コタツに胸まですっぽり入っていた時、絶妙に力が入らず起き上がる(抜け出す)のに苦労した記憶があって、それをもとに考えましたね。 コタツの布地辺りをどう表現しようか考えてみましたがこれで良いのかどうか…分からない! 当初はお腹が大き過ぎてコタツを持ち上げちゃうぐらいの構図みたいなものを考えていたのですが、思いっきりな構図に足踏みをしてしまっていますね…いつか思いっきりな物を描きたいなぁ…と感じていますw ーーーーーーーーー 朝。思わぬ寒さで起きた時はもう昼近くだった。 くしゃくしゃに丸まった肌掛けを退けて立ち上がるとそのまま遅めの朝食を摂りに行く。 …改めて見ると凄い量だ、以前の私だったら起き抜けでこんな量は食べられなかったと思う。 でも、今はこのぐらい食べないと落ち着かない。食べた感覚を感じられないのも事実で… 若干昨日より重たく感じる身体を動かして朝食をコタツに運び電源を付ける。 「さっすが私、見越してるねぇ…」 片付けるのが面倒くさく部屋にはコタツや扇風機など季節感もない構成が出来上がっているが、こういう時に役に立つ。 じんわり脚が暖かい空気に包まれるのを感じつつ早速用意した朝食に齧り付く。 …毎朝このぐらいの量を食べているせいかさほど時間も掛からず全ての食べ物をお腹におさめる。見ると時計はまだ昼12時を指していない。心地よい満腹感からかコタツの魔力か、それまで寝ようと横になる。 ……目覚めると12時過ぎ、お昼も過ぎていた。結構寒かったせいか身体を首元まですっぽりとコタツに入れている。 「お昼ご飯…起きないと」 仰向けに寝たせいで背中をくねらせながら何とかにじり出ようとする。が、それもお腹が天板のヘリ辺りに差し掛かった時に止まる。力が入らない。 「あ…あれ?」 こんもりと山なりに膨れているお腹にコタツの重さが乗り、丁度いい力関係になった、かどうはわからないが何故か力が入らず這い出す事が出来ない。 「え…ちょ、待ってよ…」 何故か焦り出す心を隠す様に少し笑いながら力を込めようとする。すると玄関から鍵が開く音がした。 「ただいまー…ってお姉ちゃん何やってんの?」 どうやら今日休みだった様子の妹と目が合う。 「あー…えへへ、抜けなくなっちゃってさぁ…ちょっとコタツ持ち上げてくれない?」 「抜けないって…はぁ、お姉ちゃん流石に太り過ぎだってば。昼にこんな量食べて…」 妹のそんな言葉にまた焦り出す心を落ち着かせて再度お願いする。すると、 「しょうがないなぁ…」 と言った風に手に持った鞄や買い物袋を脇に置くとすんなりコタツを持ち上げてくれる。 「ありがとう…」 そう礼を言って、 「あ、えっとぉ…お昼食べる?私作ろうか?」 何故か朝より重く感じる身体をなんとか立ち上がらせて言う。抜け出せなかった時に焦っていた心も今は落ち着き、食欲が身体に舌に回り出す。 「いや、いい。お昼外で食べてきちゃったから。」 この言葉に少し残念な気持ちを抱いたのは妹に何かお礼のお返しをしたかったからなのか、自身の食べる口実を逃したからなのか分からない。 「そう、分かった…!」 そう言うとなんとか起こした身体で台所に向かう。しばらくの間ウロウロと物色すると、食パンと買い置きしてあってお菓子を適当に2・3個取り、脇に抱える様にして部屋に戻った。