今までの経験を振り返り、準備もできたことでいざ出張編集部へ!!
出張編集部は実は2回目。
九州コミティア01のときに『類は桃をよぶ』と『Butterfly』をもっていきました。
多分少年エースさんに見てもらい講評していただきた記憶があります。
ちなみに今回持ち込んだ『月おにぎり』ですが
別出版社へ批評してもらうのはOKだけど投稿はNGと前もって担当さんに言われております。
今回は4社に見ていただきました。
ちなみに出張編集部はそんなに人いませんでした。(待ち時間めっちゃあると思ってた)
空いてるブースを見て用紙(名前やペンネーム、連絡先、受賞歴などを記入した会場でもらえる用紙)を用意して持っていきましたので比較的スムーズに回れました。
【1社目】
スクエニ系は絵柄や作風が近いんじゃない?とよく言われるので気になってました。
個人的な雑誌のイメージは『絵柄重視、廚二系が多い、ファンタジー多い』という感じです。
自分の中ではハードルが高いという印象がありました。
前回書いた学生時代の持ち込みの時にガンガンさんへに行ったこともありましたが一番手ごたえがなかった記憶です😅
【『月おにぎり』の講評】
背景や描写はしっかりけてる〇
描きなれている感じがある。
ただ絵単体で惹きつける力が弱いとのこと
好きな作家さんの目や髪などマネすることをオススメされました。
ストーリーに関してはより人と差をつける展開があると良いと言われました。
インパクトのあるストーリーよりもアイディアを重視した方がいいとのこと。
確かに月おにぎりは前半と後半でストーリーが変わる『ストーリー重視』の話。
コンセプトを聞かれるとうーん…ってなってしまいます😅
ストーリーだけで読者の共感を得ようとするのは難しいので、
もっとキャラクターの魅力を押し出したほうがいい言われました。
『このストーリー面白いよ!』ってオススメされるより『この漫画のキャラ良いよ!』の方が見たいって思うので確かにな~って思いました。
後ろに待ちがいなかったのでギャグコメディのネームの講評もしていただきました!
結構しつこいくらいギャグを入れたつもりでしたが
『逆の密度が足りない』と言われてしまいました😭
これも同じくキャラの魅力をもっと押し出した方がいいとのこと。
キャラクターの魅力だけあげるんじゃなくて、
キャラの魅力を出すためのストーリーにすることがポイントとのこと。
誰とでも恋愛できそうな世界観で絶対その人と結ばれる必要がある!と思わせる…的なことが必要なのかなと思いました。
あってるかわからないですけど💦(ちゃんと聞けばよかった)
【2社目】
持ち込み時に一回だけ行ったことがある小学館さん!
一番最初と二回目は好きな作家さんがいるって理由だけで『ゲッサン』さんに投稿したこともあり選外佳作と最終選考の歴があります。
雑誌のイメージは『小中高生向け。割と何でも受け入れてくれそう』
ちなみに今回の出張編集部の中では一番人気があったような気がします(常に人がいた)
【月おにぎりの講評】
絵と構図だけならデビューできるレベルと高評価✨😂
全体的に褒めていただけました!
高い水準からみた講評をしていただいたところ
・キャラデザがちょっと古め(4~5年前ぽい)
・話が分かりにくい(難しい話を作っている)
・ややこしい設定が効いていない(こじつけにならないようにする)
特に気を付けた方がいいと言われたのは読者の感情移入からの共感。
先述したように月おにぎりは前半と後半でストーリーが変わります。
それによってようやく主人公に共感できたと思ったのに急に目線が変わってしまったら読者が混乱してしまうそうです。
そして感情移入しやすいキャラとストーリーの作り方として
主人公の『願い』とそれとの『差』を『何』で埋めるかをみせるストーリーは共感を生みやすいらしいです。
ワンピースだったら「海賊になりたい主人公の願い、でも水に入れない」という願望と環境の差があって、それをどう埋めていくかを読者に見せることでわくわくどきどきといった共感を得られるそうです。
月おにぎりはそれはギリギリできているけど設定がこじつけっぽいとこが指摘されました😅
こういうのはわかりやすくシンプルなくらいがちょうどいいらしいです。
専門学校でも習ったような気がしたけど今回やっと理解できました!!
【3社目】
個人的に一番近寄りがたい出版社さん第一位の集英社さん(笑)
漫画にストイックなイメージがあります。
ですがこの頃Twitterに流れてくる『少年ジャンプ+』の作品を見る機会が多いですし、親しみやすい作品が多いという印象もあったので挑戦してみました。
まずさっそく失敗したなと思ったのが編集者さんが初めに気さくに自己紹介してくれたにも関わらず自分は名乗らなかったこと!!😨
本名を名乗るべきかペンネームを名乗るべきか考えていたらパーンとなりました😭
挨拶は最低限のマナーなのにクソボケがー!!って後悔してます。
そのせいで編集者さんの態度が変わったとかはないんですけど…自分がこういうのものすごく気にしてひきづってしまい、テンパりまくってウルトラジャンプさんでは数々の失態をおかしてしまいます。(笑)
【月おにぎりの講評】
まず最初に聞かれたのが自分の作品はどの漫画に近いと思うか
全く意識したことなかったのでめっちゃテンパって一瞬脳裏によぎった『黒執事』と回答。編集者さん苦笑い😓(失態その2)
どう考えても似ていない
誰か教えてくれー!!
そのあと聞かれたのが好きな作品の系統
これに対しても悩んでしまい、最近よく読むマンガは?と聞かれ
『スポーツもの』と『アングラ系』と回答。
実際フィギュアスケート漫画と復讐系胸糞漫画ばっかり読んでたところだったので。
あとから気づいたんですがこの質問の経緯は身近な作品に合わせて作品を批評してくれようとしてくださってたんだと思います。
つまりアドバイスをより私がイメージしやすいように配慮してくださったのです。
大失態です😭
ダークファンタジー物の作品もってきてるのに意図とは違う作品をあげてしまいました。
スポーツものはルールがあるから途中からでも入り込みやすいけど、ファンタジーものは設定の積み重ねでできているから最初から入ってきてもらわないことには面白さが伝わりにくい。
つまり最初の展開が大事とのことで、最初をもっと盛り上げていくと入ってきやすいと指摘を受けました。
ここでも他2社と同じく『キャラクター性』について指摘をいただきました。
キャラクターについてはバックボーンからしっかりエピソードをつけること
どうしてこういうことになったのかわかりやすくすることが共感にもつながるようです。
月おにぎりは『夜しか知らない妹に太陽を見せたい』という主人公の目的があります。
しかし読者にとって『太陽を見たい』は共感が得にくく弱いとのこと。
太陽が見れなくて悲しいって思う人は農家さんくらいですからねw
なので『あの人と付き合いたい』や『クズ野郎を懲らしめたい』とかの方が共感できる人の幅が広いのでオススメらしいです。
確かにな~!!
ちなみにこちらの編集者さんに
「自分の作品にあった雑誌をえらんで作品作りをした方がいいのか」
きいてみました。
ぶっちゃけ今担当さんがついている雑誌でいいのかやっていくか悩んでいたので…
答えは「担当さんがいるならその担当さんと一緒に作った方が身になりやすい」的なことを言われました。
こうやってもらったアドバイスも雑誌には雑誌の考えが少なからずあるので全部が正しいわけじゃない。
転々と変えてしまうよりアドバイスがちゃんと生かせているかどうか担当さんにしっかりみてもらった方がいいとのこと。
アドバイスを受けてもそれがちゃんと生かせているか自分じゃ判断ができないというのも悩みだったので腑に落ちました。
【4社目】
何を隠そう担当さんのいる編集部です。
今回前もって連絡を入れた際、出張編集部にいらっしゃるとのことだったので最終地点に設定してました。
世間話をするだけとも行かないのでネームを一本制作したわけです!
口実大事!!
最初はコミックガーデンさんに投稿をしてたんですが、マグコミと賞が変わり、担当さんがMAGKAN担当になったということでMAGKANさんの賞に応募しました。
コミックガーデンから4回投稿して努力賞4回!!
完全に伸び悩んでいるわけです。
出版社を変えてみようと思い立つ気持ちもわかっていただけるでしょうか…(笑)
【月おにぎりの講評】
当初月おにぎりはコミックガーデンさんに投稿したいと考えておりました。
賞金が高かったので!!(銭ゲバ)
失礼を承知で相談したところ、上司に掛け合ってくださったり作品をより良い結果にするために手をまわしてくださった素晴らしい担当さんです😭
結果として残念だったんですが、感謝いっぱいです。
作品自体はあと何か一歩欲しいとのこと。
わたしの作品は優しいと言われました。
ダークファンタジー描いてるのに優しい?どういうこと?😨
要は精神を抉られるような強い要素が足りない
ダークファンタジーはこれでもかってくらいエグイほうが受けるそうです。
鋼の錬金術師のニーナとアレキサンダーのシーンみたいな…
今でも読者の心に残っているエグイシーンですよね😅
そんな感じ作品の印象付ける何かが欲しいとのこと!!
わたしの作品は丁寧でまとまっているのは良いことらしいですが特徴がない!!
それがあればよりいい作品が作れるようになるとのことです。
現状でデビューさせたらそれで満足してしまいそうでもったいないと言われました。
図星です!!!!(笑)
でも成長が見たいと思ってくださるのはありがたいなと思いました。
そのためにも『なにこれ』と読者に興味を持たせるコンセプトを考えるよう言われました。
ワンピースなら『ゴム人間が海賊になる』て言われただけで『なにそれ』ってなりますよね。
それに比べると過去作の『桃太郎が男子高校生』や『子供から成長しない少年』などはありきたりでインパクトが薄いように感じました。
思いついたところで描けるのか?という不安もありますがやってみたい!と思わされましたので挑戦してみよう思います!!
以上4社の講評でした!
自分が一番驚いたことは絵柄について初めて言われたことです!!
4年前は褒められるばかりで浮かれてましたが…
やはりブランクというものは悪いほうに出てきますね😅
あと全体を通して『キャラクター』について言われたのも印象的でした。
『このキャラのこういう話が描きたい!』からいつも漫画を描き始めるのでキャラクターに関しては気を付けていたのでびっくりです🤓
これが描きたいは伝わるけど、担当さん曰く『自分の好きなもの(クセ)をみんなにどうしたら面白いと思ってもらえるか考える』のが大事ということ。
めちゃくちゃ辛い担々麺をおいしいよって食べさせても相手が辛いものが苦手かもしれないからちょっとマイルドにするとかそういう考えらしいです。
これはまだちょっとわからないですけど…😅
多分「可愛い男の娘います!」と呼び込むと『男の娘は可愛いじゃん』ってスルーしがちだけど「可愛いけど殺人鬼な男の娘います!」の方がどんなだろう、見てみたいって気になってもらえるみたいな感じかな?
そういうのが人を惹きつけるコンセプトにつながるのかなっと勝手に思ってます。
久々にたくさんきつい講評ももらったんですが落ち込むどころかやる気が出てきました!!
これまではアドバイス受けても『私のやり方(今の実力)でデビューできなきゃ意味ない』とまで考えているほど自尊心高めだったので今回真面目に挑んでよかったです。
専門学校時代はダメだし=落ち込むみたいな雰囲気が充満していて、自分もそれにやられてたんですがいざ一人で活動始めたらなんてことないですね!!!
人に流されるくらいなら一人になったほうがマシだ!!って尖った甲斐がありました(笑)
人間その気にならないと何にも頭に入らないもんですね。
人に流されて~とかまだ迷っている時と今じゃ全然解釈の仕方が違う。
それはさておき…
今回の出張編集部さんでよかったこと
・たくさんの出版社に見せたことで共通する自分の弱点が分かった
・作品のいいところもわかった
・商業と創作は違うってわかった
・漫画の話楽しい
残念なこと
・Butterflyを描く気が落ちた😭
漫画の描き方、見せ方をいろいろ教えてもらったことでこれまで描いてきたButterflyを思い返すともっとこうすべきだったと後悔が募って
描きたいって気持ちとまだ描かない方がいいって気持ちが入り混じって妙な気分になってます😅
Butterflyは完全に趣味の作品ではあるので自由に描いていきたいんですが今の課題をクリアしてからでもいいかなとも感じております。
『よかったこと』にも書いたのですが商業と創作は違うと感じたのが評価の仕方です。
TwitterやpixivなどSNSでは読者が面白いと感じれば高評価をくれるのに対し、編集部は売れるかどうかが必ず付いてくるなって思いました。
創作は自己責任なので売れようがどう評価されようが好きにすればいいけど、商業は売上が自分以外にもかかってくるのでより責任や力量が必要だと感じました。
創作が『作品』なら商業は『商品』。
自分はどっちを作りたいか考えたところ商品を作りたいという気持ちの方が若干強い気がします。
もちろん自分の『作品』が有名になったらそれが一番嬉しいんですが自分の力だけでそこまでのし上がるのは困難だと感じていました。
なのでまずは商業で載るレベルになりたいと考えています。
フォロワーを増やしたり作品をいっぱい公開すればいいとかも考えましたが、どうもSNSは相互評価(いつもいいねRTくれるからお返しにこっちもする)みたいなのが多く感じるので正しく評価されていない気がしてもやっとくるんです。
そこから広範囲に作品が広がっていくのがSNSのいいとこでもあるんですが…
SNSをやめる気も創作をやめる気もないですが、今後はちゃんと認められた成長が欲しいので商業作品メインでやっていくと思います。
ちょっと暴言がでましたかね…😅
こんなやつでも応援いただけると嬉しいです…😭
今後ともよろしくお願いいたします。
長文をよんでくださりありがとうございました!!
頑張ります!!!
前編で名刺を1枚ももらえなかったのは自分にも問題があったと書いたんですが
その問題は『担当います!でも伸び悩んでいるので見てほしいです!』
と前置きして批評してもらったことです。
担当いるなら渡さない方がいいかなって思ってしまうそうです(調べた)
まあ実力があれば意地でも引き抜こうとするらしいので単純に実力不足でしょうがね!!
終わり