SamSuka
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黒い獣の宴

南国の密林に熱い呼気が立ち込める。 産まれたままの姿をした男と女。 二人は褐色の肌を覆うように刻まれた刺青をゆらし、 いつもと変わらぬ愛欲の日々を謳歌していた。 女は己の秘所を指で大きく拡げ、愛する夫の陰茎を受け入れる用意をし犬の様に息を荒くした。 「は・・はやく・・あなた♡・・」 女は秘所から溢れんばかりの蜜を滴らせ、逞しい夫とひとつになる時を今か今かと待ち焦がれている。 女は辛抱の限界といわんばかりに、その小さな口から舌と涎をだらしなく覗かせた。 もじもじと身を捩る度に肥大化した乳房から母乳が滴り、産後日の浅い弛んだ腹部が妖しく波打つ。 嘗て高坂麗奈と呼ばれた女は音楽を追求するため渡米留学し、特別になると誓ったはずだった。 だが数奇な運命はそれを由としなかった。 飛行機事故から奇跡的に生存した彼女を待ち受けていたのは、 嘗ての人生との訣別だった。 トランペット奏者として特別になる夢。 大切な友人達。 尊敬と共に異性として憧れていた恩師。 そして人生を通しての特別な彼女。 この出口も名も無い島で生きていくという余地のない選択をした彼女にとって、それらは大きすぎる代償だった。 だが時の流れは彼女に優しく、そして慘酷だった。 絶望と悲しみは時を追う毎に移ろい、島民として、部族の一員として生きていく彼女を少しずつ作り上げていった。 今ではすっかり部族の女として愛する夫や子供達、村の人々と日々を謳歌していた。 「レイナ・・」 暫しの郷愁に浸っていた麗奈だったが、夫の野太く逞しい声が聞こえ現実に引き戻された。 間髪入れず、麗奈の秘所をぬるりと熱い肉棒が差し込まれた。 「んひぃ♡!!」 脳を打ち付ける快感に、麗奈は反射的に仰け反った。 それに呼応するように麗奈の乳房から母乳が噴き出した。 そして圧し掛かる夫に母乳の雫が浴びせかけられた。 夫はそんな事なぞお構いなしに、麗奈を己の肉棒で突き上げ続けた。 乱暴な上下運動。 まるでモノのように扱われる麗奈。 だが麗奈にはそれらすべてが愛しい快楽だった。 『痛いの嫌いじゃないし』 不意に嘗ての自分が放った言葉が思い起こされた。 (くみ・・こ・・) 連動するように思い出される嘗ての友。 生涯を通しての友人になると思っていた彼女。 (今、久美子はどうしているだろうか) 快楽の大波に呑まれながら、麗奈は何気なく想いを馳せた。 だがそれも長くは続かなかった。 「レイナ・・!レイナ・・!ウヲ・・」 夫の動きとよがり声が更に増した。 麗奈の思考は更に押し寄せた快感の大波にあっという間に攫われてしまった。 「あひ♡あは♡あなた♡アナタ♡」 麗奈はすっかり夫と共に只の獣へと戻った。 か細い手足を夫の背中に廻し、がっしりと肉棒を咥え込むように固定した。 「ングォ!!」 夫が一際大きく喘ぐと、麗奈の下腹部が熱い衝撃を受けた。 どっと内部に煮えたぎった溶岩が注ぎ込まれたかのようだった。 たちまち麗奈の内部を熱い液体と快感が満たした。 「あひいいいいい!!♡」 麗奈は悲鳴の如く嬌声を上げ、痙攣したかのように全身を震わせた。 夫の太い腕にがっしりと抱き締められたまま、麗奈は全身に駆け巡る電気ショックのような快感に身を委ねつつ意識が白く遠のくのを感じた。 夫は一頻り麗奈に放出しきったらしく、意識を失いつつある麗奈に貪る動物のような口づけをした。 上下の口を塞がれたまま、麗奈は満ち足りた顔をしつつ意識の淵を滑り落ちていった。 (久美子・・私・・いま・・とても・・しあ・・わせ・・だよ♡・・)

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