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詠里
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都立丹支高等学校硬式野球部名鑑(詳細版)

都立丹支高等学校硬式野球部

NISHI HIGHSCHOOL BBC

部員数 32名 (選手29・マネージャー3)

創部 1966年(学校創立と同時に発足)

最高戦績 1998年 全国高等学校野球選手権大会 西東京大会ベスト4

(昨年夏は西東京大会5回戦で敗退)


創部以来、可もなく不可もなくと言った感じのチームであるが

1998年の夏にたった一度だけ、甲子園出場が現実的な視野に入ったことがある。

野口監督と花吉コーチはその代のOB(野口は3年で6番セカンドでレギュラー、花吉は1年生でベンチ外だった)で、野口監督は去年、他校から転任、同じく転任になる前監督の後を引き継ぎ、先に顧問兼指導員として野球部に関わっていた花吉コーチと合流する形となった。



1年生:15名

野中を除きほか全員が軟式野球出身という珍しい代。また、特筆すべき点としては補聴器や人工内耳を使わず、手話や筆談などの手段を使ってコミュニケーションをとる”ろう者”の相澤がいる。


2年生:8名

1年生4月の時点では10人いたが、諸事情で2人退部、今の形となった。9人を切ったあとは3年生と協力しなければ実践的な練習が難しい状況となったことも影響してか、3年生とはそれほど学年の壁を感じさせないが、15人もいる下の1年生とは少し壁がある。西野の実家が床屋を営んでおり、家が近い佐藤と田辺は子供の頃からの常連。(3人の坊主頭の剃り具合が大体同じなのもそのせいである。)


3年生:6名

1年次に12人だったのが10人になり、2年次に監督が交代した影響でさらに4人減り、残った6人。単独では練習が成立しない場面が多く、必然的に下級生と積極的に協力し合う体制ができていった。特定の主将・副将などの役職は作らないスタイルで、それらに近しい役割は6人全員で分担して取り組んでいるようである。

マネージャー:3名(3年生1・1年生2)

野球経験者の田宮と、自身は経験者ではないが兄の影響で幼いころから野球を見るのが好きだった大橋、野球のことはよく知らないが(!)いろいろあって加わることになった佐々木の3人。かつては2年生にも1名いたが、前述の監督交代の影響で辞めていった選手のうちの一人と恋愛関係にあったためか一緒に辞めて行ってしまったようである。



1人1人にコメントつきで紹介した「個人紹介編」(GRADE2)もありますので、もしよかったらこちらもどうぞです~↓


https://eiri9g.fanbox.cc/posts/3995516


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「僕らには僕らの言葉がある」で2・3年生が全然出てこないのは、今まで1人1人をちゃんと決めてなかったからというのもありますが(!)もうひとつは、1年生と2・3世の間にはある種の分断が存在するというか…2・3年生が、途中の監督交代による混乱を学年の壁を超えて協力しながら乗り越えてきた「生き残り」の14人であるのに対して、1年生は最初から15人いますので、ちょっと隔たりがあるだろうなというイメージもあったからです。


2・3年生を見て、1学年1ケタって、すくな!と思われたかもしれないですが、実は現在の高校野球界では決して珍しいことではなくなってきています。むしろ、ノナと真白の代みたいに1学年15人もいるのはかなり恵まれているほう?


私が高校生の頃は、普通の公立高校でも一学年に野球部員が15人くらいいるのは割と普通のことでした。だから例えば夏の大会の時のチーム紹介とかで全学年合わせても18人ギリギリだったりする学校は、「人数が少ないチームですが…」と紹介されていました。でも最近はそういうチームのほうが多いんですよね。だから、実態としては今はもうそれが「普通」になっているのに、かつての「公立校でも普通は一クラスぶんくらいいるのが当たり前」という前提で使われていた「人数が少ないチームですが…」という枕詞だけが残って、どこもかしこも「人数が少ないチームですが…」「人数が少ないチームですが…」と言い合っているという、不思議なことになっています。


また、15年前は、一部の地域で人数が9人に満たないチーム同士が連合チームを作って大会に出る形のありかたをめぐって議論がされている時でした。異なる2校の連合チームが結成されるだけで新聞記事になるくらい珍しいことだったのです。それが今じゃどうでしょうか、全国的に連合チームでの出場は部員不足に悩む学校のための手段の一つとしてすっかり確立されており、2校連合、3校連合どころかすごいところだと5校連合・6校連合なんてのもありますね。しかもそれでもベンチ入り可能人数上限の20人に満たないこともままあるという。どんだけ減ってるんだ、野球人口…。


まあそれはおいといて、せっかくキャラクターが固まったのでまた少しずつ彼らのことも描いていったり、ノナや真白と関わらせていきたいです。


監督とコーチのキャラは、初期のイメージとは全然違う形になって自分で驚いたのですが、学生時代にはほとんど接点がなかった先輩・後輩の2人が大人になって母校で指導者として関わることになって…というまた別のストーリーが突然見えたのでそっちに振り切りました。彼らの知る1998年の丹支高野球部は、多分今とは全然違う姿をしていたでしょう、色んな意味で…。


読んで下さってありがとうございました。


詠里

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Comments

ありがとうございます✨ 全ての部員に同じように意識の変革が起きるかどうかは難しいかもしれませんが、真白に対する考え方が変わっていく先輩や同級生は確実にいると思います。そのあたりもぜひ探っていきたいです。 ノナと真白の関係が実は一線を超えていること、なんとなく気づく人間はいるかも(それこそ大久保さんはなんか気づきそうな感じがする…!)と思うのですが、気づいたとしても色んな影響を考えると言いふらさないでしょうし、明らかにそういう関係に理解のなさそうな層の人間もいるので公認の仲という感じにはたぶんならないかな…。卒業して何年も経ってから「実はあの時から付き合っていた」と言ったら「あ、なんとなくそんな気はしてたけど、やっぱりそうだったのか」と言われるような感じが作者としてはうれしいかな~と妄想しています。

詠里

3年生の大久保サンがとても気になりました。 ノナマシの理解者であって欲しい…。 ノナママの様な心の動きがあったら良いな〜。 BLがリスクだとは思いませんが、 部内 学内共にハンディキャップを認識出来ている地域組織の生徒先生達の集合なら、あとはイチャイチャノナマシを周りが呆れるみたいな展開も嬉しいですが、 そうで無い場合、 ノナマシの前途は…。

Toki博士


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