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夏目恋歌 -アシスト書店- @入れ替わり・女体化・TSF
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小説 【入れ替わり・日常2】⑤

-目次- ・13.寄り道 ・14.洋服屋 ・15.ランジェリーショップ 13.寄り道  病院を出て歩き出すと、アスファルトの照り返しが二人を包んだ。  義文(精神は唯)は、腕を組みながら不機嫌に唇を噛む。  ――恥ずかしかった……あんなことされて……。私の体で……内心なんて……。  まだ産婦人科での出来事を引きずっていて、胸の奥に不満が重たく沈んでいた。  そんな思いをよそに、唯(精神は義文)は足取り軽く口を開く。  「なあ、このまま帰るのもつまんないし、ショッピングセンター寄っていく?♡」  その声はどこか弾んでいて、さっき病院で女として扱われた余韻をまだ楽しんでいるようだった。  義文(精神は唯)は立ち止まり、眉をひそめた。  「……なんでよ。私はもう、早く帰りたいんだけど…」  低い声で吐き出した言葉には、男の体で人混みを歩くことへの強い抵抗感がにじむ。  だが、唯(精神は義文)は悪びれる様子もなく、唇の端を吊り上げて囁く。  「うふっ♡……じゃあアタシ、ノーパンのまま歩いてるけど、それでもいいの?♡」  からかうように目を細め、楽しげに言うその態度に、義文(精神は唯)は顔を真っ赤にした。  「……っ!?ほんとに最低……」  怒鳴りたい気持ちを抑え込み、代わりに深いため息をつく。  ――どうせ言いくるめられる……。私の体でそんなこと言われたら……逆らえないじゃない……。  渋々うなずいた義文(精神は唯)の姿に満足したのか、唯(精神は義文)はご機嫌な笑みを浮かべる。  「決まりね♡じゃ、アタシのパンティ買って帰りましょ♡」  そうして二人は、ぎこちない足取りと弾む足取り、それぞれ正反対の思いを抱えながらショッピングセンターへ向かっていった。 14.洋服屋  ショッピングセンターに入ると、冷房の風が二人の火照った体を撫でた。  唯(精神は義文)は、エスカレーターを見つけるなり、子供のように嬉々として指差す。  「なあ♡あっちにランジェリーショップあるみたいよ♡行ってみましょ♡」  その声には期待が滲み、すでに頭の中では鮮やかなレースやセクシーなデザインを纏った自分の姿を思い浮かべているようだった。  しかし、義文(精神は唯)は慌てて彼の腕を引っ張った。  「だ、だめ!絶対私の体で変な下着着ないで……別に普通の服屋でいいでしょ!!」  低い男の声で必死に制止するその姿に、周囲の客が一瞬振り返る。義文(精神は唯)余計に赤面した。  唯(精神は義文)は鼻で笑いながらも肩をすくめる。  「エッチなの選ばせてくれよ」  それでも無理に引っ張られる形で、二人は隣接するカジュアル系の洋服やに足を踏み入れた。  並んだマネキンには、落ち着いた色合いの服や実用的な下着が並ぶ。  唯(精神は義文)は明らかに不満そうに口を尖らせたが、義文(精神は唯)が即座に口を開いた。  「……これにして。グレーのスポブラとショーツのセット」  迷いなく指差したのは、シンプルで飾り気のない一着。華やかさはなく、機能性だけを重視したような品だった。  「これ…?こんなの色気ないじゃん…もっとエッチなの履きたいんだけど…」  唯(精神は義文)は唇を尖らせて文句を言う。しかし、義文(精神は唯)が真剣な表情で睨みつけると、観念したように肩を落とした。  「……わかったよ、これにしたらいいんだろ…」  そう言いながらレジに向かうその背中は、どこか不満げで、まだセクシーなランジェリーへの未練を残していた。  レジ袋を手にして店を出ると、唯(精神は義文)は渋々笑いを浮かべた。  ――ま、でもこれで女の下着を買う体験はできたしな……。  一方で義文(精神は唯)は、男の姿のまま下着を選ばされた自分に屈辱感を感じていた。  ――どうして私が……。本当に屈辱なんだけど……。 15.ランジェリーショップ  ショッピングセンターの通路を歩く二人とベビーカーに乗る千夏。  義文(精神は義文)は、レジ袋を抱えながらため息をつき、渋い顔で言った。  「……早く履いてきてよ、この下着。女子トイレにいってきていいから…」  その言葉に、唯(精神は義文)は目を輝かせた。  「え、女子トイレ……?♡ほんとに入っていいの?♡」  声まで弾んでおり、下着を履けることだけでなく、女子トイレに合法的に入れることに胸が高鳴る様子だった。  だが、その時、千夏が泣き出した。  「ん……あぁ、オムツが……!」  ベビーカーの中で小さな体をくねらせる娘を見て、義文(精神は唯)はすぐに決断した。  「ちょっと、千夏のオムツ変えてくるわね…」  ベビーカーを押し、おむつ交換コーナーへ向かう姿は、母親としての責任感がにじみ出る。  残された唯(精神は義文)は、ふと頭の中であるエッチな考えがよぎる。  ――妻は娘の娘のオムツ交換に行った。今は自分一人になって、せっかく女の体でショッピングセンターにいるんだし……ちょっとだけランジェリーショップを見てみよう……♡  視線をランジェリーショップの入り口に向け、胸の奥が高鳴るのを感じる。  義文(精神は唯)が千夏の世話に回っている間に、唯(精神は義文)はそっとショップの自動ドアから入店した。  周囲の客や店員の視線を避けながら、棚に並ぶ華やかなブラやショーツに指を滑らせる。  ――うおっ……♡これが……ランジェリーショップ♡女の体だからこそ試せるんだよな……♡  自然と唇が緩み、目は輝きを増す。心の奥では、今の状況が罪悪感と興奮を入り混じらせる。  ――このまま、唯に見られず……少しだけ、楽しんでみようか……♡    店内には柔らかな照明が漂い、棚やマネキンには色とりどりのブラジャーやパンティが並んでいる。女の体でしか味わえない世界。  唯(精神は義文)の唇は自然と緩み、目は輝き始めていた。  ――これが……女だけの特権か……♡  心は優越感でいっぱいになり、彼はゆっくりとランジェリーに手を伸ばした。 -続く-


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