SamSuka
グレゴリウス山田/ヤマーーダ
グレゴリウス山田/ヤマーーダ

fanbox


甲冑を殴ろう

さて。

今回はこれまでとはちょっと変わって三次元成分多めの投稿になります。平たく申しますと、筆者が趣味でやってる甲冑の写真です。

ツイッターでも時々アップしてますが、折角なのでそもそも何やねんコレというところから語っていきたいと思います。

■何してるのコレ

甲冑を着て模擬武器でどつき合う競技やってます


■なんて競技なん

若干の面倒くさい歴史的経緯があるのですが、SCA Armored Combatの流れをくむ競技で従事者はヘヴィファイトと呼んでます。


■どういう競技よ

ざっくり言うと、鎧を着た上で模擬武器を使って相手の体を(鎧の上から)一定以上の強度で殴ると嬉しい競技です。剣道をイメージすればだいぶわかりやすいのではないでしょうか。

細かい話をすれば部位破壊や無効部位などの概念も出てきますが、その辺は追々機会があれば説明しましょう。


■どこでやってんの

最近は大体月1~2回くらい都内の北区あたりでどつき合ってます。

興味のある方は交通費だけで珍獣を見れるいい機会ですので是非お越しください。(ツイッターで調べれば多分主催が見つかるので詳細はそっちで確認をば)


■お前はどの甲冑?

私は基本的に歴史ベースの甲冑であれば時代・地域の別なく愛したいと思っておりますので、特定の甲冑に絞るということはしておりません。着用する甲冑は季節やその時の気分でコロコロ変わります。上記の写真だと右から二番目のヴァイキング風のが私です。


というわけで今回は今年の頭頃にヴァイキング風の装備で戦ったときの記録を紹介します。

全身図。ちなみにヴァイキング「風」と述べた通り、あまり厳密なヴァイキングではありません。例えばこの兜はValsgärde 6と呼ばれる兜ですが、時代的にはヴァイキングより一つ手前の時代のものになります。

元ネタの兜(Plate 1 from Greta Arwidsson's 1942 book "Valsgärde 6," depicting the helmet found in said grave.)




緑の騎士との対戦の図。

対戦相手は15世紀イタリア(ミラノ)式のスタイルで武装を統一しています。私がお邪魔してる団体は安全基準さえ満たせば武装の時代・地域のレギュレーションは割とゆるいので、スタイルを統一するか否かは個々人の美学に委ねられています。

かの緑騎士のように甲冑のスタイル、カラーリング、盾の紋章などきちんと揃えているのは相当にこだわった美学の持ち主と言えます。


当方が手に持っているのは斧を模した武器ですが、斧刃のすぐ下を持つというちょっと変わった持ち方をしています。

これは斧の柄を盾がわりにしつつ、斧刃でパンチング or 柄の反対側の先っちょ(石突)で突くという二種類の攻撃に移行できる、この競技でしばしば見かけるスタイルです。

歴史的な話をすると、もし当時のヴァイキングがこんな斧の持ち方をしたら指を切り落とされるリスクを背負う羽目になるでしょう。当時はガントレットなんかありませんので。


参考:斧の柄を盾代わりにして敵の斬撃を防ぐの図。ちょうど斬り掛かりやすい場所を塞ぐ構図になるので、攻撃する側からすると結構邪魔だったりします。



16世紀ドイツ傭兵との対戦。彼もまた特定の地域・時代のスタイルにこだわる美学派です。


上の写真では、当方はバックラーのような円盾に棒がついたようなものを使っています。これは、インドの武器であるマドゥを模した…というやや無理のある設定の装備です。


この競技では盾によるパンチングは無効とされていますが、この装備の場合、設定上はマドゥなので上下の突起による刺突は有効ということになります。

バックラー並の軽さしかない割に上下の突起によって防御範囲が拡張されており、そしてほとんど盾のくせに攻撃もできるという、割とずるい装備です。歴史の再現というよりは競技に特化した盾であり、私はこの手の装備を「大人気ない装備」と呼んでいます。こういう大人気ない武具を用いるか否かも個人の美学に委ねられています。私はその時の気分で使ったり使わなかったりします。


というわけでfanboxの方向性の実験もかねた趣味の紹介記事でした。いかに当方が横着をしているかばかり語ってたような気もしますが、それはともあれ適度な甲冑は健康に良いので皆様もぜひご参加をご検討ください。


え、甲冑を買うのはハードルが高い? 事前に予約すればレンタル甲冑も借りれますのでその辺はご心配なく。

甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう 甲冑を殴ろう

Comments

甲冑は当人の美学が反映されるオシャレアイテムであることがわかる一領ですね。

グレゴリウス山田/ヤマーーダ

大人気ない装備はちょっと笑ったw 翠の騎士の人は正統派スタイルで実に好み。

chipstar


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