細く糸のようにされた人間から苦しむ声が聞こえる。
まるで、痛みから逃れたいがためにウニョウニョと動いているような…。
—そう、こんな状態にされても死にはせず、生きている…—
「すごいですよね。体をこんなに細くしても死ねないなんて…。あっ!痛みはもちろん残してあるんですよ?こんなにピチピチと活きが良いのが証拠です。ふふ、皆さんの体も一緒なんですよ? 例えば私が踏んじゃっても死ぬ事はできず、老いる事もない。細くされたら細いまま。踏んでぺちゃんこになっても紙みたいにそのままの姿。」
「”永遠にそのままの姿で生き続けるのです”」
本当に楽しそうに話す女の話が、私の脳では理解する事を拒んでいる。
理解したくない。理解したら駄目だ。だって…理解してしまうと…あの女が身に着けている下着の真相に気づいてしまう…。
「もう分かりましたよね?この糸になったお友達の使い道が。ふふ、そうです。今、私が穿いている下着のように、新しい下着に縫い付けて私達女の子が着用するパンツやブラになってしまうんです。」
予想していた言葉。私達の事を同じ人種として扱わない残酷な言葉。
皆が皆、これまでに見た事やした事のない表情をしている。口元は笑っていて、目は大きく開き虚ろのような。
「あっ…あっ…そっそうです…その表情なんです…。」
クチッ…クチュッ…チュクッ…
「んっはぁ…んぅ❤」
薄っすらと頬を赤くした女は、自分の指で下着の上から股間を触り、動いている部分を陰部に擦り、そして膣穴の中に押し込むように触っている。
「んっ❤はぁ…良いです。皆さんが浮かべているその表情が…私は大好きで、んふっ…興奮しちゃうんです。」
グチッ…グチュッ…チュプ…
私達を遥か上空から眺め、自分の体に愛撫を始めた女。
気持ちよさそうに下着の一部分に縫い付けられている人間達を、女の陰部や乳首に押し付け乱雑に捏ねくり回す。
「んぅ…あんっ❤」
「ほら…皆さんも私が穿いている下着のようになるんです。皆さんはただ私達女の子に下着として穿かれて、あっ❤ 私達の大事な部分を覆い隠し…皆さんの意思とは関係なく、只々…私達に着用される物。…んぅ❤ 本当の糸と一緒に体を縫い付けられ…体の自由が利かなくなり、ただ抜け出そうと藻掻いてウニョウニョと動くだけ。」
「”その無駄な行為が女の子の大事な場所に当たり、気持ち良くさせているだけなのに”」
恍惚とした顔をしながら私達を見つめ、甘い声で語りかける無情な言葉。
「次第に藻掻く事を諦め…んっ!ふぅ…動く事もしなくなり…あっあぁんっ❤ そうなって初めて”一般に売られている下着と同じ物になったのだと実感できるのです” あっ…ん。永遠に…永遠に下着として、生きて行く事しかできない哀れで惨めな物達です…。」
物凄く早く指で下着を擦る音。ビチャビチャと陰部から水音が鳴り響き、この狂っている女が出す喘ぎ声も激しくなっている。
すぐ近くまで昇りつめてきた絶頂へ向け、私達を見ながら歯を食いしばり、女の激しい自慰のショーを見せられていた。
「はっ…あっ…あぁぁぁっ!イクっ…イッちゃう!」
「んっ❤ んあぁぁぁぁぁ!!」
女が激しく腰を震わせ痙攣し、私達が並べられている机に何度も何度も女の下半身の陰部がぶつかり、まるで大きな地震のように机がガタガタと揺れ、ある者は転び頭を打ち、ある者は近くの人とぶつかり倒れ、皆が立っていられる状態では無くなっている。
「んぅ~ふぅ…はぁ…はぁ~❤」
快感の絶頂を味わいつくした女は、乱れた呼吸を整えている。
地獄絵図だった…。皆が皆、激しい揺れに耐えられず机の上に倒れて呻き声を上げている状況。頭を打ち失神をしている人もいれば、脚を捻り自力では起き上がれない人。
それ程激しく凄まじい揺れだったのだ…。
ただこの女が自慰をして達しただけなのに…。
「ふぅ…すみませんでした。皆さんの顔を見てこれからの事を思うと我慢が出来ませんでした。」
スッキリとした顔をしながら喋りかけてくるが、女の陰部から漂う雌の匂いが辺りに充満し、吐く者や咳き込む者が現れ始めた。
「もぅ失礼ですよ!これから女の子に穿かれる下着になるんですから…今の内にしっかりと臭いを嗅いで慣れておいて下さらないと。ほら、もっと近くに寄って私のおまんこから漂う香りを嗅いで下さいね。」
両手を腰に当てて下半身を前後に振り、生臭い陰部の臭いがさらに私達を襲う。
女が言う通り、私達を糸状にして下着に縫い付けるのなら、私達自身が下着として女性に着用される事になり、ブラジャーなら臭いは大丈夫だと思うが…もし、パンツとして生きて行く事になると、穿かれるたびにこの臭いを一日中嗅ぎ続ける事になる…。
”本当に私達は女に穿かれるだけの下着として生きて行かなくてはならないのか。”
女の履いている下着を間近で見ながら思考していると、あんなに愛液で濡れて染みが付いていた下着が徐々に渇き…いや、なんだこれは…元の綺麗な染みのない下着に戻っていっている。
「んっ❤んぁ…ふふ、これがこの下着のすごい所なんです。どれだけ下着を愛液で汚しても、おしっこやうんちをした後に拭き忘れて下着を穿いてしまっても、こうして綺麗にしてくれてるんです。もちろん私のおまんこやお尻の穴も綺麗にね。あっ…複数の小さな舌に舐められている感触が…気持ちいい❤」
再度顔を赤面させ、腰をクネクネと動かしながら下着の中がどうなっているのか教えるように語り出す女。
「ふふ、ふふふ…。例え私達に履かれて動かなくなっても、こうして女の子が出す体液を浴びせてあげたら…あはは、皆さんからすると甘くて美味しい女の子の体液を求めて体が勝手に動いちゃうみたいなんですよ?皆さんの貴重なご飯になるのです。一生女の子の体液を飲んで食べて、女の子の大事な場所を綺麗にするためだけに、これから君達は生きて行く事になるのです。とっても素敵な生涯ですよね~あはははっ!」
最悪だ。女性の下着として生きて行く事も嫌なのに、女の体液…ましてや尿や汚物を掃除する存在にされるなんて。それも一生…。
「まだこの下着は私用の一着しかないのですけど、こんな画期的な下着はお客様に見せたらきっと人気商品になると確信しているんです。ですので大量に糸になる小人の皆さんが必要でして、こうして集めさせて貰いました。」
知らない内に誰かの恨みや、復讐としてこの仕打ちを受けている訳ではなく、ただ私達を下着にするためだけにこうして集められただけ…。
”たったそれだけの理由。”
「さぁ、もう言葉は不要ですよね?皆さんをこれから私達女の子に穿かれる下着に私が作り変えてあげますからね~。」
女の大きな手が一人、また一人と小さくされた仲間達を掴み、手の平で擦られ糸になっていく…。逃げようと机の上から飛び降りようとしてもすぐに捕まり、糸にされる。
ただ、”糸になる順番が早くなるだけだった。”
私達はもうどうする事も出来ない…。只々人間が糸にされる光景をみて、自分の番がやってくるのを見ているだけ。
”女の鼻唄を聴きながら…ただ…待つだけなんだ…”
- - - -
「いらっしゃいませ~。」
「あの、小人を使った新商品の下着って今日発売ですよね?」
「えぇ、こちらの商品になりますよ~。ゆっくり見て行って下さいね。」
「うわっ見て茉由。この下着可愛い!」
「ほんとだ。すごくいいねこれ。」
「ふふ~♪私の自信作なんです。こっちには気になるあの子を落とせるような、ちょっとエッチな下着もありますよ~。」
複数の女性達の声が聞こえる…。
私は、暗闇から少しだけ光が漏れた場所で、体中が固定され僅かしか体が動かせなく、女性達の楽し気な会話を聞いている事しか出来ない。
私をこのような姿にした女よりも、さらに若い複数の声が下着を選び、キャッキャと騒いでいる。
”そんな時、浮遊感が私を襲う。”
「これ気に入りました。これにします!」
「ちょっ茉由。そんな大胆な下着を履くの?」
「うん、これを身に着けて優君に見せてあげようと思って。」
「あはは、いいね。私もエッチな下着を着けて優斗に見せてあげよっと♪」
「ふふ、喜んでくれるかなぁ~優君。」
「あの、この下着買います。いくらですか?」
「お買い上げありがとう御座います~。ではレジの方でお会計を済ませますね~。」
光の隙間から僅かに見える少女の顔。
嬉しそうにニコニコと微笑みながら、私を大事そうに手に持ち歩いて行く。
「そうか…私はこの少女のパンツとしてこれから生きて行くのか…。」
これから私を穿いて普通の生活をして行くであろう少女の嬉しそうな顔を見て、人生への諦めと、これからの物として生きて行く事への絶望に蝕まれていった…。
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読んで下さりありがとう御座います。
これにて身に着けられる者は完結です。
縮小奴隷日記2話のおまけとして投稿する内容ですが、投稿するのにはまだ先になりそうです。
『そして大事な事ですが、本当に応援して下さりありがとう御座います。
FANBOXへの更新頻度は少ないですが、本当に感謝をしております。
ただ、コロナで今は大変な時期。どうか私のためには無理をせずお願いします。』