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三稜 釜次郎
三稜 釜次郎

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深夜に元帥閣下からお呼び出しをされる女の子

元帥閣下のお気に入りの女の子、ホマレちゃんです。 彼女の最終階級は陸軍大将だったようですが、それが確定するのはまだ先のお話……。 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 これはイラストの後のやりとりの一部を、歩希(ホマレ)の同期が聞き耳立てていたものである。ドアが閉まりきっていなかったんだ!聞こえてきちゃっただけなんだ!と主張しているようだが。 『歩希(ホマレ)。シャツと下着と着脱が簡単なズボンという軽装……けれど髪型は昼のままだったね、どうしてかな?』 「妙に増えた事務仕事のせいですよ。お風呂入ってないんです。 最近国際情勢が危ういのは貴方がいちばんよく分かっていらしてるでしょう。あれこれ確認するもの、検討するもの、処理すべき情報が多すぎて、とても昼だけでは終わらないの。」 『そうかい。いつもありがとうね。まあ確かに、僕の方もとても暇とは言える状況ではないかな。会議中に居眠りをする余裕もないくらいには切羽詰まっているよ。』 「そうでしょうね、その紙の束とやけに分厚くて洒落た文書の表紙を見るだけでもよくわかります。なかなか外部にもらせないものばかりですよね。愚痴をこぼせる人間も限られてくる、だからこうして、万一資料を見られても問題のない、関係者である私お呼びになるのですよね。」 『半分くらい不正解だ。 たしかに君は機密を握る幹部の関係者だ。作戦会議にだって参加させているんだもの、部屋に呼んでも問題のない人物というのは間違いないだろう。 けどね歩希、幹部に女の子は君だけじゃない。それでも僕が君を呼びつけるのは、』 「歩希のことが好きだからですか」 『ハハハ、分かっているんじゃないか。しかしそれを自ら口にするとは大した自信だね。まあ、そういうところが僕は好きなんだ。』 「光栄です……。」 『では、今後もよろしく頼むよ。』 「もちろんです。では、私はそろそろお風呂に入らせていただきます。おやすみなさい、元帥閣下。」 『うん、おやすみ。』

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