巨大蜘蛛モンスターに襲撃された街にウルトラガウラが駆け付けた。
街に張り巡らされた蜘蛛の糸に注意しながら隠れたモンスターを探していると、ビルの陰から蜘蛛の糸がガウラ目掛けて飛んできた。警戒していたガウラにとってそれを避けるのは容易だった。しかし、避けた先で別方向から飛んできた糸に捕まってしまう。巨大蜘蛛モンスターは2体いたのだ。
それからガウラはあっという間にビルの間に手足を拡げた体勢で拘束されてしまう。
ガウラであれば力任せに糸を切ることは可能だが、そうなると糸に引かれたビルが倒壊し避難が完了していない民間人に被害がでる。こうなってしまうと避難が完了するまで、ガウラはこのまま動くことができない。そうこうしているうちに、ガウラの背後から一体の蜘蛛モンスターが飛びつく。
モンスターは長い足でガウラにしがみ付くとガウラの頭を口で抑え込んで、何かをガウラに飲ませているようだった。
それと同時にガウラの身体がビクンビクンと痙攣しはじめる。その様子からして毒の類だろう。糸で自由を奪われたガウラを更に弱らせるつもりだ。
そして無防備になっているガウラに、もう一体のモンスターが襲い掛かる。
巨大なモンスターに挟み込まれたガウラ。ガウラの防御力なら、物理的に傷をつけることはできないはず。であれば、モンスターはガウラを弱らせるための行動をとっていると思われる。蠢くモンスターの隙間から水っぽい音がベチャベチャと聞こえてくる。
それがどれくらい続いただろうか。
一向に弱りが見えないガウラに根負けしたのか、正面に張り付いていたモンスターがガウラから離れ逃げ出す。
やはりというべきか、身体中に毒液を塗りつけられており、身体が液体でべちゃべちゃに濡れていた。しかし、その身体には傷一つない。素晴らしい防御力、鍛え方が違う。
背後からガウラを襲っていたモンスターもしばらく粘っていたが、どうすることも出来ずに逃げ出した。
万全の状態から比べれば弱体化されていたガウラだったが、このモンスター達には手に負えなかったようだ。
モンスターが去ったことで民間人の避難も順調に進み、そこからガウラも防衛隊の手を借りて建物に被害を出さずに蜘蛛の糸から抜け出す。
自由になったガウラは逃がしたモンスターの痕跡をすぐさま追うのだった…
はやみやゆう
2023-08-28 08:11:46 +0000 UTCはやみやゆう
2023-08-28 08:08:27 +0000 UTCはやみやゆう
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