この度、新作の挿絵担当させて頂きました! 久々の新作です!! 著:高橋炬燵 「チュートリアルが始まる前に」という作品で電撃の新文芸様から12月16日発売となります。 著者様があまりにも熱くイラストについて語ってくださっていて、 これはこちらとしても語らないわけにはいかないと思い記事を書くに至りました…! 拙い文章ですがお許しを…!! ラノベの挿絵担当は本当久しぶりでして…っというのもここ最近は担当している作品をより大切にしたいと思い絞らせて頂いてました。 昨年は「戦闘員、派遣します!」がアニメ化しそちらの作業で忙しかったのもあります……! アニメ周りの作業が落ち着き、なんとか空きが作れそうなタイミングで今作「チュートリアルが始まる前に」のお話しがやってきた次第です。 今思うと凄いグッドタイミングだなと。 本題の前に少し前置き語らせてください。 挿絵担当するにあたって、作品の相性やどこまで惚れ込めるかが重要だと思ってまして、 担当代表作の「戦闘員、派遣します!」は本当に自分にはまった作品と今でも思ってますし、自分よりこの作品好きになれる人いる?いや自分が一番だ!と思えるそんな存在です。 良きイラストを提供するには作品の一番のファンであることだと思ってます。 ちなみに「戦闘員、派遣します!」は喜んで腕献上しますの精神で描かせて頂いてます。(暁先生素敵な作品ありがとうございます!次巻皆楽しみに待ってます!) やるからには、そんな作品を担当出来るのが理想なのですが、中々そのような作品と巡り合えるものではないのが現実です。 正直そんな作品もう来ないだろうって思ってました。 しかし 今作「チュートリアルが始まる前に」を読んで戦慄しました。 戦闘員とはまた違った方向で虜にさせられました。 戦闘員が「笑えて幸せにしてくれる」作品なら、今作チュートリアルは「熱く感動させてくれる」作品です。 確かにどちらの主人公もヒャッハー言ってますが、こんなにも違ってそれぞれ面白い作品に仕上がるんだと。 読み進めれば進めるほど作品の深みが見えてくるんです。 まず、ゲーム転生ものとなるとMMO、ドラクエ的な中世世界が基盤として書かれることが多いと思うのですが、 オリジナルに考え込まれたゲーム世界が舞台に感激しました。物語書くために、さらに世界と物語が深く作られているんですよ。 その他にも、数多くの作品にある「定番」に対しての問いや反骨精神が所々垣間見えるのが、新鮮さとワクワクを常に感じさせてくれる一つとなっていると思ってます。 そして何より重要となる人物ですが、とにかくキャラが生きてるんです! 大まかにキャラのカテゴライズというのは存在するとは思いますが、個として唯一無二なんですよ。 このタイプのキャラね。の先にもう一歩二歩踏み込んだキャラクター作りがされていて、キャラの存在に説得力があるんです。清水凶一郎という人物がそこにはいました。 キャラの表情が明確に見えてくるので、キャラデザや挿絵で悩むことは一切なかったです。 キャラのイメージがつかみやすく、尚且つオリジナリティもある事によって良いデザインを誕生させてくれたと思ってます。 炬燵先生がデザインをこれでもかと言うほど絶賛して下さりましたが、まずは素晴らしい文章あってこそなんです!そこに何もなければ生まれないんです! 確実に著者様の力が大きく、そこに自分という「皆と一緒じゃつまらん精神」の捻くれ者スパイスがちょっと足されて誕生するんです。 ちなみにイラストについても褒めて頂いていて、爪まで見てくださった方は初めてなのでは…? E☆2さんでも度々答えているのですが、物の質感に対して並々ならぬこだわりを持っていたので、そこに着目して下さったのは感激しました…!(悲しきかなそんな細かい所までは中々見られないです…) 書籍化部分の遥か先までカクヨムで読ませて頂いてますが、この作品どんどん面白くなります! そして読み進めて新キャラが出てくるたびに、驚愕と感激してます。何故こんなにもドストライクなキャラが出てくるのかっ!!まるで自分が描くためにあるんじゃないかと……! なので、どうかめちゃくちゃ続いてほしいです!!お願いだから描かせてください!!! そして、最後に炬燵先生が「この上なく幸福な敗北感」と称して下さった挿絵のシーンですが、 読んで胸にぐっと深く、強く、こみ上げるものがありました。 そんな想いを感じながら描かせて頂いた一枚です。