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夏目恋歌 -アシスト書店- @入れ替わり・女体化・TSF
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小説 【入れ替わり・上司】⑨(最終話)

-目次- ・25.柔らかな違和感 ・26.借りた身体、借りた生活 ・27.身体の記憶と心の揺らぎ 25.柔らかな違和感 「ただいまー!!」 莉子の声が玄関に響く。 マンションのエントランスを抜けて、高垣係長の自宅のある階までエレベーターでのぼって、部屋の鍵を開けて中に入ると、紗英(精神は翔也)は、無意識に「おかえり」と口にしていた。 スリッパを履いて部屋に上がる莉子の後ろ姿を見つめながら、紗英(精神は翔也)は家に着いたという安心した余韻に包まれていた。 女性として。母親として。 周囲から何の疑いもなく、そう認識されている――演技をしているだけなのに、現実として認識されている。 その“くすぐったさ”には、ほんのわずかに背徳的な興奮が混じっていた。 演じているだけのはずなのに、本当に自分が女性になってしまったみたいだと錯覚する瞬間。 「ねぇ、ママ。アイスはごはんのあとじゃ無いとダメ?」 「え? あ、うん……そうね、ごはんのあとにしよっか」 返す声が、いつもより少し高く、語尾が柔らかい。 (あ……今、女性みたいなしゃべり方してる♡) 自分の口調に、自分で軽く驚く。 もちろん、“バレないように”と意識してはいた。けれどそのうち、声のトーンも、語尾の言い回しも、自然と高垣係長に似てきていた。 恐ろしいのは、そのことにどこかで“快感”を覚えている自分がいることだった。 “母親のふり”なんて最初は気乗りしなかったのに―― 娘に“ママ”と呼ばれ、自然に返事をしている自分に、紗英(精神は翔也)は気づく。 (これ、戻ったあと……ちゃんと切り替えられるのかな) 不安とともに、女の肉体を本当の持ち主に返さないといけないことに、どこか名残惜しいような気持ちもわずかに混じっていた。 26.借りた身体、借りた生活 リビングにランドセルを置いた莉子は、すぐに自室に入っていった。テレビもつけず、お絵描き帳を開いているようだった。 (……可愛い子だな、ほんとに) 扉の閉まったリビングに、紗英(精神は翔也)は、ひとり取り残された。 鏡のある洗面台の前まで歩き、ゆっくりとスカートのホックを外した。 肩の力を抜きながら、ジャケットも脱ぐ。白いブラウスの襟元を開け、いつもより深く息をつく。 他人の顔を演じて、他人のふりをして、母親になって、女として喋って。 ようやく、ひとりになった。 鏡の中に映るのは、自分のではない女上司の姿―― 少し疲れた顔をして、柔らかい体のラインがシャツの下に浮かんでいる。 静まり返った部屋。 翔也の体の紗英は今ここにいない。 “本来のこの体の持ち主”が不在だと改めて気づいた瞬間、なんとも言えない興奮が襲ってきた。 誰にも見られていない。 誰にも何も言われない。 背筋に走るのは背徳感だった。 紗英(精神は翔也)は、ゆっくりとシャツのボタンを順に外しながら、生唾を飲み込んだ。 鏡の中で、“誰かの人生の皮膚”を着て。 27.身体の記憶と心の揺らぎ 鏡に映る自分の姿を見つめる紗英(精神は翔也)。 そこに映るのは、尊敬し、時に厳しい女上司の高垣係長そのものだった。 ゆったりと流れる髪の毛、細くしなやかな首筋、そして何より女性らしい曲線が身体を包む。 紗英(精神は翔也)は改めて、自分とはまったく違う「女の肉体」を、自分の感覚として捉え始めていた。 服の中の肌の感触、いつもとは異なる柔らかさと温かさ。 普段は見えない体の一つ一つの細部に、戸惑いとともに興味が芽生える。 これまで会議室や仕事場で見てきた高垣係長は、強くて頼れる存在だった。 でも今、彼女の身体を借りていることで、紗英(精神は翔也)はその人間らしい「弱さ」や「繊細さ」も感じ取っている。 (上司としての彼女だけじゃない。彼女の女の人生の一部を、生きている……♡) そう思うと、胸の奥が熱くなり、同時に背筋がぞくりと震えた。 それは単なる好奇心以上の、背徳感と下心の気持ちだった。 やがて、ゆっくりと手を胸に置く。 触れた感触は新鮮で、どこか心地よくもあり、どこか戸惑わせるものだった。 紗英(精神は翔也)は深く息を吐き、鏡の中の“紗英”に向かって小さくつぶやいた。 「もう少しで、元に戻ってしまうんだよな…」 部屋の明かりがほんのりと薄暗くなった頃、紗英(精神は翔也)はそっとスカートを下ろした。鏡の前で、いつもの自分の体ならありえないこの動作に、なんだか恥ずかしいような、落ち着かないような感覚が胸に広がる。 「……高垣係長の下着姿…今は好きにしても、バレないよな…♡…」 ブラとパンティが手に触れるたび、男性の体では感じたことのない繊細な感触に、思わずドキッとする。 「村田くん…♡おばさんの女の体、沢山弄って…♡若い女の子には負けるけど…おばさんの体も魅力的でしょ〜ん♡」 紗英(精神は翔也)は本来の体の持ち主が見ていないことを良いことに、実際の体の持ち主の高垣係長が言わないようなことを口に出して、興奮した。 「紗英…乳首クニクニされるの好きなの…♡娘もいるママだけど…エッチなことが好きな女の子でもあるのよ…♡村田くん…♡紗英の体好きにして〜ん♡」 「じゃ、遠慮なく…♡」 紗英(精神は翔也)は一人でふざけた芝居をした後、慣れない手つきでブラのホックを外すと、改めて感じる乳房の柔らかさに、思わず背筋がゾクッとした。 「んっ♡これ…やばっ♡」 大きく揺れる胸の気持ちよさに自分でびっくりして、思わず媚声をあげる♡ 「改めて思うけど…乳首でこれだけ気持ちよかったら…♡昨日の夜は横で高垣係長が寝てたから、じっくりおまんこ触らなかったもんな…♡」 昨日の夜は罪悪感が勝ち、追求できなかった女の体を今は自分の自由にできる…♡ 「お互い様だよな…♡どうせ、高垣係長も今頃シコってるよな…♡」 紗英(精神は翔也)は紗英のパンティも脱ぎ捨てて、自分の女の肉体をじっと見下ろす。 「やばっ…♡全然手入れしてないから、まん毛生い茂ってる…♡」 驚きと戸惑いと興奮で、つい声が出てしまった。 「娘さんもいて、仕事も忙しかったら、疎かになるよな…♡でも、これはこれで…♡」 そう呟きながら、にやにやと笑いを浮かべる紗英(精神は翔也)。 鏡の前で自分の秘部を広げて、まるで痴女になったような気分だった。 「勝手にパイパンにしたら、高垣係長、なんて言うかな…♡」 ひとしきり女の肉体を調べて弄っていると、時間がかなりたっていることに気がついた…。もうすぐで、入れ替わりが解除される時間であった。 新幹線で、入れ替わり薬について詳しく聞いていた紗英(精神は翔也)は思い出した…。入れ替わりが解けるのは時間ぴったりで、急に視界が反転して、意識も元の体に戻る。だから、高垣係長の体を弄くり回している時に元の体に戻ると、元の体の高垣係長にばれてしまう。 「さて、名残惜しいけど、そろそろ部屋着でも着るか……パンティとブラもちゃんと着ないと、高垣係長に怒られるよな……」 紗英(精神は翔也)は名残惜しいと思いながらも鏡の前を離れた。 服を着替えようとしたが、洋服ダンスの場所がわからないことに気がつき、紗英(精神は翔也)は紗英のスマートフォンを手に取り、メッセージを開いた。 《紗英》 「高垣係長、すいません…部屋着と下着って、どこにありますか?」 すぐに返信が届く。 《翔也》 「玄関に入ってすぐ左の部屋の白いクローゼットの左側よ。いろいろあるから、好きなの選んで着て良いわよ。」 そう言われ、少しドキドキと興奮しながら紗英の部屋のクローゼットへ向かう。 クローゼットの扉を開けると、整然と並んだブラやパンティ、カラフルな下着がずらり。 思わず生唾を飲む。 「エッロ♡……これが高垣係長のパンティとブラ♡…」 手に取ったのは真っ赤なレースのブラ。細かい刺繍が施されていて、肌触りも柔らかい。 「……こんなの、いつ着るんだよ…♡でも、エッチだからこれにするか…♡」 ドキドキしながらも、その感触を楽しみつつ、パンティはどれを選ぼうかと迷う紗英(精神は翔也)だった。 紗英(精神は翔也)は、クローゼットの中のパンティをひとつずつ吟味して興奮気味に眺めながら、ふと手に取ったのは、少し大胆なピンク色のTバックのパンティだった。繊細な透け感と鮮やかなピンク色が目を引く。 「高垣係長…普段からこんなの履いてるのか……?♡」 小さな声でそう呟きながら、その手触りにドキドキが止まらない。 そのピンク色のパンティを直して、赤色のブラと同じセットのパンティを探そうとしたが、紗英(精神は翔也)はある考えを思いついた…♡。 あえて、ブラもパンティをバラバラのデザインのものをつけるのもズボラな感じで興奮する…♡。 赤色のブラと、ピンク色のTバックパンティの組み合わせ。まるでコーディネートを無視したこの選択に、妙な興奮を覚えてしまう♡ 「元の体に戻った瞬間、上下不揃いの下着姿だったら、高垣係長…どんな反応するかな…♡」 つい小さな声でにやけながら呟き、顔がほんのりと赤くなる。 紗英(精神は翔也)はそのまま、選んだ赤色のブラとピンク色のTバックパンティを手に抱えながら、そっと鏡の前に立つ。 「村田くん…紗英のパンティとブラ、特別に履いても良いよ?♡」 紗英(精神は翔也)は本人の声で、呟いた…♡。 普段なら絶対言わない高垣係長のセリフに変態的な想像が膨らみ、内心の興奮と優越感が隠せなかった。 「……はぁ、はぁ…昨日は渡されたパンティとブラを着るだけだったもんな…♡今日は自分で好きなのを選んで着てる…♡」 ニヤニヤとした笑顔で、紗英(精神は翔也)はゆっくりとパンティとブラを手に取り、次の一歩を踏み出した。 紗英(精神は翔也)は、自分で選んだ赤いレースのブラとピンク色のTバックのパンティを身につけた♡鏡の前に立つと、その異なる色合いの組み合わせに、思わずうっとりと見とれてしまう。 「高垣係長…♡なんか、変態みたいだな…♡」 優雅に背筋を伸ばし、鏡の中の紗英の肉体に心を奪われていると、突然、視界がぼやけて白く染まり……気がつくと、自分の部屋のベッドの上にいた。 「あれ……?」 自分の体を見ると、長年使っていた男の自分の姿があり、翔也は元の肉体に戻っていた。 翔也のスマートフォンが震え、画面を確認すると、紗英からメッセージが届いていた。 《紗英》 「ねえ、村田くん!?なんで上下違う下着着てるの!? ちょっと恥ずかしいんだけど……!?」 翔也は慌てて返信を打つ。 《翔也》 「いや、それは…ちょっとした冒険というか…すみません…♡」 《紗英》 「最低…本当に信じられない…」 その後、メッセージで平謝りした翔也は、元の日常に戻った。 しかし、数分後…紗英から翔也宛に怒りの追加メッセージが届いた…。 《紗英》 「ねえ…村田くん…、あなた私の体で変なことしてたでしょ…!?」 《翔也》 「いや、してないですよ…」 翔也はなぜかばれていることに内心ドキドキしていた…なんでばれているのか、その後の紗英のメッセージで理解した。 《紗英》 「莉子から聞いたのよっ!!ママ自分のおっぱい揉み揉みしたり、お股触って気持ち良いって叫んでたって言ってるんだけど!?あなた…娘の前で何してるのよ!?」 その、メッセージを見て翔也は理解した…高垣係長の体でエッチなことをしてる時、莉子ちゃんはお絵描きしてると思っていたが、母親の姿の翔也の痴態を覗いていたようだった…。 《翔也》 「すいません!!それには深いわけが!!」 《紗英》 「深いわけって何よ!!とりあえず、明日出社したら、話がありますからね…」 この次の日、出社した翔也は紗英にこっぴどく叱られたが、この一件、以降二人はお互いの異性の体を交換し合う仲になった。 -終わり-


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