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メイク・ジョブ【第20話】「ラッキー・ガールの下準備」

:使用する職業 なし 俺は先日メイク・ジョブによって創った職業、というよりSNSである【ラッキー・ガール】を一日たった後、早速チェックに入った。 検索サイトで探すと早速トップに表示されている。調べみると、どうやら全世界の政府が協力して運営しているようで、全言語対応、そして無料で利用できる仕様になっていた。 驚いたことに、女性登録者数が30億人以上という恐ろしい数字がトップで表示されていた。 俺はこの時、少し怖くなってしまった。 冷静に考えてみると、俺はこの30億人の天辺に立つ、究極の女を好きにできるのだ。いや、それだけじゃない。俺は世界の上位に食い込む、全ての女を好きにできるのだ。 こんな馬鹿げたことがあるか? 少しの恐怖と、巨大な期待で俺はこのSNSで最もgoodを貰った女を検索しようとする。 と、その前に、どうやら複雑なジャンル分けがされていた。 大きく分けて、アジア、ヨーロッパ、オセアニア、南米、中東などで分けられ、国籍から年齢まで、事細かく検索できるようになっていた。 そうなると、アジア1位の女、ヨーロッパ1位の女、さらには中国1位の女、アメリカ1位の女、といった感じで検索ができるようになっていた。 一瞬、面倒だなと思った俺は前言撤回。これはこれで素晴らしすぎる設定だ。色んな最高なシチュエーションが想像できる。 日本の20歳1位の美女と、アメリカの20歳1位の美女の味比べができる。いや、全世界各国の1位の16歳を掻き集めて味比べも、10歳のロリでも、どんな女とも好き放題できる。 「……いや、えげつねぇなこれ……」 しかも孕ませ放題だ。想像しただけで射精しそうだ。 俺はさっそく、アメリカの1位を検索する。 「………………」 言葉を失う。正直、一目惚れだった。 名はローサ。濃すぎない化粧に、ブロンドの長いサラサラとした髪。そして、なんといっても、抜群すぎるスタイルだ。 身長が176もあり、胸と尻が程よく大きく、筋肉質で細いくびれ。弾力とハリが目で見て取れる太もも。少し小麦色に焼けた肌がエロさをさらに拍車をかけており、挑発的でもどこか可愛らしさのあるその眼差しは、外人特有のブルー。吸い込まれるかと思うほどに澄み切った目をしている。 年齢は27歳。既婚者だ。そりゃそうだ。こんな美女は男が無視できるはずがない。だが、子どもはいない。 丁度いい、俺が孕ませてやろう。金銭面は国が補助してくれるから夫も喜ぶだろうな。なんて妄想するも、あまりにも美女すぎて現実味がない。いや、現実離れした生活をしている俺がそんなことを思うのもおかしいが、外人というフィルターがどうやらそうさせているらしい。 『good』の数が13億だ。おいおい。現実離れしすぎている。簡単に言えば、13億人の男性に、アメリカで一番可愛いと思われていると考えると、尚恐ろしい。 ローサのプロフィール画面の下には、『中田真一のお気に入りに登録しますか?』というアイコンが表示されている。 俺は恐る恐る、そのボタンを押した。 「美人過ぎて…ちょっと怖ぇよ…」 初めてだ、メイク・ジョブと出会ってから、一度も女に恐れたことがなかったが、こんなに一人の女に恐れたのは初めてだ。 お気に入りに登録した後、直接ローサ宛にメールを送ることができた。俺は【中田の家一号館】の住所を送り、「準備が出来次第、この住所に来てください」と打ち、送信した。 「なるほど…こんな感じで送ればいいのかな……」 とりあえずやり方はわかった。俺はこの調子で、思いつくありとあらゆる国籍、年齢層を検索し、片っ端から送信しまくった。 「はぁ……やっと終わったぜ……」 俺は幸せな疲労感に包まれていた。まるで流れ作業で検索しては送信、検索しては送信を繰り返したが、表示される女がいちいち美女や美少女すぎて、毎回毎回が一目惚れだ。こんな幸せな雑務って他に存在するんだろうか? 確か日本語を一ヶ月間以上勉強してからこちらに来るって設定にしたから、一か月間の猶予ができた。 この一か月以上で俺は何をするのか?決まっている。日本中にいる絶世の美女たちを食いまくる。日本の女に飽きてしまうくらいに。 『中田さま、ご予約のお客様方がご来店されました』 壁に設置された電話から、愛理の報告。 『国民的アイドル、“JPN48”の全メンバー、及び、多国籍アイドルグループ、“サード”の9名です。膣内検査はどの部屋で行いますか?』


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