束の間の平和の時を終え、世界はまたオーバーウォッチを求めた…集合したメンバー達は、それぞれがかつてとは違った立場で、進化した武器や能力を駆使し、活動を再開していた。
今回の任務の為に集まったメンバーは5人…トレーサー、メイ、D.va、ブリギッテ、そしてマーシー。図らずとも全員女性で構成された小隊だったが、頑強なメックに乗り込みチームの盾となるD.vaをはじめ、高い火力で敵を攻撃するトレーサーとメイ、そして前線で戦う仲間たちを回復、支援するブリギッテとマーシー。戦闘においてはこれ以上ない程バランスの取れた組み合わせだった。
ぐぎゅるるる…ぎゅるるるるるる…
ぶすぅ〜…ぶっ、ブビビビビ…ブッ!ブススゥー…
(ヤバい…そろそろ…マジで漏れちゃいそう…!)
(でも…私一人だけおトイレ行ったら…緊張してお腹壊したみたいで、恥ずかしいしカッコ悪いし…!)
しかし、準備万端であったはずの彼女達の表情は優れておらず、むしろ不安や恐怖が勝っているようだった。そして何故か皆一様に戦いが始まっていないにも関わらず苦痛に耐え忍ぶような渋い表情をしており、額にはいくつもの脂汗が浮かんでいた。
新しい戦いに備え、前日に気合を入れて食事を摂っていたトレーサーは、足取りの重い仲間達を励まそうと表向きには明るい表情を作り、冗談混じりの前向きな言動を繰り返していたが、実際は鉛玉やエネルギー弾、爆発物すらも自分をめがけて襲いかかる恐ろしい戦場に再び身を置く恐怖に、腹の調子を崩していた。
全身を纏うボディスーツの構造上、排尿を行う場合ですらも非常に煩雑な手順を踏まなければならない為、トレーサーは任務の前、そして任務中の安全な時間ですらも周囲にトイレに行くことをなかなか進言出来ずにいた。
無理に我慢をしたあげく、限界を迎えてしまい決壊した経験は一度や二度では済まない。戦闘中の恐怖や緊張でチビってしまい、オレンジ色のスーツのお尻や股間にシミを残してしまったのであればまだしも、シンプルに尿意や便意を堪えきれずに全てを漏らしきってしまう場合もあった。
トレーサーが着用しているスーツは彼女の固有装備でもある超高速移動や、極小範囲のタイムスリップにも耐えうるしなやかかつ強靭な素材となっており、小便や糞汁を通しにくくなっている。そのためしでかした回数が相当数あり、公式に任務中に小便やウンコを漏らしてしまった記録が残っていたとしても彼女に憧れる子供達の評価を落とすことは無かった。
(それまでは…ちょっと臭いに気を付けないといけないけど…オナラを…すかし…すかし…て…!)
トレーサーがこれまでのオーバーウォッチでの活動の中でパンツやボディスーツの臀部を何度もモリモリと膨らませる経験を積む度に、彼女は人知れずに放屁をして便意をどうにかやり過ごしてみたり、最悪漏らすにしてもその場所や時を周りにバレないよう工夫するといった上手な漏らし方を身に付けていた。
タロンのエージェントやオムニックと戦った懐かしいキングスロウを歩きながら、音の出ない屁を断続的にすかし続けていた。メイやマーシーはまだしも、D.Vaやブリギッテに自分が屁をこき散らかしながら歩いていることを知られたら嘲笑の的になることは避けられないだろう。
ぶすすぅー!…ブビビブビビビビイィィ!!ブブブ…ムゥッ!ムリッ!ニチチチチィ!!
「あ!…イヤ…あっ…あぁっ…!!」
ニュリリリリリイイイィィ!ムッ…むりゅ…むりゅりゅ…
(う、嘘…出ちゃった…一本、丸々…どうしよ…どうしよう…!こ、このままじゃ…残りのウンチも…オシッコも…全部漏らしちゃうよ…!!)
しかし、どれだけ上手に便意を誤魔化そうとしても、トイレに入り、衣服を脱いで便器にまたがって排便をしないのであれば、その時はいつか必ず来る。今日だけで何十回と繰り返したか分からない屁を出そうとゆっくりと尻の穴を緩めた瞬間と、身体が腸内の老廃物を押し出そうと無意識に力を込める瞬間。その一瞬が重なりトレーサーは久しぶりの任務においてもまた、ウンコ漏らしの一番乗りとなってしまった。
周囲に漂う悪臭に自分が屁をこいたことがバレないかと心配になり、しまいには溜め込んだ固形便の一部をひり出してしまったトレーサー。
新調したコスチュームの中に早速脱糞をしてしまい恥ずかしさとみっともなさ、仲間達にウンコを漏らしてしまったことがバレてしまうという絶望、そしてほんの少しではあるが地獄のような腹痛の原因の一部が解消された恍惚感…様々な感情が入り混じり苦悶の表情を浮かべながら脂汗が何本も筋を描く頬を真っ赤に染めた彼女だったが、この場で下腹部が張り裂けそうになるほどの宿便を溜め込み、一瞬でも気を抜けばその熟成されたブツが衣服に産み落とされる程の強烈な便意に苦み、女のプライドが崩壊する瞬間が迫っているのは彼女だけではなかった。
ごぎゅるるるるるる…!ぎゅるぐるぐるぐるぐりゅりゅりゅりゅ…!
ブススゥー!ブリュブビビブビビ…ブウッ!!ブシュススゥ…
(だ、大丈夫…!いつも、みたいに…お腹が落ち着くまで…座って…ゆっくりオナラをして…!)
トレーサーよりも豊満な体つきをした女性…メイもまた、急激に襲いかかった腹痛に身悶えていた。
決して太っている訳では無いが、スレンダーとはお世辞にも言えない彼女の腹の中には、数週間溜め込まれた大量の大便が詰まっていた。
機器の調整のフリをしながら、メイはその場でしゃがんで尻を仲間達のいない方向に向け、思い切り屁をこいた。もはや、すかすだけでは追い付かないほどのガスが彼女の尻穴に迫っていた。
中途半端に屁を残していれば、不意なタイミングで暴発してしまう可能性がある。そこに悪条件が重なれば、勢い余って実の方まで出かねない。
それならば、周りの意識が自分以外に向いているタイミングでこけるだけ屁をこいてしまうというのが、彼女の選択だった。
ガチガチに固まった便秘グソが出口に詰まっていた為ウンコが漏れることは無かったが、凄まじい臭いと音が周りに行き渡った。
ブビビイィ!ブビブリブリブビィ!ブッ…ムッ!
(ああ…どうしよう…先っぽ…出てきちゃってる!これ…もう間に合わない、やつ…)
モリリリリリイィィ!!ヌリリリリリッ!ブビビッ!ブチチチチチチむりゅむりゅむりゅむりゅむりゅううぅ!!
それでも、トレーサーと同様メイにも確実にその時が訪れようとしていた。常に便秘気味で、腹を壊していると感じたときでもカチカチに固まったウンコを出してきたメイには、どうしても我慢できない時に選んできた自分にしかできない最後の手段があった。
腹痛を開放するために、あえてパンツの中に周囲に気づかれない程度の大便を少しだけ出してしまうのだ。握っても崩れないほどの硬さのウンコなら、パンツの中に漏らしても衣服をそこまで汚さずに済む。勿論、予想外に柔らかめのウンコが出てきたり、勢い余って取り返しの付かない量のウンコを漏らしてしまい、いきなりふんばって脱糞を始めた変態女と思われてしまった苦い経験もある。
久しぶりに揃った仲間達の前で苦肉の策とはいえしゃがみこんで自らの意志で脱糞してしまったメイ…。常人が便器に産み落としたのであれば、十分と言える程の太さと長さのウンコをパンツに吐き出し衣服のお尻は誰が見ても漏らしたと言える程に膨らんでいたが、この量であれば彼女にとって予想の範疇内である。
腹痛の原因の一部を吐き出し、少しだけ身軽になったメイはパンツの中に漏らしたブツを処理し、腹に残っている相当な量の便秘グソを出し切る為、がに股気味に歩きながら周りを見渡し、駆け込めるような便所を探していた。
ゴロゴロゴロ…ぎゅるる…ぎゅるるるる…!!
ブビィ!むりゅ…む、むりゅっ…!ムリリリ…!
若さの残る新人時代から立場が変わってもD.Vaの任務前の姿勢は大きく変わる事は無かった。明るく少し生意気な彼女の態度も緊張をほぐすひとつのアクセントとなっていた。しかし、ゲームの腕前を買われ、油断と慢心のままに実戦に赴いた過去の記憶は、彼女に今も消えないトラウマを残していた。
物言わぬ機械の兵士に、任務の為に平気で人を殺せる敵に…ルーキー時代の彼女は何度も追い詰められ、死ぬ寸前で仲間達に救われた…。恐怖で半分気を失った状態から目を覚ます度に、彼女は自分の体から尿意と便意が一切なくなっており、その代わりにボディスーツの青いお尻の部分が濡れて重くなり、そして汚れて臭くなっている事に気が付いた…。
新しく身に纏ったコスチュームのお尻の部分が黒に近い色に変わったのが、今後も漏らしてしまった時に目立たないようにするためのものなのかは分からない。
オーバーウォッチでの戦いの経験を重ねて自他共に一人前扱いされるようになった彼女もまた、責任感で大きな腹痛を抱えることとなった。
(あ、二人共…お尻、膨らんでる…お、お漏らししちゃったの…?)
ムリュリュリュ!!ぬりりり…めり…めりめり…
(え?あ…安心したら…お尻に力が…入らなくなっ…あっ…あっ…)
もりりりり…もりもりもりもり…ぬぢぢぢちちちいぃ…
(ああ…私も…ウンチ、しちゃったぁ…)
もはやトイレよりもお漏らしをしても許される免罪符を探していたD.Vaが見たのは顔を赤く染め、ぎこちなく歩いているトレーサーとメイの姿だった。先輩である二人のお尻がみっともなく膨らんでいるのを見て自分も漏らしたっていいんじゃないか、と思った瞬間、彼女の括約筋に緩みが生じその隙を見逃さずにガチガチのウンコが一気にボディスーツの中に生み落とされた。
ブッ!ブウウゥゥゥ!!ぶりゅぶぶぶぶぶぶうぅぅ!ブビッ!ブッ!ブバァッ!ブボボオォッ!
「ごめん、みんな…ちょっと、トイレ行かせてくれない!?私…その…最近いっぱい食べた分とか…出せてなくて…す、すっごくウンチしたいの!」
ミリリリリリイィ!!ニュリリ…ミヂ…ちちちいぃ!!
「あ…ゴメン、勢い余って…ちょっと、で、出たかも…アハハ…」
トレーサー、メイ、D.Vaが自分の尻から出た臭いではない、とどうにか目立たないように屁や糞を漏らしている時に、その場にいた全員にハッキリと聞こえるような爆音の放屁をかましたのはブリギッテだった。
他の女性陣と違い、ブリギッテは尿意や便意について比較的オープンに口にする性格だった。もちろん、相応の恥じらいは感じていたが我慢しすぎてチビりながらトイレに駆け込み、鎧を脱ぐ間に膀胱と腸内に溜め込んだブツを完全に漏らし切るいくつかの経験から、漏らす恥ずかしさと汚れたパンツを取り換えるみっともなさと煩雑さから、我慢できるかどうかの瀬戸際まで催した時は、一時の恥を取り真っ先に用を足すことを申し出ることに決めていた。
『ウンコが漏れそう』と宣言したブリギッテの事を笑いながら、さして変わらない腹痛を抱えている女性たちは内心では誰かが恥をかく犠牲になるこの瞬間を待っていた。仲間たちの回復も担うブリギッテには苦痛に苦しむトレーサーたちの明らかな異変にも気づいており、周りに漂っている便臭が自分だけのものでは無いと確信していた。自分がトイレ休憩を提案する為の犠牲になったのは恥ずかしかったが、兎にも角にも誰かがプライドを捨てなければ全員がここでウンコを漏らし兼ねない状況を打破できるのであれば他に手段は無かった。
「あら…もう長い付き合いなんだから、お手洗いに行きたい時くらい…遠慮しないで言いましょう?その…もう我慢できない人から順番に…交代、で…
え?ええ…勿論私は、最後で…だ、大丈夫よ…!」
ブビィィッ!ぶりゅぶびびびびぶびびびびいぃぃ!!ぶすしゅぅー!ブビビッ!ブビッブビビィ…!
一番の先輩として他の四人の『用事』が終わるまで持ち場を守ると申し出たが、実は完全な決壊が一番近くまで来ている状態にいたのがマーシーだった。肛門でガチガチに固まった一本グソが出口を封鎖しているため実害はでていなかったが、この場にいる誰よりも多く戦いを経験し、それゆえに誰よりもたくさんの戦闘服にぶちまけて来た彼女はこのまま最年長としての矜持を守ろうとすれば新しい自分のバルキリースーツがまたしても糞尿まみれになってしまうと理解していた。
回復や補助に特化した武装で数多の戦場を生き抜いて来たマーシー…。単独行動をすれば敵から即真っ先に排除すべき標的扱いされる、もっとも過酷な立場である彼女は周りに気づかれないよう晩年ではほとんどの任務で自分の医療ノウハウを詰め込んだ特注のオムツを履き、熾烈な戦いで仲間に間一髪で助けらるような窮地に陥る度にその高機能なオムツの役目を十二分に活用していた。
それにも拘わらず、今回の任務で必需品とも呼べるような装備を敢えてつけなかったのは、周りにいるのが後輩の女性だけという状況と、今度こそはお漏らししないで戦いきれる。といったベテランの女性だけに存在する複雑な自尊心から来るものだろうか…。
自分が緊張で便意を催すだけなら問題ない。幸いマーシーは初陣から何度もその場で大小便を垂れ流しにする失態を重ねてきた分、トレーサー達が戦闘中に失禁および脱糞をした際、同じような経験談を話し、他の誰にも出来ないのフォローをしてきた。その分彼女達からの特に排泄関連のデリケートな話には信頼が厚く、漏れそうなときにも、最悪漏らしてしまった時でも精神に大きなダメージを抱えることは無いだろう。
しかし、まさか5人全員が同じ状況になるとは予想していなかった。最悪なのは、経験の浅いD.Vaやブリギッテがいざ戦闘が始まった時に便意を制御できず凶弾に倒れてしまう可能性があることである。
この場合の便意を制御するというのはウンコを我慢しながら戦う事ではなく、あえて漏らすという選択肢を取ってでも生存するための行動を取ることが出来るかという意味である。
パンツを汚す事と敵の攻撃をその身に受ける事、どちらが悲惨な結果を招くことになるか机上であれば論ずるまでもないが、もしも実際の戦闘中、迫りくる攻撃に備える際に尻の穴をすり抜けようとする大便に対して反射的に肛門を引き締めるような筋肉の動作をしてしまえば、防御と回避、そのどちらにおいても大きなスキとなり得る。
その為マーシーは決して安全が確保された状況でなくても、一見滑稽なトイレ休憩を設けた。いつものようにオムツを履いていれば彼女がここで蹲踞の姿勢でしゃがみ込み、思い切り大小便を吐き出せばそれで終わりである。しかし彼女も一人の女性…作戦を遂行するための機械になり切れない女のプライドが致命的なミスを招く行動を取らせてしまった。
辺りをキョロキョロと見渡しながら…息みながら踏ん張ってもバレなそうな路地裏…そして出したモノが雨で流されそうな場所を探す。彼女はパンツを汚さずにトイレ以外で排泄をする最後の手段…ここで野グソをすることを決めた。
杖を持ちながらではウンコが漏れ出てしまう。とみっともなく両手で尻穴を押さえながら警戒を解いてよろよろと歩き出す。脱糞お漏らし寸前の今のマーシーには、条件を満たす排水溝が便器にしか見えなかった。
作戦中にも関わらず排泄を最優先に行動を始めた5人の女性達。そんな彼女たちの様子を伺い、狙いを定めて2つの黒い影が忍び寄る…。世界を救う、という重圧に耐え切れず猛烈な腹痛を起こし、便意に屈服する寸前の彼女達の新しい戦いの門出が敗北と恥辱にまみれた悲惨なものとなる瞬間がすぐそこまで迫っていた…。