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アイドルとクッキー



リリィ第一話↓↓

https://particle-tajima.fanbox.cc/posts/5207506


【注意事項:お読みになる前に。今作には若干寝取られ的要素があります】


帝国魔法戦術学園が誇る人気美少女学生アイドル、リリィ・リンカネイトちゃんの1stアルバム発売を記念して初ライブ「Re:lncanation/」開催!!

会場は超満員のうちにライブは終了した!


ライブを終え控室に戻るリリィ。

突然後ろから脂っこい声に呼び止められた。

「リリィちゃん…。ててて…手作りクッキー送ったから…食べられるから…。食べられるからね…。」

どことなく陰気な男がぼそぼそと独り言ちる。

どうやら彼女のファンのようだ。

「あ…ありがと~…。おいしくいただくね!!」

しかしここは控室につながる通路。

男は駆け付けたはがしのスタッフに連行された。

「ぜぜぜ…。絶対食べられるから!!食べられるからね!!」

なに…アイツ。キッショ…。

リリィはファンを嫌悪していた。

自分の美しい歌声に好き勝手に合いの手を入れるオタクたち。

ギトギトした視線で頭のてっぺんから足の先まで嘗め回すように見つめるあの視線…。

自分のイメージを押し付ける傲慢さ…。

一生推すとか言っているくせに気に入らないことがあればその100倍の勢いでつるし上げる身勝手な連中が。

それに笑顔で対応しないといけないなんて…。アイドルはリリィにとってストレスのたまる仕事だ。

控室に入ると先ほどとは対照的なさわやかな男性の声がリリィを迎える。

「あ!ソーマ君!きてたんだ!!」

彼も男性アイドル。今人気急上昇中のアイドルグループ「Elysium」のセンター、ソーマ・エリュシオンだ。

こうした男子とたくさん知り合えてちやほやされるのが、一方で、アイドルの数少ない役得である。

「我慢できなくてさー。無理言って入らせてもらっちゃった」

そういうとソーマは優しくリリィを抱き寄せる。

「ううん…うれしい。でもライブ終わりで汗だく…。シャワー浴びなきゃ」

「え~。それがソソるんじゃん」

「モー!!ヘンターイ!!」

無邪気にはしゃぐ二人だったが次第に雰囲気が高まり…。

唇を重ねようとしたその時…。

ガサゴソ…。

テーブルの上に並べられたプレゼントケースから音がする…。

「え…。なに…???」

二人はその音のなるケースを突き止め開封した。

中には人型をしたクッキーが一枚だけ入っている。

「うわ…きっとアイツだ…。さっきキモイやつがクッキー焼いたとか言ってたんだよね…。マジで誰がファンの焼いたやべークッキーとか食うんだよ…。つかマネマジちゃんとチェックしろし!!」

「はは。災難だな。そのファンがこんな光景見たら自●しちゃうんじゃない?」

ソーマは後ろから抱き着きキスをした。

「ん…。」

腰をくねらせるリリィ。

だが…。

ガサゴソ…。

ガサゴソガサ!!!

え!????

明らかにクッキーが脈動している!!

それどころか!!!

大きくなっている!!!!

ギャバァアアアあアアアあアアアあアアアアアアああ!!!!!!!!

これは!!魔力で物体に呪いを込めた呪物クッキーだ!!

「うっ!!!うわぁああああ――――――!!!!」

バキバキと膨れ上がり二メートルの大男のようになったクッキーは突如拳を握りしめリリィの後ろのソーマの顔面目掛け振りぬいた。

ソーマの端正な顔がへしゃげて吹っ飛ぶ!!

「キャァアアアアアーーーーーーーーーッ!!!!」

マネージャーが駆けつけると信じられない光景が…!!!

何と…。

クッキーがソーマを食っている!!!

失禁し腰を抜かしてへたり込むリリィ。

なんでこんな呪物がチェックをすり抜けた…。リリィの所属する大手芸能事務所には一流の呪物鑑定士もいるのに…。それをすり抜けたということは相手はかなりの呪術者だ!!

その後クッキーはひとしきり暴れまわった後急行した機動魔法警察隊に制圧された…。

幸いソーマ以外の犠牲者は出なかったが、今回のテロを受けリリィとElysiumの芸能活動は当面無期限停止を余儀なくされた…。


ニュースを知った女子校生たち「つかさー、なんでソーマがリリィの楽屋でしんでるわけ~???






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