文字数が多くなったので、ブログ形式の投稿を試してみました!
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M.I.S.Tの研究室の奥深くにある実験施設で、本来の目的とは別の研究が進められていた。
これは、組織に実験場の私用化を認められているNiCOだからこそ行えるものである。
「これで、完成だわ…。」
彼女が見つめる先にあるのは、錠剤、粉末、スプレー缶など様々な保管方法で製造されたある薬品である。
数ヶ月前、彼女の管轄である研究施設が襲撃された。外部から押し付けられた付き添いの男に足手まといにならないよう注意喚起をした後、彼女は侵入者を排除しようと戦闘態勢に入った。
しかし、彼女は名乗る名前も無いような刺客に手も足も出ず、顔や体がひしゃげる寸前まで殴り、蹴られ、投げられ、絞められた。
その時彼女は死ぬ事への恐怖から徹底的に衛生管理の施された自身の研究室の、貴重なサンプルや資料が散乱する床の上で小便を漏らしながら命乞いをするという醜態を晒した。
更に、必死の命乞いの言葉も虚しく敵がトドメを刺そうとした時には、泡を吹きながら溜め込んでいた糞を垂れ流してしまい、間一髪で救出された後も、そこそこの頻度で寝小便や寝糞をしでかしてしまう日々を送るハメになってしまったのだ。
「もう、あの時のような失態をする訳にはいかないわ…」
だが、彼女は自分の人生最大の失敗から作戦行動中に尿意や便意を催すということが、判断力の低下を引き起こし戦闘能力を低下させ、もし排泄物を漏らした場合、くのいちのような姿をくらます術を使う相手でも、糞や小便の匂いを辿れば索敵が容易になるという発想を得た。
今NiCOが密かに開発をしているのは、MISTの研究技術を転用した超強力な利尿剤、そして利便剤であった。
表向きはの目的は、敵対する相手の排泄欲求をコントロールし、敵の行動を阻害する事である。
しかしNiCOの心の中にひっそりと巣食っているのは、物心ついてからのお漏らしという屈辱を他人にも味合わせたい、もしくは戦闘中に失禁脱糞をしでかしてしまったのが自分だけではないと証明したいといった、他の女性ファイターに対する暗い嫉妬心であった。
この段階ではNiCOは霞やあやねが敵に囲まれて糞尿を垂れ流しにした事や、マリーやほのかが無謀にも格上の相手に挑みコスチュームを茶色く染め上げた事、その他の女達も皆同様に女として最大の屈辱を感じた忘れたい過去がある事を認識していなかったからである。
そして、NiCOには数日前、この作戦を必ず成功させなければならないと決意させる彼女にとってのある悲劇が発生してしまったのだ。
「あら、こんなに遅くまでお疲れ様。また例の薬の調整をしてるのかしら?」
「え、ええ…何か、用ですか?」
実験用の機材やデータを確認しているNiCOの前に現れたのは、彼女の協力者でもあるマリポーサ、通称リサだった。
「あら、冷たい対応ね。あなたが研究に熱中し過ぎてこの前みたいな事件を起こしてしまわないか、確認しに来てあげたのに」
「っ!そのような気遣いは不要です…。あれは薬の性能テストをした際の副作用で、私が判断を誤ったからでは…」
「あら、言い訳は見苦しいわよ。素直にリングの上でお漏らしした事、認めたらどうかしら?」
「〜!」
普段は冷静かつ倫理的に相手の事を問い詰めるような喋り方をするNiCOが感情的になり、そしてしまいには顔を赤くするだけで何も言い返せなくなってしまう程の事件…。数日前、彼女は自分の作った薬の性能を確かめる為に自ら実験体になる事を決めた。
便意や尿意を覚えてから限界に至ってしまう程の排泄物製造の加速度は、人体に後遺症を残さないギリギリのレベルに設定をしてある。薬の効力を想定すると便秘気味であったNiCOは、一瞬で我慢しきれない程の排泄欲求が訪れる事を危惧し、トイレの中でその薬を飲んだ。
しかし、薬を飲んだ後にしばらく時間が経過したが、便意どころか、尿意すらも訪れはしなかったのだ。
「お、おかしい…。成分の配合を間違ったのでしょうか…。」
この時彼女は、実験の第一段階であるこの薬を失敗作であると認定した。
そして彼女は予定されていたリングでの試合に赴いたのであった。
リングの上にあがるまで、彼女は大量のデータを集めていた。そこには自分よりも年上で体の大きな女の子達が、ノックアウトされた時にリングコスチュームの中に思い切り脱糞をしてしまったり、フィニッシュホールドを極められる前には恐怖の余りに穴という穴から全てを垂れ流しにして命乞いをしている映像が残っていた。
その中には、まるで自分は一度もトイレの失敗をした事がないかのように接してくるリサが、マスクで顔を隠してはいるが、リング上で白いコスチュームのお尻から脚先まで糞まみれにしてしまっているものもあった。
「やはり、私以外の女性も似たような失態をしでかしているのですね…。」
彼女は大きな自信を持ってリングに上がった。まNiCOの対戦相手はマリー・ローズ。対戦相手の戦績や、例のデータを確認し、NiCOは勝利を確信した。
この程度の相手なら、あの薬を使うまでも無いですね。
「おーい金髪のお嬢ちゃん、今日は漏らすんじゃねーぞ!」
そして試合がはじまる前、余裕げなNiCOは、近頃連敗続きで緊張しているマリーを煽った。
「全く、この会場の観客はデリカシーの無い人間ばかりですね…まあ、あなたが前回の試合、開始早々お尻を汚したのですから、仕方の無い事かもしれないですけど…
あら、この会場での試合の内容や選手のデータをあらかた調べ上げていること、お伝えしていませんでしたか?
マリー・ローズ…試合中の失禁や脱糞回数、休憩室でしでかしたオネショやお寝グソ、街で報告されたオムツを履いての外出の数…公式に残っているデータだけでもアレだけやらかしているなんて、無様を通り越して、悲惨ですね。
私も初めての試合という事で、せっかくリングコスチュームを新調したんです。この白い衣装、あなたの血で赤く染めるのは構いませんが、それよりも先にお尻から噴き出るオシッコやウンチで汚されてしまいそうですね…。今降参するなら許してあげますよ?」
(この試合であの子を血祭りにあげて自信を取り戻す…!その後薬の調整を進めて完成させ、私の目的を達成する為の障害を全て取り除く…)
「ふふ、怖がらなくても大丈夫ですよ。すぐに終わらせてあげ…ッ、ふ、ふうぅん!ん、んんっん」
(!え…え!?ど、どうして、どうして今…あ、ああ、あ!お腹が、お腹が痛いぃ!)
NiCOが昨日飲んだ薬は、既に性能としては完成の域に達していた。彼女は当初、便意を催すタイミングを薬を飲んその時であると考えており、その為昨晩の実験の際、特段便意を感じなかったNiCOは薬の効能そのものが発生していないのだと判断していたのだ。
しかし、実際に薬の効力が発揮される引き金は、脳内にある程度の負荷がかかった時同時、つまりある程度のストレスがかかった瞬間である。
(う、嘘っ…み、見誤った、トイレに行きたくなるタイミング…あ、駄目駄目、駄目ッ)
個室に入り、あらかじめ下着を下ろして便器に跨った状態で摂取しなければいけない程の効力を持った便意促進剤が試合開始前のリングの上で効いてしまう。そしてNiCOは薬の特性によって、今の今まで一度もトイレに行けていない状態だった。
「お互いに、スポーツマンシップに沿って正々堂々と…ん?君、どうしたんだい、顔色が…」
「お、おトイレ…あ、もう、漏れちゃっ…あ…」
「え?あの子…おいおい…」
「さっきあんだけ金髪の子を煽っておいて…」
「嘘だろ…こんなの見た事ねえぞ…試合がはじまる前に…ウンコ漏らす女なんて!」
「あ、ああっあああぁああ!だ、だめえ、う、ウンチ出ちゃうのおおっ!」
会場にいる全ての人物が信じられないものを見ている表情だった。それもそのはず、したり顔でリングに上がり、結果は凄惨な物であれど、会場を盛り上げ必死に戦ったマリー選手の失敗をマイクを使って煽りに煽った女が、いざ試合が始まろうとした瞬間、食い込んだレオタードの尻から止めどなく軟便を漏らしているからである。
「違うっ、違います、これは、薬の、薬の実験の…失敗なんですぅ!」
「何言ってるんですかあなた…」
自分は悪くない、これは偉大なる科学の為の小さな失敗の一つなんだと泣き、糞尿を噴かせながら必死に周りに叫ぶNiCOだが、環境からすれば彼女は前フリの効いたボケをかます、今この場でもっとも頭の悪い糞漏らし女としか思えなかった。
「いや、いやああ、誰か、誰か助けてえ、う、っうう…ふうっううん…」
とうとう彼女は立つ事も出来なくなり、四つん這いになってその場で超大量脱糞の第2フェーズに移行してしまった。
「おいおいあの女…とうとうウンコとションベン漏らしながら笑い出したぞ…」
結局、NiCOの前代未聞の試合開始直前の失禁脱糞ショーは数分間にもわたって続き、リングを茶色く染め上げた彼女は、規定により反則負け扱いになってしまった。
恐らく、万全の状態で戦えばマリーはNiCOの電撃の前に屈して、逆の立場になっていただろう。
「私もリングの上でみっともない姿を晒しちゃった事はあるけど、デビュー戦であそこまで醜態を晒したのは後にも先にも貴女だけだと思うわ…。
まあ、薬の調整が終わって完成したら、いくつか私に分けて貰えるかしら?もちろん、あなたが研究に没頭して椅子の上でお寝グソ垂らした事を内緒にしてあげるという条件付きでね?
(ティナにでも飲ませて、私の前でお漏らしさせてやるわ…)
NiCOの自尊心を散々傷付けて、リサは研究所を後にした。しかしその裏でNiCOは、小さな笑みを浮かべていた。
デビュー戦での脱糞お漏らし事件の後、NiCOは自分の本当の強さが過ちを犯してからの立ち直りの早さである事を知った。
どれだけ無様な姿を晒しても、生物学的に考えればただ排泄物を我慢できずに漏らしただけである。命の危険を感じたわけでもないし、何なら便秘糞をあらかた漏らし尽くしたおかげで、頭はかなり冴え渡っていた。
「今更、お漏らし女と呼ばれる事に反発しても仕方がありません。それならせめて、私の事を馬鹿にしてくる他の女どもに、同じ苦しみを味合わせてやるわ…!」
「リサ、あなたは薬が完成したら寄越せ、と言ってきましたね。今更そんな事を念押す必要はありません。薬は既に完成していますし、あなたはもう私から薬をひとつ受け取っていますよ。それがどこにあるかは知りませんけど…」
(ふふ、それにしてもNiCOったらあれだけみっともない姿を晒しておきながら、よく人を睨みつけたり出来たものね…
初めて会った時からあの子生意気な態度が嫌いだったわ。まあ、これからお漏らしネタでゆすり続ければ大人しくなるでしょう。)
(そ、そういえば急いでこの電車に乗ったけど、次の駅までかなり時間があるのよね…。
と、トイレは大丈夫かしら…い、いえ何を考えているの。私はあの子とは違う大人の女性なんだから、電車の中でおトイレの我慢くらい出来るわ!…あ、あれ…?)
電車に駆け込んだリサの下腹部から、あの日NiCOが聞いた濁った音が鳴り響いた。
次回に続く