

俺は手を聖剣の上に乗せると俺は光に包まれた空間で声のする方向に視線を送る。

ここは精神世界とでも言うべき所なのだろう…


「るか…?聞こえるか…」


!!?何だ!?声が聞こえる!?初めて聞くのに何処か聞き覚えるのある…そんな不思議な声が聞こえる。その声の主は勿論…


聖剣:「聞こえるキヨトよ?ワシが聖剣に眠る意思じゃ。

この度の事は、お前には大変申し訳無い事をしたと思っておる。」


コレが、お嬢ちゃんが聞いていた聖剣の声…話が通じるなら調度良い!

俺には果すべき使命がある、それは俺の一番身近で戦っていたコイツなら必ず分かってくれる。


「な、なら元に戻してくれ!俺は魔王討伐の為に生きて来たんだ!

それなのに突然、村娘ちゃんと体を入れ替えられちまって意味が分からねえよ!」


聖剣:「お主には本当に悪い事をていると思っとる。しかしな…儂の使命は魔王を倒せる可能性の高い者を導く事なのじゃ…それがお前の為にもなるんじゃよ…」


「ソレは何だ…何の冗談だ!この女の子よりも…今まで強敵と共に闘って来たのに簡単に鞍替えする理由になるのか!?」


聖剣:「すまない…儂は可能性の高い方を選ぶ…そういう風に作られておるんじゃ…」


「そんな…」


聖剣:「今から知識の継承を行う。お前の知識を彼女に与える。お前はこの少女として生きていってもらう…これ迄ご苦労だった。心より感謝を述べる…」


「ま、待ってくれ!継承って何だ!?」


聖剣:「…まない…として…てくれ…」


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「せいけん!まってくれー!クソー!アタシこのまま、村むすめとして生きていくの〜?」


アタシはせいけんに、元にもどしてもらおーとしたのに、ダメだった…

アレ!?アタシ何かヘンだよ!?何で自分のこと、アタシっていってるの!?


キヨト:「継承が終わったみたいだな?今まで、ご苦労さま。

コレからは俺が勇者としての役割を果たす。君には俺の代わりに家に帰ってもらう。」


え?え?アタシが代わりに家に…?でもマオーを倒さないとだし、今までだって色んなマモノたおして…何でマオーとたたかってたんだっけ?


キヨト:「戦う理由も君が背負ってたものは俺が引き継いだ。だから安心してくれ…

じゃあ、俺は森の魔物を倒しに行くから付いてきゃ駄目だよ?」


ユーシャのお兄ちゃんは、まほーでマモノのところに行っちゃった。

私もいかなきゃ!「わーぷ!」あれ?はつどうしないー?


「っていうか、まほーってどうやってつかうんだぅけー?わかんないし走っておいかけるしかないかもー?」


えっほえっほ!アタシはさっきのところまで走っていくしかないー!

でも、いっぱい走ったけどおいつかないやー、ソレにお兄ちゃんどっちいったんだっけ?ついてっただけだから分かんないやー


カーカー!!


ひゃ!?いつも遊んでるのに、今日はなんだかコワイ?はやくかえった方がイイ気がするよー!

でも、かえらなきゃと思うとアタマがクラクラこんらんして来ちゃう。


「ママ〜、パパ〜オウチ帰りたいよ〜」


アタシはそこで動けなくなっちゃう…だって、つよーいマモノが近くにいたらコワイよ〜

何で〜?アタシ、マモノとかコワくなかったのに〜?

男:「あれ?フタバちゃんじゃないか?どうしたんだい?こんな所で?」


「あ!オジサン!ユーシャのお兄ちゃんを追っかけ森にきたんだけど、コワくなっちゃったの〜!!」


男:「無理もない。今、森の魔物が活性化してるからだよ。

勇者様の邪魔してはイケナイよ?さあ、パパとママの所に送ってあげるね?」


「うん!ありがとうオジサン!」


アタシはオジサンに家におくってもらったの!でもなにか、わすれてるよーなー

大切なことだったよーな?あれー?

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ワカバ:「あ!フタバ帰ってきたのね!もー!遅いから心配したじゃないの!」


「あ!ママーー!!こわかったよー!!」


アタシはママにだきついてワンワンないちゃう。だって、さみしくて、コワくて、めのまえがグルグルしてたんだもん!


叔父:「ワカバさん。フタバちゃん森に迷い込んでたみたいで、さっき泣いてる所を見付けて、ここ迄連れて来たんだ。」


ワカバ:「もう!森に1人で行ったら駄目って教えたでしょ!

ありがとうございます。何とお礼を言ってよいのか…」


叔父:「いやいや、コレも近所の縁って奴ですよ。俺は家に戻るからフタバちゃんを励ましてやって下さい。」


ワカバ:「ありがとうございます…それにしてもフタバ。いつもなら森なんか平気だって言ってるのに…分かったでしょ?森の魔物が凶暴化してるから近寄っちゃ駄目よ?」


「うん…わかったよ…」


叔父:「大丈夫だよフタバちゃん。勇者様が森の魔物を倒してくれたら、直ぐにいつもの楽しい遊び場に戻るからね?」


「ほんと〜!!わ〜い!!」


ワカバ:「全く…少しは女の子らしい事も覚えて欲しいんだけどね?

それ迄はオウチで大人しくしてるのよ〜?」


「は〜い」


アタシはママとユーシャのお兄ちゃんがマモノをたやっつけてくれるのをまつんだー!

でも、それはアタシがやらなきゃイケなかったような〜?そんなことないよね?あれー?


その時のキヨトは自分が勇者である事は完全に記憶から消えていた。

ひと握り残った記憶の欠片も何か違和感はある程度で、それも一晩で消え去ってしまった。


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一方、キヨトになったフタバはあっという間森の魔物を倒してしまっていた。

本来の彼なら、かなり苦戦を強いられていた筈の相手なのだが聖剣本来の力が発揮された結果である。


キヨト:「良し!魔物はコレで大丈夫だ。しかし聖剣よ?コレで本当に良かったのか?長年連れ添った仲間なんだろ?」


聖剣:「お主には代わりに戦って貰う以上、本当の事を話す。

この事は他言無用…アヤツにも…いや、もう話しても何の事か理解出来ぬだろうがな…」


キヨト:「何だよ?俺とお前は運命共同体何だ。今更隠し事するのは水くさいぞ?

と言っても、俺とお前の付き合いだ。大体の内容は理解してるがな?」


聖剣:「そうか…ハッキリ言って彼奴も逸材だったが、今世の魔王はソレを凌ぐ強さを持ち合わせている。

そこでワシは、お主に目を付けた。」


キヨト:「なるほどな?所で…魔王を倒したら俺は元に戻るのか?

それともキヨトとして生き続けるのか?」


聖剣:「すまぬ…お主には、魔王討伐後にも使命があるので元には戻せぬ…

ソレが聖剣としてのワシの判断じゃ…」


キヨト:「なるほど…まあ仕方ねえな?サクッと魔王を倒して次の使命を全うするとするか?」


聖剣:「お主…感謝するぞ…いざ行こう!魔王討伐へ!」


魔王討伐は近い将来行われるのは間違いが無い。しかし、勇者の本来の中身が村娘だなんて誰も思わない。ソレは元の勇者である彼…いや彼女も同じである。

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完結



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