ある意味で衝撃のデビュー戦の後、再度立ち上がったベヨネッタは、幾度かの失態を重ねながらも大分この世界での戦いにおける独自の『ルール』にも慣れてきていた。
戦いによるダメージの蓄積は『ふっとび率』に換算されること、ステージからの転落は『ミス』判定となり戦う権利を一つ失うこと…。
少しずつルールを把握していき、自身を付けてきたベヨネッタ…あなたと共に次なる挑戦へと臨む彼女は装いを新たに、長い髪をショートカットにしてバトルスーツのデザインも全く異なる物となっていた。時系列の違う衣装や武器へとすぐさま切り替えることの出来るこの世界の異常さに驚きつつも、もうお尻を汚すような失敗はしないと意気込むベヨネッタに、次の対戦相手からの挑戦状が届いた。
前回自分よりも背丈の小さな男を相手に完膚無きまでに敗れ去った経験から、ベヨネッタは少なくともこの世界での戦いでは絶対に油断をしないと心に誓っていた。
しかし、そんな彼女ですらも思わず余裕気な笑みを浮かべてしまうほどの見た目をした生物が次の対戦相手として選ばれた。銃をマウント出来る程のハイヒールを履いているベヨネッタの目線では捉えきれず、見下ろしてようやく見つかる標的…なんと、彼女の半分以下の大きさしかないネズミのような黄色い生き物と戦うことが決まったのだ。
「へ、へぇ…今度はちっちゃな動物が相手なのね…も、もうこの間みたいな失敗はしないわよ…!」
(ちょっと…いくらなんでも私の事、舐めすぎじゃない…?こんなチビ助にやられる程、弱くなったつもりは無いわ…!)
敵の強さを見た目で判断してはいけないと、彼女自身が一番良く分かっていたはずだったが、あまりにも戦いの場にはそぐわないマスコットのような可愛らしい姿に思わず前回のような油断を覗かせてしまった。
いざ戦いが始まってみれば、この小さな相手も小回りの効いた素早い動きと電撃を駆使してベヨネッタを翻弄する強敵だった。それでも、彼女は屈辱を糧に積み上げたトレーニングの成果を見せ観客を湧かせた。
「はぁ…はぁ…!」
(や、やれる…前よりもずっと戦えてる…勝てるわ!)
攻防を続ける中で一瞬のスキを付かれロケットのように横一直線に飛んでくる頭突きをかわしきれずに腹部に食らってしまったが、これまでの経験から、受けた攻撃は痛みとは直結しないと読んでいた。
しかし、何故か今回の攻撃は元の世界で受けてきたダメージのように強烈な痛みとなって彼女に襲いかかった。
「おごっ!ごふうぅっ!!!!」
(え…!?な、何でっ…!?)
記憶から薄れ始めていた痛みに耐えるため思い切りお腹に力を入れたベヨネッタ。思わず片手ですくい上げた量ほどの小便と糞便をチビってしまい、ほんの少しだけ新調したスーツのお尻を汚してしまった。
「~~~~!!!」
(あ、ああっ…!ま、また…う、ウンチ、しちゃったぁ…!)
ようやく理解したはずのルールがひっくり返され、わけも分からずまたしても逃げ出してしまいうろたえるベヨネッタ。
(あ、あれは…!触れるだけで受けたダメージが回復する…よし!)
戦場を走り回る中で見つけた大きなトマト…。思えば前回の戦いでも何度か触れただろうか。フワフワと宙に浮かぶその物体に接触すると体の痛みは消えて疲れもすっかり取れていた。
「よ、よし!これでまだ戦えるわ!今度はこっちの番よ…!」
何度かの戦いを経て、ベヨネッタの頭にはいくつかの仮説が浮かんでいた。この世界での戦闘には、勝敗を決めるためのいくつかの方式があると…。幾度も攻撃をぶつけ合い、地形の特性を活かして相手を場外に吹き飛ばすために戦うルールと、敵の体力を奪い切る事で勝利となるシンプルな戦闘ルール…そしておそらく自分は今、後者のルールの下にあるようだ。
「戦い方が分かったのなら、もう逃げる必要も無いわ…覚悟しなさ…」
グギュウルルルルッルルルゥ!!!!ギュルルルルッルウゴギュルルルルルルルウウウゥゥゥ!!
「!!はうぅ!あ、あぁっ…!!!」
(え?お、お腹…い、いたっ…!!?)
腹部に攻撃を受け、ほんの少しだけウンチとオシッコをチビってしまったが、まだまだ勝負はこれから…そう思った矢先だった。ベヨネッタに前回同様、原因不明の強烈な便意がまたしても襲いかかった。
(な、なんでまた…ウンチしたくなっちゃうのよぉ…!?戦って、ダメージを受けて回復した途端に急に…、ま、まさかっ…!?)
前回と同じような戦況、そしてまたしても突如やって来た便意…ベヨネッタの頭の中に、確信に近い予想が立った。あの巨大なトマトに触れた後、程なくして普通の生活ではありえないレベルの腹痛を催した…どうやらあの不思議なトマトは、触れるだけで彼女の中に取り込まれ、一瞬でダメージの蓄積を帳消しにして傷をすっかり治してしまう程の癒しの効果を与えるが、その異次元のエネルギーへ変換され老廃物としてとんでない量の排泄物を彼女の中に残していったようだ…。
これが、この世界に不慣れな彼女にだけ訪れた不幸なのか、対処法を把握していない事が原因なのかは分からない…ただ今言えるのは大量の排泄物を一瞬で催す理不尽な状況下にあるのは少なくともベヨネッタだけであるということだ。
ぎゅりゅりゅるるるるっる!ぶびっブビビビビビビぶびびびびびびいいいいぃぃぃぃぃ!!!!
「ふぅ…、ふ、ふぅ…!!」
(も、もう、だ、だめ…このままじゃ…また、負けて…命乞いして…ウンチ漏らして…恥晒す羽目になっちゃうわ…!!)
はじめての戦いで尻穴に全く力を入れられないほどにビビって糞を全て漏らし、恐ろしい目に合う夢を見るたびに寝グソを垂れていたのが、今回ばかりは幸運に働いたのかもしれない。
(あ、後で…無様な姿を見せて負けるくらいなら…今、ここで、スッキリして…勝つ…!)
「ふ、ふんんっ!んっ!んんんぎぎっ…!!」
ムッ!みちみちみちみちみち…!ブリブリブリブむりりりりりりりりりいぃ…!!!!
ベヨネッタは腹部と脳内に駆け巡る便意を解消し、目の前の敵と冷静に戦うため、あえてその場で思いっ切り踏ん張りボディスーツの中にモリモリとウンコを漏らしはじめた。
「さ、さあ…まだまだ負けを認めるつもりはないわよ…!私の攻撃、躱せるかしら…!?」
(い、いくら私でもこんな経験、したこと無いわ…お尻にウンチ溜め込んだまま、戦いを続けるなんてぁ…!)
ウンコがしたい!と頭をよぎっていた分の便意は全て開放し、両手足で操る四丁の拳銃で善戦するベヨネッタ。
これまで戦闘中に糞や小便を漏らした時には負けを認め、逃げ出したり命乞いをしたり、その果てに気を失ったりもしていた彼女にとっては、意識をまだはっきりと残しながら糞便でこんもりと膨らむお尻のまま戦うのはこれまでの経験の中でも屈指の恥ずかしかったが、この選択をしなければただひたすらに相手に蹂躙されまたしても敗北脱糞ノックアウトという哀れな目に会っていただろう。
しかし、ベヨネッタの恥も外聞もなく戦闘中にひり出したウンコを尻からぶら下げながらの奮闘も虚しく、戦局は少しずつ劣勢に傾いていた。やはり自分よりも小さな標的を相手取るという経験が彼女には圧倒的に不足していた。
(か…勝てるのよ…あともうちょっとで勝てるの…!何度も何度も…お漏らしして負けてなんて生き恥を晒してられない…!)
ステージに散らばっている『たべもの』に触れれば減った体力を回復出来る…たとえ副作用の排泄欲に襲われることになっても生きながらえることが出来る…その自分の体が出処の確かな情報に縋り、ベヨネッタは丁寧に焼き上げられた肉も、ボリューム満点のパスタやパンも、果物や、牛乳にすらも手当たり次第に触れ、その栄養を身体に取り込んだ。傷を癒やすためにエネルギーを吸収したあとの絞りカスがどこに溜まっていくのかを理解していたとしても、ジワジワと死の恐怖に詰め寄られたベヨネッタには取れる選択肢は無かった。
じょおおおお…じょおおおおおおおおおお…
ぶりぶりぶりぶり…!ブリリリイィッ!ぶびびびびびび…ブビュブビビビビビビイイイィィィィ!!
滝のような小便に、食べたものに応じた硬さの大便…時には下痢に近い軟便、時には石のようにガチガチに固まった硬質便を垂れ流しにしながら勝機を探り続けるベヨネッタ。しかし、対戦相手はもうへっぴり腰で勢いのない攻撃をなんとか繰り出しているだけのベヨネッタとの戦いのも少しばかり飽きが来ているようだった。力の解放を楽しみ、どれだけ生か死かの極限状態で遊んだとしても必ず最後には決着の時が来る。それは、ベヨネッタが彼女の生まれた世界で神々の使いを弄び、やがては残酷な方法でトドメを刺してきた事と同じであった。
(あ、ああ…や、やっぱり駄目…私には、ここで戦う資格は…無いわ…負けを…認めないと、殺されちゃう…!)
「ひ、ひいいいぃ!降参、降参するわ!お願い…許してえええぇ!!!」
またしても圧倒的な実力差を見せつけられ、敗北を認めてひたすら背中を向けて逃げ惑っていたベヨネッタにのしかかり、小さな、されど恐るべき対戦相手はその体から凄まじい電撃を放った。
「おおおおぉぉぉぉごごごおご、ごぉおおおおぉぉぉ!!!!」
(や、やばっ…ほ、本当に、し、死んじゃ…し、死ぬぅう…!!!)
じょおおおおおーーーーー!!!じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ…!!
ぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅううううう!!ブリブリブリブリブリブリブリイイイィィィィ…!!!
細胞が焼ききれていく感覚を味わい体を動かすことも、今や得意技となってしまった命乞いの言葉を吐くことすらも許されず、ベヨネッタはもはやバトルスーツの中に下半身に耐えず溜まり続ける排泄物を漏らす事でしか自分が生きていることを実感出来なくなってしまっていた。大きく開いた背中のスリットから…電撃で焼切れた衣装生地が薄い個所から…隙間からボトボトと大小便を零しながらベヨネッタの体力は少しずつ『0』へと堕ちていった…。
「おご…う、うびっ…ひゅ、ひゅう…!」
(ご、ごめん…なさい…また、負けちゃったわ…)
喝采を送られる勝者の裏で漏らしに漏らした糞尿の山と湖に顔面から突っ込み失神したベヨネッタ…。トドメを刺されるまで戦いを続けることが出来たことを小さな成長と喜ぶべきだろうか…。初戦に続いての糞尿垂れ流しながらの完全ノックアウトに、再起不能なほどにプライドを破壊された彼女がまたしても戦場で戦う姿を見せる日はしばらくは訪れないだろう。
不思議なのは、顔の穴という穴から液体を垂らし脚からも汚物をこぼしながらグッタリと力を失ったベヨネッタを抱え、またしても彼女のお尻拭き係になる事を余儀なくされたあなたが見た、余りにも手厚く準備された女性用の更衣室やシャワールーム。そして着替えやタオルの横に用意された大人の女性用のオムツ…。おそらくベヨネッタもこれからはこの薄ピンク色のオムツのお世話になる日が増えるだろう。
ベヨネッタ以外にも、闘う女性のプライドをへし折ろうとする暗い欲望に取り憑かれた勢力があるのか。そして、もしもその野望が現実の物だとしたら、次なる被害者は一体誰なのか…。