二連続でskeb更新です。
そう、リクエストが溜まってて消化に追われているのです。
というわけで今回は以前お受けした「女騎士」と「女戦士」の続編、女僧侶でございます。
完成品はこちら。
では、今回も製作の過程を追っていきたいと思います。
1:ラフを描く
ラフと一口に言っても、その作業の前に、まずはデザインの方向性を考える必要があります。
先方からの御依頼は十字の装飾のある女ヒーラー(女僧侶)とのこと。
この辺の情報から、今回のキャラはシスター系統だと狙いを絞ります。
(左にある棒状のものはメイス想定のもの。メイスの頭はまだデザイン未設定)
方向性が決まったら、とりあえず手を動かしてラフを作ってみます。
ちなみに今回のモチーフであるところの「シスター」。「騎士」や「戦士」に比べるとカラーリングやデザインがある程度決まってくるので、この辺はあんまり悩むことがありません。
2:色を乗せる
ラフはさほど悩まず描けました。しかし、そこから先の工程では、悩ましい取捨選択が必要になってきます。
といいますのも、既存のシスターのイメージに寄りすぎるとオリジナリティに欠けますが、かといって独自色を入れすぎるとシスター感が薄れて何がしたいのかわからないデザインになってしまいます。
※例えば赤く塗って独自色を出そうと試みてみる。デザイン自体はアリかもしれないが、「これって本当にシスターか?」というツッコミが生じることは避けられない。
ですので、ディテールとカラーリングは、何度もトライアンドエラーを繰り返しながら、既存のイメージと付かず離れずのいい感じのラインを探っていく必要があります。
3:skebは打ち合わせさせろと強く念じる
さて、この辺でいつもの通り不安になってきます。
依頼人がイメージするヒーラーというのは、ひょっとしてシスターというよりはこっちなんじゃなかろうかという思いが頭をもたげてきます。強いて言うなら白魔道士系統と申しましょうか。
(ひょっとしてこっちか?)
通常の依頼であれば両方ラフを作成して依頼人に確認するところですが、skebはその思想的に途中での依頼人とのやりとりを強く禁じています(skeb内外を問わず)。
理屈はやりとりの簡素化によるコストの削減とクリエーターの保護らしいのですが、逆にその規制が絵描き側のしごとをやりづらくしている側面もあるわけで、少しぐらい多めみ見てもええやろというという気がしてなりません。SKEBの仕事をするときは割と毎回思ってます。
とは言え、現時点での規約が打ち合わせを禁じている以上、合法絵描きとしてそれに反することはできません。よって、シスターか白魔道士か決断をせねばなりません。
で、結局今回はシスター系統で続行することにしました。
あと、シルエットが縦長だと一枚絵としての映えが乏しくなるので、左右のボリュームを盛れるようポーズを調整してます。
(最終的なラフ決定稿)
4:清書
で。デザインにポーズが決まったら、あとは清書をするのみとなります。
とは言え、やはり打ち合わせができない都合上、どの辺が依頼人の好みに合うかわからないので、ある程度の差分を設けることで幅をもたせます。やっぱりSKEBは打ち合わせを解禁せよという気分になります。
そんな思いの丈を込めた差分のサンプルがこちら。
皆様はどのヒーラーがお好みですか?
青井のり
2024-05-11 19:43:28 +0000 UTCハサミ
2024-05-07 13:09:58 +0000 UTC_Nyarla_(ニャルラ)
2024-04-30 15:41:46 +0000 UTCmirai
2024-04-30 12:57:57 +0000 UTC