SamSuka
広域はんい
広域はんい

fanbox


縮小奴隷日記外伝 追記の章【弐】前編

この話を読む前に、本日1月8日にpixivに投稿する紙芝居を見てから、この話を読んで頂けたらと思います。

________________________________________



「えぇ‥そうですわ。 今は娘が所持して… えぇ‥」


 女が電話をしている話声。

 嫌でも耳に入ってくる聞きなれた声。

 同じ空間内に居る私の事を、電話をしている女は気にも留めていない。


 ‟ぅぅぐぅぅ…”


 全力で体を動かそうとしてもほんの僅かしか動かせず、すぐに元の位置まで引っ張られる。

 どう足掻いても自力でこの場所から出られる事が出来なく、脱出しようなんて不可能。


「えっ!? 宜しいのですの? えぇ‥ はい…。 …あっ❤」


 電話で話す声に混じった艶声。

 これは、私が動いた事によって思わず出てしまった声なのだろう。

 ……いや、私だけではない。

 私と同じような状況にいる複数人の人間達も、この劣悪な環境から逃れようと動いたせいだ。


 ‟ぅぅぅ… ぁぁぁぁ…”


 人間の苦しみ藻掻く声が私の居る、至る所から聞こえてくる。

 とても小さく、か細い呻き声が…。


「えぇ、はい。 でしたら、いい機会ですので娘にも生きた道具の経験を…」


 女はその呻き声に気づかない。 聞こえてすらいないのだろう…。

 女からしたら、無音の室内で耳を澄ませてやっと微かに聞こえるぐらいの、呻き声なのだから。


 私、篠崎大地にとってこれは、何度も体験している事。

 女の… 峯藤麗華様の日常生活の一部として、私達は今現在も使われているという体験を…。


 ‟ジュクッ…”


 目の前の巨大な肉の割れ目から、透明な雫が私に向かって零れ落ちて来る。

 この透明な雫が私達にとっては食事であり、生きていられる資源。

 これを飲んだらもう病みつきとなって、自分では止められなくなる。

 果実のように甘く、そしてとても美味しい甘い蜜。

 これが、私達にとっては唯一と言っていいほどの娯楽… 決して大げさに言っている訳ではなく、本当に。


 《だから…》


 皆が皆、その唯一の娯楽の甘い蜜を飲もうと動く。

 何度も同じ位置に引っ張られようが諦める事なく、必死に食らいつくように。


「あっ…んぅ❤ いっいえ、何でもないですわ。 では、本日伺いますわね」


 目の前の肉の割れ目がピクピクと動き、花が咲くように徐々に開く。

 割れ目が開いた事により、強い臭気が私の鼻孔を襲う。


「良かっですわ、何事にもならなくて。 …あんっ❤ それにしても、今日は何時にもまして動きますわね。 ふふ、まぁいいわ。 そのまま私のおまんこを綺麗になさい」


 手に持つスマートフォンの通話を切り、満足げに足を組みなおす麗華。

 それにより、男達は臭気の発生源ともいえる場所にさらに強い力で密着させられる事になってしまう。


 …そう、私の視界をどこまでも捉えて離さない肉の割れ目は、奥様の女性器。

 私達が動いて刺激を与えた事によって、奥様は性的に興奮し、陰部から透明な雫、つまり愛液を垂れ流しているのだ。


 ‟うぶっ…ゴホッ‥ゴホッ…


 陰部から垂れる奥様の雫の一滴ですら、私を十分に溺れさせるほどの量。

 それが、奥様の今穿いているシルクの下着の ‟糸” として縫い付けられている私を、問答無用で浴びせ苦しめるのだ…。


 ‟ゴクッ…ゴクッ… ゴボッ! ゴホッ‥ゴホッ!

 自分のペースでは決して飲めない、ダラダラと垂れてくる奥様の愛液が、私に窒息という拷問をこれでもかと与えて……。


 —―ちょうど愛液が垂れ落ちる位置にいる私には、これを無視なんて出来ない。

 飲み続けて息が出来るようにしないと、何時までも ‟死ねない窒息状態” を続けていく事になるから。


 《それ故に…》


 無理にでも私は奥様の陰部から垂れ出る、甘く感じる愛液を飲み続ける。

 もう飲み切れないと限界がこようが、奥様の性的興奮が落ち着くまでずっと…ずっと…。



「お母様、ようちゃんの事はどうなりましたか?」


 渚涼子さんとの通話が終わり、 ‟穿いている下着” が私の陰部に与える刺激を楽しんでいた時、目の前に居る私の娘、心菜が不安そうな顔をしながら私を見つめていた。


「安心しなさい、それはもうあなたの物よ」

「ほっ本当ですか! うふふっヤッタッ! ようちゃん、これからは本当に私の家族になりましたのよ♪」


 こんなに対面を気にせず、無邪気に喜ぶ娘の姿を見るのはいつぶりだろうか…。

 親の私の前でさえ、お行儀よく日々行動に気を付けていた娘が年相応に喜んでいる姿を。

 大事そうに娘のペットとなった生き物を胸に抱きながら、本当に嬉しそうにしている。


「うふふ、まったくこの子ったら… そんなに喜んじゃって」

「あっ… 申し訳御座いませんお母様。 私、お母様の前ではしたなく…」

「いいのよ心菜。 あなたは少し、人前では威儀を正しすぎるきらいがあるのだから。

「はっはい…」


 それにしても本当に驚いた。

 娘の後に、私が用を足そうとトイレに入ったら、あるはずもない小人がトイレの床で、私に踏まれてペチャンコになっていたのだから…。

 慌てて戻って来た心菜がペチャンコに潰してしまった小人を見て、大泣きした時からこの話は始まった。


 何故、私達が住む家に小人がいるのか? ‟人間” が生活する場にどうやって来たのか?


 娘からよくよく話を聞くと、心菜のお友達が誤ってお店から持ち帰った事。

 その小人を今はお友達と二人で、ペットとしてお世話をしている事など。

 色々と娘からこれまであった経緯を聞いて知った。


 そして先ほど私がかけていた電話は、その事について保護者である私が謝るためにお店に電話をかけていたのだ。

 小人を人間の私達が生活する区間、つまり外に連れ出すこと事態が契約違反になり、重い罰を与えられるのだから。


 しかし、覚悟をして電話をかけた事が馬鹿らしく思えるぐらい、簡単な返答を貰った。


「大丈夫ですよ奥様。 ただ、これからは気を付けて頂ければ」


 そう、結果は何もペナルティーは課せられなかった。

 しかも、この小人は好きに使ってもいいとまで…。

 これはあの御方の鶴の一声で、今回だけの特例の処置だったのだ。


「はぁ…本当に今回は肝を冷やしましたわ」

「本当に黙っていて申し訳御座いませんでした。 まさかお母様にまでご迷惑がかかってしまうなんて知らず…」

「まぁ、何事にもならなかったのだからいいでしょう。 それよりも心菜、本当にお約束は守れるのですね? あのお店の事を知らない一般人には決して小人の存在を知られてはいけない事を」

「はい、もちろんですお母様。 私と萌と二人で、必ずそのお約束はお守りいたします」


 小人を指で撫でながら、決意を固めたように返事を返す娘。

 娘を見ていて思う。 こんなに生き物に対して執着している姿を見るのは、本当に久々だと…。

 それは、昔娘が飼っていた動物の猫以来の事。

 死んでしまってから娘は大泣きして、笑顔を余り見せなくなってしまい、心配になった私は、他の動物を飼え与えようとしてもずっと要らないと拒否をしていたのだから。


 それが今はどうだ。


 あらたに手の平の上にいるペットを微笑むように見つめる姿を見て、親の私は娘の純粋な笑顔が戻った事に対して安堵した。

 本当にこの笑顔を見るために、どんなに苦労した事か。

 私にとっては性具にすぎない小さな生き物だけど、娘の本当の笑顔を取り戻せた事に対しては感謝をしたい。


「もう分かっていると思いますけど、それは元々人間の男性ですわよ? 本当に心菜は人間としてではなく、ペットとしてしっかりと飼えますの?」

「はい、最初は人間の男性だという事もあり少し抵抗がありましたけど、今ではそんな感情は一切なくなりました」


 そう言いながら娘は、手の平の上に乗せている ‟ペット” に、顔をくすぐる様に指でなぞる。


「キャンッキュウ~ン」 

「ほら、ご覧になって下さいお母様。 可愛い鳴き声を出して、私の人差し指をこの小さなお手々で必死に掴みながら、ペロペロって舐めてくれますの。 ようちゃんも最近は、自分が人間に飼われるペットだと自覚しているみたいで、こうして甘える姿を見せてくれるのです。 …はぁ、愛らしい姿。 私の可愛い小さな家族❤」


 本当に愛おしそうにペットを見つめる心菜と、それをにこやかに見守る麗華。

 その部屋は、二人の ‟愛” に包まれて幸せな空間が作られていた。

 小動物に対する ‟愛” と、そんな娘を見守る親の ‟愛”。

 なに不自由のない家庭ならすでに経験している人や、これから経験する人がいるかもしれない光景。


 ただそれは、心菜が手に持つ生き物が ‟一般的なペット” だったらと言う話だ。


 心菜の手の平の上で、本当にペットのように愛嬌を振りまく陽介と言う名の男は、とっくの昔に成人した43歳の男。

 対してそんないい大人の成人男性を、ペットのように扱う少女はまだ年端も行かぬ14歳の少女。


 《異常な光景》


 大の大人が少女に対して、こんな惨めな行為をしている事も勿論ある。

 しかしなによりも異常なのが、少女がそんな男を受け入れ、本当の小動物のように、ペットとして扱っている事。

 そして、親である麗華も自分の娘とペットとして扱われている人間の男を見て、微笑ましそうに笑みを浮かべて、受け入れているという事だ。


「キュンッ! キュゥゥゥン…」


 まるで、小動物になりきって出す陽介の鳴き声。 いや、泣き声…。

 先ほどから陽介は人間の言葉を一切喋っていない。

 言葉を発する事を少女達に禁止されてしまったから。


 その理由は、陽介が少女達に飼われてから少し期間が経った時の出来事まで戻らなければいけない。

 そう、あれは少女達のペットとなっても、人間としての尊厳がまだ守られていた頃…。


 ・・・・・・・・

 ・・・・・・

 ・・・



「ねぇ心菜ちゃん。 ようちゃんが私達と同じ言葉を喋ると、なんか気分が冷めない? な~んかペットを飼っている気がしなくて」

「そうですか? 私は意思疎通が出来て便利だと思いますけど…。 他とは違うペットだと思えば気にもなりませんよ?」

「う~ん、何か違うと思うの…。 う~ん…」


 少女達がペットにしている陽介を生徒会室の机の上に置いて、宮脇萌は何か納得がいかないのか、ずっと思案をしていた。


「そっそうだっ! 心菜ちゃん、ようちゃんに言葉を喋る事をやめさせたらいいと思うの」

「そっそんな、それは流石に可哀相ではありませんか!」

「考えても見て、ペットはやっぱり人間の言葉を喋る事はオカシイと思うの。 せっかくこんなに小さくて可愛い姿をしているのに、私達の事をおじさんの声で萌様、心菜様って呼ぶんだよ? 絶対オカシイし、なんか気分が冷めちゃうよ」

「確かにそう言われるとそんな気がしてきます…」


 陽介の傍で今まさに少女達によって、人間としてのアイデンティティーの一つが奪われようとしていた。


「ようちゃん、ためしに可愛く鳴いて見せて?」


 中〇生の少女である萌に、陽介にとって容赦のない命令が下る。

 言葉を喋るなと… 代わりに動物のように鳴いて見せろと…。


「わっわん! わんわんっ…」


 そして陽介は少女達に向かって犬の鳴き真似をした。


「もう、ようちゃん! もっと可愛く鳴いて! 萌と心菜ちゃんに甘えるように鳴くの」

「キュッ‥キュウゥゥン… キュウゥゥゥン……」


 陽介にとっては最大限に可愛く、そして二人に対して見せる、恥も外聞もない大の大人の甘えた鳴き声。

 惨めであるが、その御蔭で二人の少女は…。


「はうぅぅ‥良いっ! それすっごく良い!」

「よっようちゃん… 可愛いです… あぁ…可愛い可愛い可愛いかわいい~❤」


 とても気に入ったのか、心菜は我慢が出来ずに無造作に陽介を掴み、頬ずりをしながら可愛いともてはやす。


「ね、萌の言う通りだったでしょ? 絶対言葉を喋らさずに鳴くようにした方が良いよ」

「えぇ! この鳴く姿を見て、私が間違っていた事が分かりました。 ようちゃんはこれからずっと言葉を発する事を禁止します。 …ようちゃん、お返事は?」


 ‟キュウン…”


「はぁ~❤ なんて愛らしい…。 まるで尻尾をふって甘えてくれているみたい。 ようちゃんは私をこんなにドキドキさせてどうしたいのですか? あぁ…もぅ… 本当に可愛い私のペット❤ 大好きです❤」


 心菜は頬ずりしていた男を口元へ持っていき、軽いキスをしてペットにした人間の男に愛情表現をする。

 チュッ❤チュッ❤とキスをし、良く出来ましたと何度もキスの雨を降らす。


「あっ、ずるいよ心菜ちゃん! 萌もようちゃんを褒めたいのに~」


 萌は心菜の口目掛けて顔を持っていき、陽介を二人の唇で挟むようにキスをした。


 陽介にとって間近くで見る二人の唇は固く、そして弾力があり異形な物体。

 陽介が同じ人間サイズの大きさなら、プルプルとしていてとても柔らかい唇だろう…。

 だが、今の小さくされた体を挟むその唇は、凶器その物…。

 だって… 愛情表現としてしている二人のキスの嵐は、陽介が呼吸すら出来ない程の力で圧しているのだから…。


 —―それに萌の唇の奥に、これまで大量の人間が放り込まれ、食べられていく様をずっと何年も見てきたのだ… だからか、陽介にとっての少女達の愛情表現というキスは、とてつもないほどの恐怖でしかないのだ。


「はぁ…❤ 萌、そろそろ私は帰ります」


 顔を赤らめ、いそいそと急ぐように帰り支度を始める心菜の姿を見て、もう一人の少女は…。


「ちょっちょっと待ってよぉ~! 帰ってすぐにようちゃんとするつもりでしょ? 私もようちゃんを使いたい~!」

「だっダメ! 今日は私がお世話をする日なんだからっ! 順番はちゃんと守らないと… さぁ、ようちゃん。 お部屋に入って下さいね❤」


 そう言い、心菜は穿いている下着のゴムを引っ張り、既にジュクジュクに濡れている下着の中へと陽介を落とし、淫臭が漂う少女の股間部に閉じ込めた。


「うぅ~… 心菜ちゃんの薄情者~!」

「ふふ、なんとでもいいなさい♪ では萌、私はようちゃんとスキンシップをしてきますので… ごきげんよう。」

「はぅ…待ってぇ! 待ってよぉ~! せめて一緒に帰ろうよ~」


 陽介は二人の少女に、二日間かけての過剰なスキンシップを与えられた事は言うまでもない。

 ただ、この日にこうして陽介は人間の言葉を喋る事を禁止され、そしてそれからずっと言葉を喋ってはいない…。


 そんな出来事があったから ‟今” は…。



 ‟キュゥゥン…キュン…”


「心菜、残念ですけど今から向かう所には、そのペットは連れて行かない方がいいですわよ」

「お母様、一体何処へ行こうと言うのですか?」

「私が特に気に入っている湯場ですわ。 久々に親子揃ってゆっくりしに行きましょ。 さぁ、そのペットを心菜の部屋に戻していらっしゃい」

「はっはい… 分かりました。」


 母からの、突然のお風呂への誘い。

 家のお風呂は温泉が湧いていてとても大きいのに何でわざわざ外のお風呂へ? と疑問に思いつつも、母から滅多にない誘いを受けた事は満更でもなく、嬉しかった。


「ようちゃん、私が帰ってくるまでそこで大人しくしていて下さいね」


 自分の部屋へと一度戻った心菜は、陽介を透明なコップの中へ入れ、そして…


「んべぇ~…」

 ボトッ… ボチャッ…

 陽介が入っている透明なコップの中へ、口の中で溜めた唾液を落とした。


「ごめんねようちゃん。 エッチなお汁じゃなくて、代わりに喉が渇いたら私の唾液を飲んでいて下さい」


 少女が口の中から出した唾液によって、陽介の体は唾液まみれであった。


「あっ、まだ足りないですか?ふふ、ようちゃんってば食いしん坊さんなんですから❤」

「キュンッ! キュウゥゥン!!」


 もうやめてくれと、これ以上はいらないと鳴き声を上げる陽介… しかし…。


 ツツツ… ボチョンッ…


 そんな陽介を目掛けて、容赦のない唾液の塊が上空から何度も降ってくる…。


「ぷはぁ…❤ もういいですよね?」


 陽介と心菜は、今では意思疎通はまったく出来ていない。

 それもそのはず、言葉を喋る事を禁止されているのだから…。

 只々、心菜の良かれと思ってしている残酷な行為に、翻弄されるだけ。

 

「では、お利口にしていて下さいねようちゃん❤ 行ってきます。」

 

 ‟キュウゥゥン! キュウゥゥン!”


 バタンと閉じられた部屋には、陽介一人だけが取り残された。

 コップの中には、立ち泳ぎをしないと溺れてしまうほどの心菜の唾液。

 電気も消され真っ暗闇の部屋には、ただ虚しく陽介の泣き声がこだまし響いていた。


 後編へ続く。


________________________________________

読んでくださりありがとうございます。


峯藤心菜と田川陽介のキャラクターを深堀りしたいがために作りました。

魅力ある人物に見られたらいいなぁ…。


次はpixivの紙芝居を作りますね。

ではっ!

縮小奴隷日記外伝 追記の章【弐】前編

More Creators