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夏目恋歌 -アシスト書店- @入れ替わり・女体化・TSF
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小説 【入れ替わり・上司2】⑫

-目次- ・34.ざわめき ・35.秘密 ・36.女児用下着 34.ざわめき  翌朝。  二人はまだ薄暗い空の下、いつもより早く目を覚ました。昨夜の余韻がまだ体に残っているようで、互いに視線を交わすのも少し気恥ずかしい。  布団から起き上がった翔也(精神は紗英)が、伸びをしながら口を開く。 「ねえ、村田くん……下着とかインナー、あるかしら。昨日、汗だくになっちゃったから、新しいの着たいわ」  女口調でさらりと言われ、紗英(精神は翔也)は一瞬ドキリとする。けれどすぐに立ち上がり、クローゼットへ向かった。  扉を開けると、 整頓された男性用のインナーや靴下が並んでいる。その奥から、ネイビーのスーツを取り出して手に持つ。 「これを……着てください」  差し出されたのは、清潔な白のワイシャツ、下着一式、黒い靴下、そして翔也が普段会社に着ていくネイビーのスーツ。  翔也(精神は紗英)はそれを受け取り、しげしげと眺めた。 「ふふっ……男性用の衣服を着るのって、変な気分ね」  笑みを浮かべ、スーツを胸に抱えながら立ち上がると、着替えのために脱衣所へ向かっていった。  その背中を見送りながら、紗英(精神は翔也)は、胸の奥に再びざわめく感情を覚える。 ——今日は、俺が高垣紗英として、高垣係長が村田翔也として会社に出社するんだよな。  そう思うと、不思議な興奮と同時に、責任のようなものが胸に広がっていった。 35.秘密  脱衣所からシャツの袖を通す音が聞こえてくる。  リビングに残った紗英(精神は翔也)は、胸がドキドキと早鐘を打つのを感じながら、思い切って声をかけた。 「……あの……高垣係長が昨日着ていたパンツスーツと、ワイシャツ……着てもいいですか?」  返ってきたのは、艶やかな笑い声。 「ふふ……いいけど。変なことしないでよ?」  やがて翔也(精神は紗英)が脱衣所から姿を現し、昨日畳んで置いていた紗英のスーツを取り出して手渡した。その表情にはからかいの色が浮かんでいる。  しかし、スーツを差し出したその瞬間、二人は気づいた。  ——下着がない。  昨日の仕事中に履いていたものは日中の汗で少し汚れていて、とても今日また着られる状態ではない。さらに、昨日コンビニで買った質素なピンクの下着も、夜の行為の余韻を色濃く残したままになっていた。  気まずい沈黙が落ちる中、紗英(精神は翔也)は、ほんのり頬を赤らめ、少し興奮した声音で口を開いた。 「……あの、実は……僕、自分で持ってる女性用の下着があって……それを着ても、いいですか?」  翔也(精神は紗英)は、思わず目を細めて怪訝な顔をする。 「……え?なんで村田くんが女性用の下着なんて持ってるのよ…?」  不審と好奇心が入り混じった視線。  紗英(精神は翔也)は居心地悪そうに笑みを浮かべながら、視線を逸らした。 「えっと……その……ちょっと、趣味というか……前から女性の下着に興味があって♡……」  その告白は羞恥と興奮を入り交じらせ、部屋の空気をさらに濃密に変えていった。 36.女児用下着  紗英(精神は翔也)は、女性用の紗英のスーツを胸に抱きながら、ニヤリと口角を上げた。 「……実は、前に高垣係長と体を入れ替えたときからなんです♡あの時、女性用の下着を着ることに……興奮してしまって♡それで、また入れ替わる機会があったら着てみたいと思って、こっそり買ってたんですよ♡でも、たまに男の体でも履いてましたけど…♡」  その告白に翔也(精神は紗英)は思わず息を呑んだ。 「……村田くん……私の体で、変な趣味に目覚めないでよ…変態みたい…というか、村田くんに私の体使われてるの、怖くなってきたんだけど…」  頬を引きつらせ、嫌悪と羞恥がないまぜになった視線を向ける。だが同時に、今日仕事に行く以上は下着を着ないわけにはいかない。抵抗感は強かったが、履かないよりはマシだと判断し、長い沈黙の後に渋々頷いた。 「……はぁ……わかったわ。……でも、今回だけだからね…というか、当分村田くんに体を貸すの嫌かも…」  紗英(精神は翔也)は「ありがとうございます♡」と答えつつ、目元にいやらしい笑みを浮かべ、クローゼットの奥から小さなピンク色の箱を取り出した。中には、カラフルな女性用下着類が丁寧に畳まれて収められていた。しかし、問題があった――それは、明らかに大人用ではなく、女児向けのサイズとデザインだった。  レースの装飾は無く、幼さを感じさせる愛らしい柄キャラクター物のデザインや、シンプルでカラフルな下着などだった。  紗英(精神は翔也)は、その布切れを恍惚とした表情で指先に絡ませる。 「うふっ♡……どうですか、高垣係長の体に似合いそうでしょう?♡莉子ちゃん(紗英の娘)が履いてそうなものばかりですけど…♡」  翔也(精神は紗英)は羞恥心で赤面しながら顔をそむけた。 「……な、なんで女児用ばかりなのよ……!?私の体にそんなの着せるなんて……信じられない…!…」  羞恥と屈辱で声が震える。  だが、履かないよりはマシ――そう自分に言い聞かせるように、かろうじて承諾の言葉を吐き出した。 -続く-


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