※登場人物に血縁関係はありません
「みんな眠っちゃったわね」
間接照明の穏やかな光の中で、 が僕に向かって微笑む。
カラン、と の手の中でグラスの氷が音を立てた。
一日の仕事を全て終えた の恒例のリラックスタイムだ。
家族の中で起きているのはもう と僕だけ。
が僕に向かって悪戯っぽく言う。
「こんな夜遅くまで夜更かしして…悪い子ね」
の言葉に僕は恥ずかしくなってうつむいた。
見たいテレビがあったわけでもない。読書やインターネットに没頭していたわけでもない。
僕は特に何をするでもなく、ただ が家事を終えるのを待っていた。
「そんなに と……また、したいの?」
の問いかけを、僕は否定しなかった。
「……こっちにおいで、○○ちゃん」
「ん…♡」
が僕に唇を合わせてきた。
のぷるんとした唇の感触が僕の背をぶるると震わせる。
唇を触れ合わせるようなキスは、やがて舌をねっとりと絡ませたディープなものに変わる。
が飲んでいたお酒の味がする気がした。
僕はその味を求めるように、 の口の中に隙間なく舌を這わせる。
の舌もまた、僕の口の中を味わうように丹念に動き、僕と の舌はぬるぬると絡み合った。
「ぷはっ♡」
口を話し、息を吸う。
まるでプールの息継ぎだ。
僕も も、キスに夢中で息をするのも忘れていたらしい。
の舌から僕の舌へ、だらりと唾液の糸がひいた。
「どうする? ○○ちゃん」
がいじわるにも僕に問う。
「続き、したい? 今日も の中に入れたい?」
僕が否定するわけがない。
でも は言葉が欲しいのだ。
入れたい、と僕に懇願されたいのだ。
そうすることで、 はいっぱいいっぱい興奮するのだ。
―――そして、それは僕も。
入れたい、と言葉にして、そして が受け入れるように微笑んだ時。
僕の興奮も、最高潮に達するのだ。
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