皆様、甲冑してますか?
当方、体調はずっと低調な状態が続いていますが、体調不良にも色々ありまして、当方の場合は甲冑を短期間行う分にはあまり問題のないタイプの体調の微妙さだったりします。というわけで無職としてのこの一年間、甲冑とともに過ごした日々の記録をここに残したいと思います。
甲冑の記事は弊Fanboxでも何度か投稿しましたが、初出の甲冑もありますのでご確認ください。
年のはじめは足軽コーデ。
足軽のスタイルで2024年の幕開けを寿ぎます。
装備について少し。
頭は陣笠スタイルの競技用ヘルメット、胴は本歌(本物)の板札二枚胴。また、冬なので胴鎧の上にデニム羽織手に狼の毛皮(本物)を着込んで防寒と雰囲気出しに用いる。
手には競技用の模擬剣にすのこシールド。腰の刀はコスプレ用の飾り。
とまあこんな感じで、競技用レプリカに本物にと飾りと様々なパーツを混ぜながらそれっぽさを演出するのです。本人は足軽と言ってますが、胴鎧等から察するに、雑兵とというよりはそのちょっと上…足軽組頭くらいの装備かもしれません。
ただ、本歌の胴鎧はさすがに経年劣化で表面の漆がもろくなっており、ど突き合うと漆がポロポロ剥がれ落ちてしまいます。そんなわけで今となってはあまり頻繁には使えない装備でもあります。皆様は装備に耐久度が設定されているゲームはお好きですか? 私はうんざりです。
練習中の様子。当方が左手に持っている黒い盾は強化樹脂製で、防御範囲が広い割には軽く、この競技ではとても強い一品です。ただし、今はもう他の甲冑仲間に譲っちゃったので、今ではかの盾は私を殺すために襲いかかってきます。
二刀流スタイルで通称処刑人との戦闘中。羽織や毛皮は動くとはためくので映えに繋がります。何がどうなってるのか分かりづらいときもありますが。
まだ寒さが残る2月のある日、甲冑たちは、下北沢にいた。
というのも、下北沢の駅前では定期的にファンタジー市なる出し物が催されており、我々はその一環としてお呼ばれしたのでした。
で、上画像の左端の足軽が私。さよう、1月に着た足軽コーデはこの日のための予行演習でもあったのです。ちなみにこの日の様子は別記事にも上げてあります。
集団戦の一幕。
個人戦の一幕。当方が先月使用していた樹脂黒盾はすでに敵の黒騎士の手にわたっております。
ギャラリーとの交流。
まだまだ肌寒さが消えない都内の閑静な公園に、ペストマスクが現れた。
この兜はみんなだいすきペストマスクをモチーフにしたファンタジー兜。いちおう兜の分類的にはバシネットのアレンジ版ということになります。
首から下は正統派の16世紀プレートアーマーですが、ペスト医師感を出すために上にはコートを羽織っています。それゆえに、この装備はこれくらいの季節が旬なのです。
年度が始まりようやく春めいてきた頃、当方は相変わらず銀系統の甲冑を着ていた。
たしか、この日のコーデは買ってきた兜と盾のテストのためのコーデだったような気がします。
首から下は強制的にビールっ腹になるプレートセット。実は樹脂製なのでたいそう軽い。よく見ると兜(鋼)とそれ以外(樹脂)とで質感が異なっているのがわかると思います。
あまり覚えていませんが、体調がよろしくなくて重い鎧は着たくない気分だったのかもしれません。
戦闘中。相手を打っているという自分に都合の良いシーンだけ抜粋。や、他にいい感じのシーンがあんまなかったのよ。ごめんね我が同窓の赤戦士。
記録なし。
今年は何度か寝過ごしたりそもそも忘れたりして練習会をすっぽかした事が何度かあったので、5月の空白はそれが原因かもしれません。
せっかく甲冑には悪くない季節なのにねえ。
梅雨。雨の季節。単純に湿度が高くて鬱陶しいのみならず、週末の雨で野外の甲冑活動を頻繁に妨げてくる忌むべき季節。
しかし、6月の風物詩は雨だけではない。もうひとつ。それは、そう、
ブリガンダインである!
というわけで私は黒いブリガンダインを部屋から引っ張り出して甲冑練習にきたのであった。黒いと写真によってはちょっと黒つぶれして見づらいこともあるけど堪忍な。
※ブリガンダイン:布地の下に鋼のプレートを鋲で留めた胴鎧。鋼の硬さと布地の可動性をある程度両立させた妥当なる鎧。布の表面に数多くのリベット頭(鋲)が見えるのが外見的特徴。6月とは関係ない。
赤甲冑との練習、再び。
迫りくるステージボスと相対する構図。右の長物持ちは練習会主催の先生です。
お相手もブリガンダイン。やはり6月はブリガンダインの季節。
ちなみに相手の青いブリガンダインも元々当方が使っていたのをお譲りしたもの。人間は一人ではブリガンダインを一着しか着れないが、他人に布教すると何着でも同時に存在できるのだ。お前もブリガンダインにならないか?
「おっしゃ、あがろか。飯どこにする?」みたいな温度感のショット。
6月は2回行動だった模様。
今日のコーデは白地黒十字…つまりチュートン騎士団コーデ。
6月も後半になってくるともう夏に片足突っ込んでいるわけで、蒸すし暑いしで甲冑には辛い環境。というわけで、この日は負荷の軽い樹脂鎧を着用しつつ、その樹脂特有のチープ感を覆い隠すためにサーコートを使用したのでした。
当方、チュートン騎士団のサーコートセットは2着持っているのですが、うち片方は本場・冬の東欧でも使える布団のように厚い本格派。そしてもう片方はインドか中国製のコスプレ用の安物でペッラペラ。
そして、こういう暑い日の着用には安いペラペラのパチモンの方が涼しくて逆に都合が良かったりします。ここはリトアニアじゃなくて日本なのだ。
左のやつが、ハンガーが曲がるくらい重量感のあるまともなサーコート&クローク。黄ばんでいるが時代感を出すために意図的にやっているとか。一方で右のはドン・キホーテで売ってそうなコスプレ感。
ゆえにこのサーコートも薄い安物。明らかに相手の方が高い。
お休み。
基本的に、日本の夏は甲冑には適していないので、練習会もあまり開催されません。今年の夏は特に過去かつてないくらいに適してませんでした。仮に開催されても当方が高確率でサボります。
まだまだファッキン暑いと形容されうる範囲ですが、辛うじて甲冑もできなくはない、くらいの気候。気候に加えて、二ヶ月以上のブランクもあって私自身もリハビリ中の身。
というわけで画像右が私。樹脂中心の鎧に組み立て、その上にサーコートを着用する。6月のチュートンコーデと基本的に同じ方向性と言えます。
確かこの回は、練習会の開催に前日か当日に気づき、慌てて準備したコーデだったと思います。「あれ、今月ハロウィンだっけ? もう準備する時間もないから最低限それっぽいカラーリングのサーコートだけでも着てくか」みたいな。まあハロウィンは翌月なんですが。
というわけで真なるハロウィンの季節、私は、オレンジの小物を百均で適当に買ってきて手持ちの黒甲冑に合わせた「意識の低いハロウィンコーデ」を身にまとうのであった。
この辺は別記事に記載してありますので詳細はそちらでご確認くださいませ。
ハロウィンを掛けて戦う戦士たち。
長い長い夏が終わると、小さな小さな秋が申し訳程度にやってくる。もはや秋というよりは夏と冬の間の緩衝地帯と言ったほうがいいような気もしてくる。そんな時期、私は、
赤と黒に染まっていた。
レッド・アンド・ブラック。現代人が大好き(中世人はそうでもない)なカラーリング。今時分の気候に合っててかつ最近着てない鎧…という感じで半ば消去法で組み立てたコーデですが、中々いい感じに仕上がったのではないでしょうか。胴鎧は赤いブリガンダイン。そう、11月もブリガンダインの季節なのだ。
赤と青のブリガンダイン。やはり11月はブリガンダインの季節。
同じく赤と黒の戦士との戦闘中の図。ある意味どっちも養蜂家みたいな頭部である。
日本の気候だと限られた季節にのみ着用できるファー(毛皮)。雰囲気を醸し出せるのみならず、肩幅を盛ってガタイをよく見せる効果もあるのだ。
11月も後半に差し掛かった頃。半月前に赤いコーデをキメた私は、
後半になってもまだ赤かった。
実は、練習会の先日にウクライナから新しいコートが届いたので、今回は新コートのテストを兼ねたコーデを組んでいたのであった。
このコート、ただ赤いだけではない。いや、赤さは元々それほどでもない(本来レンガ色として注文したはずのコートなのだ)。むしろ、こやつのアピールポイントは袖。中世欧州にしばしば登場する、腕も通すことのできる「切れ込み」を備えた袖を再現しているのだ。(下図はHerigautなどと呼ばれるもの。たぶん13C)
秋から冬にかけてはプレートに外套を羽織るコーデが似合うのだ。
赤と緑。そう言えば本記事執筆時は天ぷらそばの季節である。
全体的に暑さが過剰だった2024年であったが、さすがにもう冬と言って良い季節がやってきた。レッド・アンド・ブラックからレッド・アンド・シルバーを経た当方のコーデは、
また赤と黒に戻っていた。
と言っても黒さはそれほど本質ではなく、どちらかと言うと前回デビューした赤いコートの着こなしと組み合わせを探求している最中なのだ。
赤と黒と黒。
今回のコーデも悪くはないが、もうちょっとビジュアル面での甲冑要素を増やしたいところではある。あと兜が大きめなので頭でっかち感が出てしまっている節もある。
うむ、コーデの道は一日にしてならずである。
年末。2024最後の甲冑の日。
私は毎年、12月の甲冑はクリスマスコーデをキメて行くことを常としているのですが、ここ最近はちょっとマンネリ感が否めない状況が続いてきておりました。正直なところ、赤いコーデはここ数回で連続してしまったし、クリスマスコーデといってもパターンには限度がある。
まあ、今年は、あまり高望みはせず、百均で適当に赤い追加パーツを買ってきてくっつければいいか。というわけでハロウィン同様、意識の低いクリスマスコーデを仕立てるために近所のダイソーに赴くのであった。
で、完成したコーデがこれ。
赤と白を基調に据えつつモミの木の緑もアクセントとして加える。うむ、完璧なクリスマスコーデである。
頭部の装飾。鏡餅のクレスト(兜飾り)に松やセンリョウのプルーム(羽飾り)。うむ、紛れもなく中世騎士のクリスマスコーデである。
お相手もクリスマスコーデのようだ。うむ、お互い聖夜を祝っていこう。
ウエポンロードディスプレイ。使い終わった門飾りは正月用に再利用されます。
というわけで2024年の甲冑を駆け足で見ていきました。通して比べると、甲冑にも季節感というものがある事がおわかり頂けたのではないでしょうか(特に現代日本の場合)。
甲冑は、日本の美しい四季を見守り、そして四季と共に歩んでいるのです。皆様もそんな四季を彩る甲冑の一領になりましょう。
chipstar
2024-12-30 16:06:29 +0000 UTCグレゴリウス山田/ヤマーーダ
2024-12-30 14:17:00 +0000 UTCグレゴリウス山田/ヤマーーダ
2024-12-30 14:12:51 +0000 UTCかじバン
2024-12-30 13:49:29 +0000 UTC某
2024-12-30 13:18:13 +0000 UTC