「か……ぁ……」
未だ骨が折れた身体で白目を向いている速人。 幸い首は千切れていない……無事だ。
また、意識はあるらしく微かな声で呻きをもらしている。
桜の無意識な暴力行為によっての痛みのせいで……。
「まーじ固かった。 めっちゃがっちりはまってんじゃん」
「ふふ、それはそうですよ。 だって使ってる最中に抜けちゃうと困るでしょう?」
「あーそれもそうか」
速人を右手に持ち歩き、丸い机を挟んだ詩織の対面の椅子にどっかり腰を下ろす桜。
全体重を乗せて座ったゆえ、詩織の足指を舐めていた男たち全員が縮みあがる。
座った事による地響きを起こすほどの衝撃と、その凄まじい迫力で。
「ぅ……くあ……さ、さくら…………だ、だしてく……れ」
「ん? 何か声が聞こえない?」
「浅見さん、きっと手に握っている藤田君の声だと思います」
「あっ! そっか」
速人の存在を思い出したかのように、急いで握っていた手のひらを広げる。
「――ブハァッ! ぜぇ……ぜぇ……」
すると、中にいた速人は苦しそうに呼吸をして悶えていた。
「ごめん速人、あんたって小っちゃいからまじ忘れてた。 ってかもう身体が元に戻ってるじゃん、すっご! あんなに潰れてたのに」
「ええ、怪我をしてもすぐに治ってしまうのだけは本当に羨ましく思いますよ……」
「んだね~病院いらずじゃん」
「はい。 それに、小さくなった彼らは老いないみたいですからね」
「――なにそれ⁉ じゃあずっと見た目がこのままって事?」
「うーん、髪の毛とかは伸びるので見た目は少し変わったりしますが、小さくなった時の姿のままですよ」
「やばっ! めっちゃ羨ましい! ……まあ、それでもあたしは人間のオナニーの道具になるのは絶対嫌だけど」
「うふふ♪ ですよね。 私達はそんな彼らを食べれば老いはしますが見た目の若さは保てますので、我慢しましょうか」
「だーね。 まじしおりん見てたら美容の効果があるってのは、嘘じゃないって分かるし」
「浅見さんも効果が出ていますよ? 肌艶がすごく良くなっていますから」
「まじ? うわー食ったやつらには悪いけど、本当に効果が出て嬉しい♪」
昨日の夜に食用小人を食べていたおかげで、二人の身体には如実に美容の効果があらわれていた。
それはベッドで眠っているりんの身体にも。
実際、食べに食べて膨らんでいた三人のお腹は、今やすっかりとへこみ、元に戻っている。
彼女らが寝ている間に胃の中で消化されてしまったゆえに……。
「でもさー食ったらめっちゃ汗かくじゃん……それだけは最悪。 そのせいで今も身体がベタついて気持ち悪いし」
「まあ、汗は効果が出ている身体の反応ですからね、仕方がないですよ。 かと言ってこのままじゃ確かに気持ち悪いですし、軽く朝食を食べた後、明日香さんたち皆を誘って縮小奴隷浴場に行きましょうか」
「縮小奴隷浴場……え、何それ、お風呂?」
「はい、お風呂ですよ。 だけど普通のお風呂ではなく、たくさんの小人達に全身を舐めさせて身体の汚れを落とす所ですが」
「いやいや、舐めさせるって……。 そんなので綺麗になるん?」
「私達じゃ気付かない細かな汚れも落としてくれますし、良い浴場ですよ。 それに全身を舐められる感触が気持ち良いですから、浅見さんもきっとハマると思います」
「全身を舐められるんだ……へ、へぇ……なんかやばいね……」
全身を小さな舌で舐められるのを想像してか、桜は頬を染めている。
やばいという言葉とは裏腹に、実はかなり興味がある様子。
人間であった異性の男を、ただの浴用品として使用するサディスティックな未知な行為を、是非一度体験してみたいと、内心では思っている。
「皆が起きてから浴場に行くことになりますので、とりあえず足だけでも綺麗にしておきますか? 起きてからずっと舐めさせていますし、さすがにもう私の足の汚れは落ちていると思いますから」
「え? 舐めさせるって?」
桜は机の下を覗き見る。
すると、詩織の左右の足の指先にそれぞれ三人づつ別れて、ペロペロと男達が舐めていた。
「う……わ! マジじゃん……。 がっつり舐めてるし」
「どうします? 浅見さんが使いたいなら代わりますけど」
「じゃ、じゃあせっかくだし使わせてもらおうかな」
「ええ、分かりました。 ――という事ですので小人さん、私の足はもういいから次は浅見さんの足を舐めて綺麗にしてください」
「よっろしく~♪」
足を舐めていた男達を、詩織はピンッ! と足の指先ではじく。
長時間も彼女の足を綺麗にするために尽くしていたのに、酷すぎる扱いだ。
「うぅ……」 「くっそう……」
思い思いにブツブツ文句を言っている男達。
いくら道具として扱われ続けている彼らであっても、まだ人間としての誇りは残しているゆえ。
なので釈然としない気持ちを全員が抱いていた。
「ほーら、こっちにこいこい♪」
そんな彼らに向けて、桜は足指をクニクニ動かし誘っている。
足で手招きをするみたく、遥か机の上から顔を覗かせ、舐めに来るのを眺めている。
「なんで……自分らがこんな事を……」
尚も文句を言いながら、しぶしぶ向かいはじめる男達。
近づくにつれ、強烈な足の臭いが鼻孔を襲う。
「おえっ……ゴフッ! ゴフッ!」
全員が臭いに耐えられず咳き込んでしまう。
しかしこれは無理もないこと。
あるのは自分の身体よりも遥かに大きな人間の足。
それに乾燥した汗がこびりついている足なのだ。
ゆえに臭わない訳がない。 どれだけ美人な女性であろうとも。
「おっ! ――アハハッくすぐった♪ めっちゃ足舐めてくる。 これってさー温泉にある奴に似てない? ほら、何とかフィッシュって奴」
「ドクターフィッシュですか?」
「そう! それそれ♪ やってる事ってまさにそれじゃん」
「言われてみれば同じですね。 しかしどういう気分なのでしょうね、この小人達は最近まで人間であったのに、私達にこんな風に使われてしまって」
「あーね、まあ、オナニーの道具にも使われているんなら、今さらそんなのどうでも良く思ってるんじゃない?」
「うふふ、確かに今さらですね。 陰部やアナルまで舐めてしまえる方々ですから」
頭上から聞こえてくる自分を貶す会話。
年下である女子高校生の口からの……。
だが、それでも男達は黙って足を舐り続ける。
昨日から洗っていない猛烈に臭い放つ桜の足指に、奴隷の如くぺちゃぺちゃ舌を這わして。
「はぁ~良いもんだね♪ こうやって人間のおっさんを使うの。 まじ興奮する。 元とはいえ人間だったから罪悪感がやばいけど、でもそれがまた最ッ高に良いわ」
「浅見さんもすっかり自慰用性具の沼に嵌まってしまいましたね。 でも、これから大変ですよ? これらを使うにしてもかなりの金額ですから。 ちなみに自慰用性具一つにつき……」
身を乗り出し、ボソボソと小声で自慰用性具の貸出し値段を教える詩織。
貸出し時間にもよるが、それは桜の一日分の給料が丸々吹っ飛んでしまう値段であった。
「うげっ、やっぱバイトを増やさないと駄目か……。 メイク代とか減らせないし」
「なら、私の動画や生配信とかに出てくれませんか? 浅見さんなら今のバイトよりも多くお金を渡せると思いますよ」
「えっ⁉ まじ? やるやる! 手伝う! ってか、しおりんって配信とかやってたんだ」
「はい、恥ずかしくて明日香さんや茉由さん以外は教えていませんが」
「へぇ~。 ってかさ、しおりん、何で明日香や茉由にだけ名前呼びなん?」
「あ……それは三人でエロステの事を話す機会が多かったので、自然に……」
「ならさ、あたしの事もそろそろ名前で呼んでよ。 友達っしょ?」
「は、はい……浅見さ――桜さんがいいなら。 うぅ……なんかくすぐったいような変な感じですね」
「アハハ♪ まあ、最初はね。 あ、ついでにりんの事も名前で呼んだらきっと喜ぶと思うよ?」
「わ、わかりました……頑張ってみます」
桜と詩織の二人の間には、学生ならではの青春といった空間が出来上がっていた。
なんとも微笑ましい光景か。
だがしかし二人が囲む机の下には、三十から五十代の六人の男達が桜の足をペロペロと舐めているので、せっかくの微笑ましい光景は台無しであるが。
「さ、桜……くる……しい……」
「ん?」
かような二人? の空間に聞こえてくる、か細い声。
桜はまた無意識に速人を握りしめていたようだ。
「あっ! ごめん、また忘れてた!」
「ぜぇぜぇ……わ、忘れてたって……お前……」
開かれた桜の手の平の上で、苦しそうに息を吐いている速人。
手の中は熱で蒸っし、相当辛かったようだ。
その証拠に、開けた手の平は汗まみれである。
「ぜぇ……ぜぇ……ま、まあいい……。 ――そ、それよりも、頼むから俺を助けてくれよ桜」
「う~ん、あたしも助けてあげられるならそうしたいんだけどさ、でも……無理らしいよ? そうだよね? しおりん」
「ええ、身体が小さくなった以上は、元の大きさに戻る事は出来ませんね。 ですのでこれから永遠に人として生きてはいけませんし、私達は助けてあげられません」
「だってさ、速人。 一生そのままみたい、ごめんね?」
「そ、そんな……」
項垂れる速人。
元に戻れやせず、ずっとこのままの姿なのだと二人の口から聞いて。
「それにですよ? 例え藤田君が元の姿に戻れたとしても嫌じゃないですか」
「ん? 嫌? 何で?」
「だってその……自慰に使って色々見られてしまっていますから……」
「あーそういやそうだった……やばぁ」
そう、速人はニナ以外のクラスの女子、全員のあられもない姿を見ていた。
挿入されて使われていたゆえ、それこそ奥の奥……子宮までもを。
しかしだからと言っても、速人は膣圧による痛みのために見ていられなく、それ所ではなかったのだが。
「まあ先ほども言いましたが、藤田君は元には戻れませんし、もしかしての話なんて余計な考えなんですけどね。 後、彼はどうせ下着にされてしまうのでしょう?」
「あーうん、食用にするか美容品にするか、それとも下着にするかの選択しかないって店の人に言われたからさ……。 だからどうせ助けてあげられないのなら、速人には悪いけど下着にしよっかなって。 あと丁度新しい物を買おうと思ってたしね。 でもさぁ……改めて良く考えると、下着になった速人を身に着けるって事でしょ? そう思ったらやっぱ抵抗があるなぁ……あたし。 正直普通の下着の方がいいんだけど」
「そうですか? ですがせっかくのこの機会に手にいれておいた方が良いですよ。 高校生を材料にして作った下着というのはかなり希少ですので」
「希少なんだ……」
「はい、それに結構便利なんです。 テレビのCMや雑誌とかで見た事ありません?」
「あーそれ見た事ある。 値段がびっくりするぐらい高すぎな奴っしょ」
そう、エロステの下着や美容品などは、一般にも宣伝されていた。
詩織のいうCMや雑誌、そしてSNS等で。
もちろんエロステの会員の淑女以外は、犯罪を犯した人間の男を材料にして作られている事は知りもしないが。
「なんだっけ、吸収性? が凄いとかなんとか書いてあったけど、それってマジなん?」
「ええ、本当ですよ。 小人で作られたブラやパンツ、これを着けていれば嫌な汗とか全部吸い取ってくれますね。 ですので蒸れるなんて事はありませんし、肌がかぶれたりもしないんです」
「うわ、何それめっちゃ便利じゃん」
「ふふ、そうでしょう? あ、後は月のものやお手洗いで致した後の前と後ろの拭き残しの汚れも吸い取ってくれますよ? かといってパンツは汚れたりしませんから、洗うのも毎日じゃなくてもいい優れ物なんです」
「すっご……だから高額な値段がするんだ……。 ってか、汗や汚れを吸い取るってどういう仕組みなんだろう。 意味不明すぎるんだけど」
「ああ、それは糸状にされて下着に編み込まれた小人が吸い取ってくれているんです」
「うわ……小人が吸い取ってるんだ……。 しかし糸状になっても良く生きてるもんだね」
「まあ、それは小さくするために注射した液体のおかげですね。 藤田君もそうですが彼らはそれによって再生力というのが身につくみたいなので。 ちなみにですが、私が今身に着けている下着も小人を使って作られた物ですよ。 もちろん生きています」
「ちょっ! 明日香達も着けてるって言ってたけど、しおりんのその下着も小人で作られた物だったん⁉」
「ええ、実はこれオーダーメイド品で、お気に入りの下着を似せて作ってもらったんです」
自慢気に胸を張ってブラジャーを見せる詩織。
そうした行為にブラのカップやフック等から、ギチギチと音が鳴っていた。
大きなおっぱいの脂肪の圧によって……。
「うわーなんかしおりんの話聞いてると興味出てきた。 やっぱあたしも着けようかなぁ~めっちゃ便利そうだし」
「絶対その方がいいです。 桜さんなら気に入ってくれると思いますよ。 それに、下着になった小人を着けるというのは、物凄い背徳感で心がいっぱいに満たされたりもしますから。 ああ、私は今……元人間だった男性の下着を身に着けているんだって……」
「あはは、しおりんってめっちゃ変態みたいじゃん。 エロォ~♪」
「へ、変態って……私はそういう楽しみ方も出来るって言ってるんです。 でもどうですか? 桜さんは先ほど藤田君を着けるのは嫌だと言っていましたけど、着けてみたく思えてきませんか? 良く知るクラスメイトの男子を――下着として」
「あーまぁ……うん」
下着となった速人を身に着けている自分の姿を想像してか、桜の穿いている赤いパンツは小さなシミが浮き上がっていた。
マンコからの愛液という蜜が。
それはジワリ……ジワリと、マンコの中心部から大きく広がりだしている。
まるで口から涎を垂らしているかのように……。
「あ……やばっ! パンツが濡れてきてるし……。 あたしもしおりんの事をエロいって言えないじゃん」
「ふふ、もし藤田君をパンツにして穿けば、そのような汚れが付くことはありませんよ。 濡れた陰部も一緒に綺麗にしてくれますので」
「うわーマジか、便利すぎるんだけど。 ――うん、決めた! 速人、あんたをあたしのパンツにするよ」
「は? パンツ?」
「藤田君は幸せ者ですね。 桜さんのパンツになれて。 女の子に穿かれるだけの惨めな物となってしまいますが、これから先、めげずに強く生きてください」
桜と詩織は手の平の上にいる速人をニマニマと見つめる。
「へ? ……いや、さっきからおまえらは何をいってるんだよ」
そんな二人の視線の中、速人は意味が分からないと言った様子で混乱していた。
まさか本当に、自分が桜の穿くパンツ――その物とされるなんて思いもしてなくて。
あまりにも二人が話す会話の内容が、現実を……かけ離れすぎていて。
「あ、そうそう! しおりんのバイトっていつからできる?」
「日にちなどは桜さんの都合に合わせますよ。 あ、配信とかの基本は夜からになりますのでそこだけはお願いしますね」
そんな速人を無視して、新しい話題に移ってしまった二人。
彼の事など捨て置き、また六人の成人男性に足を舐めさせての。
それは……学校で良く見る普段通りの姿であった。
同じ人間であったはずの男に奉仕をさせて、どこまでも、どこまでも……。
◇
~それから二時間後 ~
「では、ショーツにされるという事でいいですかぁ?」
「はい、それでお願いします!」
現在、桜は受付フロアーに来ていた。
目覚めた皆と縮小奴隷浴場に向かう途中――ひとり抜け出して。
ああ……いや、一人ではない。 速人を手に握りしめて。
「色とかのご要望などがあれば伺いますよ、どうされますか?」
「あー色とか選べるんだ。 う~ん、家に一枚も持ってないから白にしよっかなぁ。 シミとかの汚れが付くのが嫌だから買った事なかったし……。 実際、本当に汚れは付かないんですよね?」
「はい、そういった汚れは一切付きませんのでご安心下さい」
「そっか……しおりんの言った通りじゃん。 じゃあ、白でお願いします」
「白ですね、承りました。 では、材料となる小人を預からせてもらいますねぇ」
「あ、はい」
「うわぁぁぁッ!」
持っている速人を『奥村 香』に手渡す桜。
昔から付き合いのある彼を下着にするため、なんら躊躇いなく……。
「確かに受け取りました。 二週間ほどお待たせしてしまいますが、下着に出来上がり次第、ご自宅の方に郵送させていただきます」
香は桜に話しながら、受け取った速人を透明な器の中に入れ、後方にある棚の上へと置く。
それは商品を仕舞うみたく。
「それでは浅見様、お身体のサイズを測らせてもらいますので個室の方へ移動しましょうか。 数分で終わりますのでこちらへどうぞ~」
「わかりました。 んじゃあ速人、またね♪」
「――あっ! おいッ! 桜、待ってくれ! 待ってくれぇぇぇ!」
手を胸元で振った後、香の後に続いて退室していってしまう桜。
ああ、彼はこの日の夜、香の手によって女性用の下着とされる。
これまでのような男を糸状にして作られた下着ではない、まったく新しいタイプの。
これは、沸騰した特殊な液体の中で彼は溶かされ、その溶けた液体を絹などといった下着の繊維に染み込ませて作られる物。
全ての液体を下着が吸収するまで、何日も……何日も漬けられ、保存されて……。
そうして出来上がるのが普通のよりも丈夫で破けにくい、長持ちをする下着。
また、男が糸状にされて縫い付けて作られた物よりも、遥かに “吸収性が高い” 下着だ。
ゆえに桜が残した “またね” という言葉通り、そう遠くない内に二人は “再会” する事となる。
――彼女が使用する、完全なパンツとなった変わり果てた姿となって……。
______________________________________
読んでいただき、ありがとうございます!
以前の石鹸にされた久志と同様に溶かされ、パンツそのものにされてしまう速人。
これからの人生? を送るのは、そういった物としての生き方。
もちろんこの下着が人間で作られた物だとは、何も知らない他人からは絶対に気づかれないでしょう……。
見た目がまんま、パンツですので('ω')
広域はんい
2023-06-27 11:17:38 +0000 UTCmurt
2023-06-26 15:27:54 +0000 UTC広域はんい
2023-06-24 11:57:04 +0000 UTCまんた
2023-06-24 11:41:36 +0000 UTC広域はんい
2023-06-24 03:01:41 +0000 UTCまんた
2023-06-23 11:45:17 +0000 UTC