[デラックス特典]生々しいお金の話
Added 2022-12-23 15:42:44 +0000 UTC一年やって堂々と生業と言っていいところまで来たので、お金の内実をメモがてらここに記す。生々しい話を見たくない人はここで引き返そう。
①支援者の内訳
支援者の比率だと、通常:コミ:R-18:DXは19:19:60:2、
支援額の比率だと、通常:コミ:R-18:DXが6:12:75:7といったところ。
まあ妥当と言っていい。
R-18がコンテンツとして強いのもあるが、そもそも2000円まで払えば全コンテンツを見られるのだからという理由で選ぶ人も多いだろう。デラックス特典を選んでくれる人はまあ…徳が高い。来世ではきっといいことが山積みだ。
②支援額の推移
2021年11月:71000円
2021年12月:86400円
2022年1月:133650円
2022年2月:171450円
2022年3月:139500円
2022年4月:224550円
2022年5月:231750円
2022年6月:252900円
2022年7月:272250円
2022年8月:220500円
2022年9月:273600円
2022年10月:273600円
2022年11月:250200円
2022年12月:260100円
増加傾向にあるが、最近はやや横ばいといったとこだろうか。
ついでにフォローしてくれる人が多いし、私はその月にどのシチュを描くかわからないので、「自分に合う性癖がきたら課金するか」というスタンスの人は割りかし多めだろう。とは言え月をまたぐときに課金を解除されたときの下がり幅は2万円~5万円なので、最近はもう7-8割がたはずっと継続的に応援してくれていると言える。大変ありがたい。
他の傾向としては、新作の漫画を提供できなかった月はやっぱりガクッと落ちる。まあ普通の現象だ。
③ほかの支援サイトとの併用の話
わざわざよその支援サイトの話をつまびらかに言うのもアレなので具体的には話さないが、最近はもうFANBOXの収益と同額以上になっている。大変ありがたい。少なくとも、私のコンテンツは十分英語圏に受け皿があると言える。
支援系サイトは規制基準の変更による一発収益停止の危険が常にある(結局FANBOXもリアルCG少女系の人がアカウント停止になったようだ)ので、できれば受け皿をもういくつか用意しておきたいところだ。
ただし日本サイトの場合、規制がサイトによって独自基準であるため、手間に見合う収益になるかどうかは疑問だ。サイトごとに異なる隠しを用意するのもアホらしいし、かといって最大公約数になるとかなり大きくなってしまうだろう。
④自己分析:収益の要因
まあ一つには、そこそこ読みやすい漫画力と絵柄で毎月TF漫画を描いてる変な人がそんなにいないからだろう。競合相手がいない。絵柄についても、私はフェチ系特有のネチョ…って感じやヌメ…って感じがあんまりないので、「濃いシチュは欲しいけどあのフェチ系特有の絵柄や空気が…」という人の受け皿になってもいる気がする。
あと、私は継続的に描いてるわりに何を描くかあんまり定まった傾向がないので、「こいつはもう見飽きた」と思わせにくいのも要因としてあるだろう。たぶんサキュバスのペット犬化シチュを描いた後に十数ページにわたってシャツ化の漫画を描くだろうと予想した人はいるまい。いたら逆にアドバイザーになってほしい。
それと、私は一つのTFネタをやたらと掘り下げる傾向があり、これが支援サイトの課金形式と合っているからだろう。体感だが、どれだけ充実してそうでも中身がわからないものに高額を払うのを人は渋る。だが、「知ってる(気に入ってる)ネタの更に掘り下げ」に対しては、人はすでに満足感があるので財布がゆるくなる。まあグッズ商売の根本的な話だ。コミッションの話でもある。人が一番安心するのは自分の中にあるネタだ。
⑤今後の展望
たぶん、FANBOXの収益を増やすには「ジャンル」の安心感を増やしたほうがいいのだろうな、と思う。「自分が属しているジャンルに金を払う」という信仰心に対する供給だ。実際私のコンテンツでも特に人気があったのは腐女子ドラゴン(BLジャンル)とサキュバスペット(サキュバス/SMジャンル)なので、たとえばそういうジャンルに絞ることは収益性を増すだろう。
FANBOX外からの働きかけで収益を増やすなら、コミッションを軸にする方策もある。いまは自分のキャパを考えずに引き受けてしまったコミッションをちまちま消化している最中だが、正直言ってそのときは絵に対して弱気だったこともあり、かなり価格が安い。ぶっちゃけ3倍くらいにしても普通に依頼は来るだろうと考えているし、ある程度依頼数が減らないと実際依頼の管理がままならない。なので、高額コミッションを軸にして、それの附属として支援サイトの収益を得るというのも一つの方向だろう。
ただまあ、私は思いついたものを描かないと気がすまない性分なので、絞るにしてももう少し包括的なものでないとどうせ破綻しそうだし、根本的な問題として、私は別に「常に性器やセックスやオナニーを描きたい人」ではないというのがある。TFの延長として描くのは好きだから描いているが、R-18を描く気分でなくなったらこの業態は成り立たない。まあ、それはおいおい実験してみるつもりではある。
そして、支援サイトはどうしても閉じていて、外部から何をしているかわからないのが欠点だ。他の仕事や他人とのコネが発生しにくいし、実績にもなりにくい。閉じた環境だと表現がタコツボ化・奇形化してしまうリスクもある。当面支援サイト活動をやめるつもりはないが、来年からは、なんらかの形で「開いた」発表もしていきたい。
⑤まとめ
いろいろ書いたが、つまるところ収益の全ては私を支援してくれる方の善意が全てだ。
本当に大変に感謝しています。ありがとうございます。
「思いついたTFネタを毎月描くだけで生活費が発生する」という状況が成り立つかどうかは私本人が疑っていたし、成り立つのだから良い時代になった。
もし似たようなことをしたい人がいたら参考になるかどうかは……微妙かも知れない。結局のところ私の「ほっといても勝手に毎月TF漫画を描く」という異常行動で成り立っているので、別にそうしなくても生活できる人は他のことをしたほうがいいような気がする。
それでは、またあとがきで挨拶することになるでしょうが、ひとまず来年もよろしくお願いします。